10月2日 ちぃばすで六本木ヒルズへ

昨日10月1日から港区内で「ちぃばす」の運行が開始されました。都バスと同じように常に一定料金。それがまた100円という安さ。さっそく僕も乗ることに。


赤坂TBSのふもとで「赤坂秋祭り」が開催されているらしいので、そちらへ行くことに。赤坂方面に行くには心臓血管研究所前というバス停から乗る。こうやってバスを待っていると夏休みに岡山で汗をぬぐいながら下電バスを待っていたことを思い出す。


別にそこまで馬鹿デカいバスというわけではなく、小さくて可愛らしいバス。だからこそ名称が「ちぃばす」。車内では新車のにおい(お分かりになるでしょうか)がプンプンしている。そしてちぃばすの最大の見所は4カ国語で案内をすること!(日本語・英語・中国語・韓国語)

ただし、いくつが疑問点が存在します。

38番が赤坂小前になっていますが、英語表記では「Akasaka junior high school」となっています。「Akasaka junior high school」では中学校になってしまうのではないでしょうか…。確かに赤小前を赤中前と呼んでもおかしくない位置にはありますが…。そして気になる中国語放送ですが、間違いがいくつかあります。「38番、赤坂小前」の時に中国語放送では「第三十八站赤坂小学校前」と呼んでいました。日本語にすると「第38駅 赤坂小学校前」という意味になります。で・す・が、「第49番」と言うべき時に「第四十八站」と言っていたような気がします。そして「南青山一丁目」の時、中国語放送では「南青山一丁目(ナンチンシャンイーティンムー)」と言わなくてはなりませんが、「山王医院前(シャンワンイーユエンチエン)」と言っていたような気がします。はたしてこれは許されるのでしょうか。訂正すべきではありませんか。


「赤坂郵便局前」の際に中国語放送では「第46站 赤坂邮局前(ディースーシィーリウチャン チィーパンヨウチューチエン)」と言っていました。韓国語放送は分かりませんでしたが。簡体字を採用しているのは正解ですね。現在の中国で簡体字と繁体字、どちらの理解者の方が多いかと言いますと、簡体字が圧倒的に多いわけです。大陸の人も繁体字が分かるから…というのは数十年前のお話です。で・す・が、大陸の方と台湾などの方と、外国旅行の多い方はどちらか、と言われると口を瞑りますが…。

途中で「六本木けやき坂」という停留所がありました。今までは日本語の漢字をそのまま中国語読みすれば良かったのですが、“けやき”となるとひらがなですから、中国語読みはできません。こういう場合、中国語では適当な漢字を当てはめてしまうものだ、と勉強しました。すると中国語表記では案の定「六本木木榉坂」と表記されました。発音すると「リウペンムームージューパン」になります。そうなんだろうと音声を聞いていると「リウペンムーけやきパン」と発音されました。音声では日本語発音のようです。


終点六本木ヒルズの中国語表記はどうなのだろう…と思われることでしょう。僕も期待していました。「六本木大楼」だろうか、それとも「六本木塔」だったりして。ワクワクしながら表記を見ていると「六本木Hills」でした。(音声では『リウペンムーヒルズ』でした。)ちょっと期待はずれにガックリでしたが、ちぃばす!おもしろい!そして便利!また機会があれば利用したいなと思った。でも、なにも僕の東京生活最後の年にできなくてもいいのにね。(もっと早くできてくれていたら…ってことです。)

それでこの日は中国語検定の予想問題集を購入して帰りました。
11月に4級を受けます。応援よろしく!


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