11月1日 イラクでの出来事

先日イラクで日本人の香田証生さんが殺害されました。こちら側(日本)の必死な説得もあちら側(拉致グループ)には届かなかったようでした。


政府が「イラクは危険な地である、行ってはダメだ」と警告しているにも関わらず、イラクに行った香田さんの態度には呆れます。政府側としても、行くなと言っているのに行き、捕まって、助けてくださいなんて言われても良い迷惑ではありませんか。今回の事件については全く同情ができませんでした。一部の報道では観光気分でイラク入りしたということも聞きました。観光気分でなくても、日本人が狙われる、殺されるかもしれないと分かっていて、捕まったわけですから、本人に過ちがあったとしか言いようがないのではありませんか。

僕は小泉総理が自衛隊をイラクに派遣していることを悪く思いません。戦争をしているのではないのです。イラク復興の為に頑張っているのです。で・す・が、小泉総理もよく考えることが必要です。拉致された人たちの自己責任を問うことも必要ではありますが、日本人が何故狙われるのかよく考えて欲しい。本当にイラクできちんと出来ているのでしょうか。イラクは本当に良くなっていっているのでしょうか。

とにかくイラクに行かないことですね。前回拉致された3人の人たちが「自分たちは再びイラク入りする覚悟がある」と言っていることに対しては怒りを通り越して、呆れとなっています。あなたたちが拉致されたせいで、どれだけの人に迷惑をかけているのか分かっていない。今度捕まったらもう助けないぞ。

政府はイラクに行くなと言っています。イラクは危険だと言っています。それなのに日本人が拉致されて「自衛隊なんて派遣するからだ」というのはおかしいですよね。

香田さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。


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