7月21日 でも本当は3月13日 東北旅行記その2

今日から夏休みの前期補習が始まります。今日も学校と家を往復しただけで、特に目立ったことは起きなかったので、昨日の東北旅行記の続きをいきたいと思います。

----------------------------

おはようございます!今日は東北旅行の第2日目です。
今日の目玉はなんといっても松島!日本三景の1つですからね。
それでは今日も行ってみよ~~~~~~!!


まず「瑞巌寺」へと行く。ちなみに正式名称は「松島青龍山瑞巌円福禅寺」という長~~~いお名前。立派な建物なのに中では撮影禁止。ふ~む。
ちなみに、雰囲気では二条城がちっちゃくなったよ、みたいな感じがしました。


瑞巌寺の参道。ずぅ~っと杉木立が続く。きれい。


さぁさぁ、続いてお待ちかねの松島湾の遊覧船へと乗船。
日本三景の醸し出す美しき風景をご覧あれ。


海食(海の波なんかが、海岸などをけずりとること)によって作り出された不思議な島々。写真のようなのが松島湾にはおよそ260も存在する。そしてその不思議な島々には松が生い茂っている。んん~~~~、ビューティフルなのねん。


………上陸してみたいなぁ。(ポツリ)
ちなみにここの松島湾の水深はそこまで深くないらしく、カキやノリの養殖が盛んらしい。どうりでたくさんそれらしきものが見られた。カキ…食べたい。


遊覧船の後部では、カモメにエサをやることができる。そのため、遊覧船の売店ではカモメのエサが売っていた。(しかしそのエサは“カッパえびせん”だという)
弟とカッパえびせんをカモメにやる。ポイッと投げるだけで、カモメは素早く飛行しながらパクッと食べる。ちょっとイジワルして、遠くにポイッと投げてもそこまでいいように羽を調節して飛んでいき、パクッと食べる。おぉ…お見それいたしました。

松島の観覧も終えて、また仙台へと戻る。
昼食を食べるのに、昨日果たせなかった牛タンを求めて~~~。


「秘密のデザート、おっぱいプリン。自慢のプリンです!やさしく食べてね!」
……………なんて卑猥な。


牛タンのお店を発見~~~~。ふはははは、見つけたぞ。


牛タンなんて言うから、焼き肉の時に食べる塩タンみたいな薄っぺらいのを想像していたら全く違った。お肉そのものの厚さ。んん~~!いいニオイ。
味もすごくまいう~で良かった。また食べたいなぁ。岡山でも食べられないかなぁ。

そして我々は牛タンを最後に仙台とお別れをすることに。
さようなら!仙台!楽しい思い出をありがとう!
次に目指すのは福島県の野口英世の生家。


雲行きが怪しくなってきた。雪がジャンジャン降り出し、運転するお父さんも少し不安になってくる。乗っている僕たちでも不安。車の外部気温を見てみると氷点下に突入。そっ、そんなぁ~~!我々岡山人未体験です…はい。


そろそろ野口英世の生家に到着なのだが……遠くがもう見えとらん!
もう3月なのに!…むこうから雪女が歩いてきそう!
この時点で車の外部気温マイナス11度。ひょえ~~~~~~!


なんとか到着。車から外に出てみると“さっむ~~~い”。
野口英世はこんなに過酷な地で誕生したのか。ブルブル。


誰もおらんのかと思っていたら結構お客さんがいた。


展示品の中でも僕が気になったのは野口英世の母が英世へ書いた手紙。
文体は昔の言葉だけれど、訳が載っていたので皆さんにも紹介。

お前の出世には、皆、驚きました。
私も喜んでおります。
中田の観音様に、お前の無事と
成功を願って、夜通しお祈りをしました。
勉強はいくらしても、きりがない。
烏帽子村の人から、借金を返してくれと、
催促されて困っていますが、
お前が帰ってきて、立派な医者
になった姿を見せたら、申し訳ができるでしょう。
春になると、皆、北海道に移住していってしまい、
私も心細くなります。
どうか早く帰ってきて下さい。
お前に金をもらった事は、誰にも聞かせません。
それを聞かせると、みんな飲まれてしまいます。
早く来て下さい。早く来て下さい。
早く来て下さい。早く来て下さい。
一生のたのみです。
西を向いては拝んでおります。
東を向いては拝んでおります。
北を向いては拝んでおります。
南を向いては拝んでおります。
毎月、一日には塩断をして、願をかけて祈っております。
永昌様(祈祷をする修験者の名前)に
一日に拝んでもらっています。
これだけは決して忘れません。
お前の写真をおしいただいて
無事と成功を祈っております。
いつ帰るか教えて下さい。
返事を待っています。
ねても眠れません。


英世に帰ってきて欲しかった母の気持ちがよく分かる。


資料館の外に保管されている野口英世の生家。
ほとんどそのままの状態で残っています。


英世が手に大やけどを負ったというイロリ。
あんな手でも、がんばればすごい医者になれる!!


と、いうことで東北旅行もこの野口英世の生家を最後に終わり。
東京にいざ帰ろうとしたら…車につららが下がっとる~~!!
氷点下がどれだけのものかお分かりいただけると思います。


今日のメモカレンダーへ戻る