先日の日記で「人生で一番高い買い物をした」と書いたのですが…言っちゃいます、白状します、車です(笑)。厳密にはまだお支払いしていないのでお金は動いていないのですが(^^;)…購入の契約をしてしまいました。

購入する車は「MINI」。幼い頃に両親が乗っていたローバーMINI。MINIは今やローバーからBMWとなりましたが、それでも小さい頃に両親に乗っけてもらって、色んなところへ連れて行ってもらった思い出あるMINI。社会人になって乗るならMINI、買うならMINI、自分の中で小さい頃からそんな思いがどこかしらありました。

mini

きっと自分の人生の中で、車を買うというのはそうそうない出来事のひとつ。ここは当時の思いを残しておきたい、ということで、少し長文になるかもしれませんが、購入に至ったいきさつについて書いておきたいと思います。題して、MINI購入記!…大したことないけど(笑)。

社会人も2年目になり、自分の仕事のキツさや給料がどのくらいだとか分かってきた今日この頃、なぜか「車がほしい」熱が俄に高まっていました。買い物に行く足だとか、荷物を積んで帰りたいからだとか、そんなんではなくて~。「ドライブする楽しさ」って言うの?(笑)、どこかへ向かうために運転するというより、何かこう、運転がしたい!というか。

僕が小さかった頃、両親が乗っていたのはローバーMINI。小さくてカワイくて、日本車に比べたらメンテナンスだってバカにならないんだろうけど、それが故に「車を育てている」気分にさせてくれる。父はいつもそう話していました。お金がかかる「手のかかる子」なだけに、可愛くてしようがない。両親には小さなローバーMINIで色んなところに遊びに連れて行ってもらいました。幼い頃の楽しい思い出にはどれもMINIが欠かせなかったのです。それからというもの物心ついたときには、買うならMINI、乗るならMINI、そんな目標が自分の中で芽生えていました。

駐車場に停めた愛車を見つけ、それに近寄っていくときのワクワク感。足としての車ではなくて、ドライブの相棒みたいな車。香川県は道路の舗装率が99.9%、走っていたら気持ちええじゃろうなあ。それには間違いなくMINI!だと思っていたのです。

そんなこともあってここ最近、町中でMINIを見かけると自然と見入ってしまう…両親にも「車ほしーわー、MINIほしーわー」とぶつぶつ独り言をいう始末。

ということで、去る5月11日「見に行くだけ」とMINIディーラーへ向かうのでした。(この時点では買おうとなど、毛頭考えていない。あくまで見るだけ)自分だけで行くと乗せられて買わされそう(?)と不安になったので、車に詳しい人と行こう!と思い立ち、車に詳しい父、そして母と一緒に行きました。

* * *

両親と共に岡山市北区平野にあるMINI岡山。閉店間際の午後5時頃だったか、自家用車のアイシスを駐車場に停めると、別々の入口から従業員2人が飛び出てきてお出迎え。

ちょちょちょ、いきなり2人出てくるんなー!まさかの従業員に囲まれながら入店(笑)。買うつもりはないんじゃけどなぁ~、てょほほ…と思いつつ入店すると、まず始めに来店アンケート?らしきものの記入を求められました。「来店目的:見に来ただけ」みたいなテンションの低いアピール。だ、だ、だってねぇ、車なんて高い買い物したこともないし。冷やかしっちゃあ、なんだけど、ほんと、今日は買わないのよ、見に来ただけなのよ、そんなテンションで見学を始めるワタシ(^^;)。

そうこうしていると男性営業マンのAさんがやって来て「MINIのことなら何でも私に聞いて下さい!」という気合いの入りよう。閉店間際だし、店には僕たちしかいないので営業トークにも気合いが入ります。頭髪はロマンスグレーという感じだけど、スーツがピシッと決まっているから若く見える。年表を使いながらMINIが誕生した歴史を織り交ぜながらスタイルの変化を巧みに説明してくれました。しかし、その説明がまたほんまに上手で、聞いていたらいつのまにかその説明に夢中になってしまいました。

4月に出たばっかりのNEW MINI(第3世代)についても丁寧に説明してくれました。MINIの特徴だったセンターメーターが無くなっていますよーと。「性能も良い、ちゃーんと走ってくれる、つまり中身はほとんどBMWなんです。中身がBMWで、外見はMINIって言えばいいのかなあ~。ある意味では既にMINIではありません」なるほど。日本車に比べてよく故障するわの第2世代までのMINIとはもう違っとんか。昔ながらのMINIファンは「MINIは変わってしまった」と感じるんかもしれん。でも大衆受けする車にはなっとる、確実に。

センターメーターじゃカーナビ付けられないじゃないですか。
→MINIにカーナビなんていらないんです。

こんな小さかったらMINIに荷物は載せきれませんね?
→MINIで荷物を運ぼうなんて考えないことです。

MINIって3 doorなんですね?
→それがMINIらしい可愛さじゃないですか!

