10月19日 ロンリー

昨晩生まれて初めて流れ星を見た。と、いうのも、昨日はお月様が本当に綺麗で、寝る前にベッドから窓の外をボケーッと眺めていたら「ヒュッ」と。流れ星に願い事をすると叶うなんて言うけど…早すぎます、あれは。初めて見たけど一秒以下の経験でした。

さてさて今日は学校への登校途中にいつも出会う「ロンリー」をご紹介します。
※ここで「ロンリー」とはカワイイものを指します。


4月の入学式以来、毎朝会うロンリー。首輪もないから野良犬なのかと思いきや、毎朝この家にいる。この家の人が飼っているのだろうか…にしては自由すぎる。


首輪はないけど、走っておいかけたりはしない。驚くほど大人しい。だから周辺で問題は起こさない。雨の日はこの家の車庫で雨宿りしている。

僕の判断では、このロンリーは野良犬なんだと思う。
4月から毎日会い、特にやせていってはいないから、この家の人か誰かがエサをあげているんだろう。エサがもらえるのを知ってるのかこの家からは離れないようだ。

うちで飼っているゼロ(=愛犬)のように生まれたときから暖かい家の中でエサの心配もせずに生きる犬。それと対照的に、生まれて捨てられ、雨の日も濡れながら、寒い日もこごえながら、なんとかエサをもらえることで生き延びる犬。犬種が違っても犬は犬。同じ犬なのになんでこんなに差が出なくてはいけないのだろう。

いや、これは人間にも言えることなのかもしれない。
僕は人間のゼロ。世界中にはこの“ロンリー”のような人がたくさんいる。

僕もこのロンリーを助けてやりたいけど、もしかすると飼われているのかもしれない。そう考えると僕が勝手にエサをやったりはできない。下手に行動しない方がいい。

僕はせめて毎朝、ロンリーのことを見守ってあげていたいと思う。


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