12月6日 一生の友達と中華街

僕の友達の中国人の子が用事で中国に帰ることになった。今週末くらいにも帰るそうで、卒業までいられない。すごく突然で、僕も1週間前くらいに知った。僕が中国語学習を始めたのも彼女がきっかけだった。彼女からもらったものは、山よりも高く、海よりも深い。彼女のおかげで僕は中国語に目覚め、さらには将来の夢も中国語の通訳さんになりたいと思うようになった。彼女は中学校時代の友達ではない。一生の友達だと思う。彼女が最後に横浜の中華街に行きたいと言った。僕は友人のEさんと一緒に中国人の子、シャオシャさんを中華街に案内することにした。


学校の3時限目に突然「中華街に行きたい」と言われたので、学校から帰ってすぐに行くことに。渋谷で待ち合わせをし、そこから東急東横線に乗って、「元町・中華街駅」まで行くことに。師走の5時。もうすっかり真っ暗だ。


中華街に到着したらもう6時過ぎ。まずは夕食から食べることに。
通りを歩いていたらシャオシャさんが「これはおいしいのよ!!」など、いろいろと中国のものを見つけては、いろいろ紹介してくれる。喜んでくれた。


「景德镇」というお店で食事をすることに。中華料理とはいろんなものをチョコチョコ頼んで食べるものだけど、僕たちは子供。そんなお金に余裕はない。ということで、僕は「肉丝担担面(ロウスータンタンミェン)」を注文し、友人のEさんとシャオシャさんは「排骨汤面(パイグゥータンミェン)」を注文。他に「小龙包子(シャオロンパオズ)」と「鲜虾春卷(シエンシアチュンジェン)」など小さなものを注文。まいう~~~。


中国人の子もすごく喜んでくれて、とても良かった。
中国に帰っても、QQ(中国で人気のメッセンジャー)でおしゃべりをしようねと約束をした。そしてお正月には年賀状(中国語では贺年片)も出すよと約束。ちなみに中国では春節の方が賑わうんだけどね。僕は彼女からおおげさだけど、生きる道をもらった。中国語は独学だけれども、彼女から授かったと言っても良い部分もある。12月12日に僕は中国語コミュニケーション能力判定テストを受ける。彼女はもう日本にはいないが、中国にいる彼女へきっと結果報告したいと思う。


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