そ、そ、そうよねー!もともとMINIが好きなもんだから、思わず膝ポンッ!でウンウンと相づちを打ってしまいます。これが営業トークかぁ、もう引き込まれてしもうとるわー、でもこういう話に引き込まれるならええわー!とか感じ入りつつ、夢中になってしまいました。

要するに、それをMINIに求めちゃダメでしょってことが今はどんどん改善されてきているんですね。MINIっぽくなくなってきているけど、多くの人に選ばれる車にはなってきている。巧みな話術でそんなことを説明してくれるAさん、MINIに対する愛情がにじみ出ていた。「やっぱMINIを売る人はこんな人でなくっちゃなあ~」。

「なんなら、ぜひ試乗してみますか?」

ふと、Aさんに問われ、迷う間もなく「はい」と即答。ここまで説明を聞いたら、とにかく乗ってみたくって(笑)。幼い頃に両親の運転するローバーMINIに乗っていたあの頃以来のMINI。興奮する。それも自分が運転するなんて!運転しないわけにはいかないじゃあーりませんか!

試乗は第3世代、出たばかりのMINI Cooper。両親が後部座席に座り、僕は助手席に。まずはAさんが運転し、加速やブレーキ、それにカーブの具合を体を以て感じさせてくれました。直列3気筒DOHCターボが付いているので、アクセルを踏み込むとすごい勢いで加速。交差点を急カーブで回りますが、ゴーカートのように安定しています。しばらく走行すると路肩に駐車し、運転手交代。僕も運転させてもらいました。ハンドルを握ったときの感じ、ああ、今自分は憧れのMINIを運転しているんだー、心はもうルンルン気分。しばし運転してみての感覚も好印象。

ディーラーに戻ってくると、(あー言われるんだろうな、と思っていた笑)お決まりの「見積もりだけでも出してみましょうか」が来きました。あ~、そうよね~、う~ん、でも試乗までさせてもらったし…無下に断るのも何だしー、ということで、お見積もりをとりあえずお願いしました。

とはいえ、このとき、自分の中ですでに「購入検討モード」になっていて、いや、さすがに今日は買えないけど、いくらするのかは気になるじゃーん?なんて調子なのこともあった。一緒にディーラーに来た両親もそれには気付いていたよう。

幼い頃から自分の中に芽生えていた「MINIに乗りたい!MINIを運転したい!」という願望。自分にとって魅こんな車は唯一無二。きっと今買わなくても、いつか自分はきっと買うんだろうなあ…そう感じていました。会社の共済会でお金を借りて、いくらずつ返していけば、やっていけないことはないし…そんなことを考えていると「アリ…かも?」なんて思い始めました。

Aさんが見積もりを持ってきてくれると、およそ350万。うー、やっぱり高いわ(汗)。

でもそこから、自分はやっぱATじゃなくてMTかなーとか、MINIのボディはやっぱりレッドかなーとか、いろいろ考えているとAさんもそれに応じて見積もり書をいじってくれ、こっちも「勉強してよ~」なんて駆け引きしてオプションを無料で付けてもらったり、値下げしてもらったりで、最終的には310万になりました。

MINIならこんなもんかなー?もう、その時点で「買います」と言いかけている自分がいました。

高い買い物ってこんなんでええんか?今日初めてディーラーに来て、買うつもりなんて全然なかったじゃない!ほかに気になる車はないん?車ってもっと悩んで買うものじゃないん?いろんな車見比べてさ、1か月も2か月も悩んで契約するもんじゃないんか?

そんなとき、隣から母親が一言。「買いたいんでしょ?欲しいってずっと言ってたじゃない。背中押してくれる人が必要なんでしょ。買えばいいじゃない」。

もともとMINIはずっと気になる車だった。車好きの友人も言ってた、買う後悔と買わない後悔だと、買わない後悔は一生残るよって。ああ、欲しいなーって一生思い続けるのか。いや、僕のことだからMINIはいつかきっと買う。それが早いか遅いかの違いであって、若い今のうちなら好きにお金が使える絶好の時期じゃないか。ここで別の車を買ったとしても、僕は心のどこかでMINIに乗りたいってずっと思い続けるはず。そもそもMINIがずっとほしいって思っていた自分に迷う対象車もない。

「こ、こ、これでお願いします!」

ということで、あっさり契約してしまいました(笑)。MINI Cooper MT、ブレイジングレッド、オプション諸々。

そうと決まれば発注に向けて段取りがすぐに始まりました。

MINIカタログ

5月11日の今日契約すれば、6月の英国での生産ラインにギリギリ乗れるらしい。納車はお盆までに何とか間に合います、とのこと。その代わり、初期オプションで何か変更があれば「明日の朝一までに連絡がほしい」ということだった。「だから、今日帰ったら、このカタログを隅から隅まで見て下さい!」とAさんに強く言われました。

MINIグッズ

そしてMINIのイラストの入った可愛いハンドソープや、MINIの歴史について詳しく書いてある『ミニの至福』なる書籍までいただいた。

「ディーラーとのお付き合いは購入後から始まりますからね!」

そんなことを言われつつ、来店直前まで購入なんて思いもしなかったMINIディーラーを後にした。納車は7月最終週から8月の第1週頃…た・の・し・み。

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