8月10日 岡山→東京

今日で岡山ともお別れ。父方のおばあちゃんと母方のおばあちゃんと両方のおばあちゃんが見送りをしてくれることに。僕たち3人で車に乗り、おしゃべりをしながら岡山駅へ。今日でお別れだと思うと、少しさみしい。


岡山駅の新幹線ホームへの改札口。東京駅と違って自動改札など無いのだ!
在来線も駅員さんがスタンバイしていて、あるところは無人だったりも……。


昼食を食べようということで、食事屋に。おばあちゃんたちが何にしようかと迷っていて、僕が「僕はぶっかけうどん」と言ったら2人のおばあちゃんも「じゃ、私も。」という感じで3人ともぶっかけうどんに。おなかがへっていたからまいう〜〜!


僕が東京でついたクセの中に「エスカレーターは左に寄る」というものがある。岡山ではそのような決まり事は得になく、みんな自由気ままに立っています。そんなこだわりのないところが岡山のいいとこかもしれませんが、僕は一生直らないかも。このクセ。


僕が乗って帰る新幹線は一番上に表示されている「のぞみ54号東京行き」です。
来るときは飛行機だったけれど、帰りは僕が新幹線を希望しました。
岡山は…空港までのアクセスが非常に悪いので…。


新幹線が発車。おばあちゃんたちが手を振ってくれるのも見えなくなりました。
おばあちゃんたちが見えなくなったとたん、涙がドォーっと溢れてきました。

初めての飛行機。初めての夏期講習。不安を抱いて岡山空港に降り立った。初日の塾では担当の方が優しく迎えてくれた。毎日汗をぬぐいながらバス停でバスを待つ。倉敷駅前まで時間があるので一眠り。乗り遅れて困ったこともあった。夏期講習では個人レッスンと聞いていたので緊張していたけれど、担当の先生はどの人もいい人ばかり。東京の話をしたりと、勉強している気分がしないくらい楽しく勉強できた。家に帰ればおばあちゃんのおいしい夕食が待ってくれている。

大変で早く東京に帰りたかった。でも、そんな大変だったことがいい思い出。自分の生まれたところのくせに、知らないことがたくさんあることに気付いた。そんなことを思い起こすと涙が止まらなくなって恥ずかしいくらいでした。


目の前に広がる景色はもう東京。写真はだいたい新橋あたり。
自分の心の中が一気に岡山から東京に戻った。岡山に滞在していた頃は、東京に住んでいたのが何十年も前に感じられた。しかし、東京の街を見ると…一気に元に戻った。東京。さすが大都会。自分がどれだけすごい所に住んでいるのか改めて感じた。

東京駅に到着。お母さんと弟2人が迎えに来ていた。
一番下の弟が一番最初に僕を見つける。ニコニコと嬉しそうな顔をして、僕を見ている。お母さんが「おかえり」と言って僕の荷物を持ってくれた。久しぶりな感じだ。


みんなでスターバックスに行った。岡山での話をおもいっきりした。
フラペチーノの味。岡山でおばあちゃんと飲んだのと同じ味。岡山でぽぽあさと飲んだのと同じ味。岡山でのことがポンポン思い出される。思い出話にきりがない。


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