8月3日 日中学生座談会・民族舞踊の稽古・上海大学・交歓会

【日中学生座談会・民族舞踊の稽古】 【上海大学見学】 【日中学生交歓会】

上海大学から帰ってきたら今度は日中学生での交歓会。
僕はここでウクレレをすることにしている~~。僕がウクレレを持ってうろうろしていると中国の学生達は目をまんまるにしてウクレレを見る。見たことがないらしい。


これは中国側の王君の踊り。モンゴルの民族舞踊らしい。
僕が「君はモンゴル族なの?」と言ったら「僕は漢民族だよ!」と言っていた。そこで「じゃあ、なぜ踊れるの?」と聞いたら「君たちは大和民族なのに今朝チベット舞踊を学んでいたね。僕たちも漢民族としてモンゴル舞踊を学んだんだ。」と教えてくれた。


日本側からのクイズ。「カタカナは漢字が変化したものです。このカタカナはどの漢字が変化したものでしょう?」と英語で日本の学生が質問する。でも中国人はみんな理解していない。これは僕の出し物ではないので、僕はそばのソファで様子を見ていたのだけれど、みんな困っていて、しまいには中国人学生が「グンタ~!(源太)来啊!(来て)」なんて始末。そこで僕が中国語で「日本的片假名是汉字变成的文字。原来的汉字是哪一个?(日本のカタカナは漢字が変化したものです。元々の漢字はどれでしょう?)」と説明してやっと中国人の子達は「お~」と理解する。
※中国人が理解できなかった理由:「漢字」を「kanji」としてしまったため。中国語で漢字は「hanzi(ハンヅー)」と言う。また、英語では「Chinese characters」というべき。


最後にお互いお土産交換。林さんが日本団へ掛け軸のプレゼントをする。
個人的には、僕は孫君から「宋词(宋の時代の文)」についての本と、「不知道的世界(知らない世界)」という化学の本をくれた。

その後夕食がありました。
ご飯を食べていると食堂の責任者のおじさんが僕の近くに寄ってきて「君は中国語がしゃべれるんだって?」と聞いてきた。中国の料理の感想が聞きたいと言うので僕が「どれも全部おいしいです!僕は以前アメリカに行ったことがありますが、アメリカでのご飯はあまりおいしくありませんでした。今回中国で食べたものは日本人の僕でもとてもおいしく感じられました!」というとおじさん、すごく喜んでくれた。僕が中国語にすごく興味があり、将来通訳者になりたいということや、昨日は本屋で大量に本を買ったことを話すと「いいものをあげよう!」と言ってデッカイ古文の本をくれた。広辞苑より一回りくらい大きな箱に4冊本が入っていた。


中央の2人が僕とそのおじさん。僕が「今回の中国旅行は一生忘れられません!」と言ったら「何言っているんだ!来年も来るんだよ!」と言っていた。今度来たときは扇子や判子をつくってあげよう!と盛り上がった。ああ!なんていい人たちなんだ!食堂のみなさんが「来年も来るのよ!」と声をそろえて言ってくれた。あまりに感動して涙が出そうになった。よっしゃ~~~!来年も来てやる!(………行けたらいいな)

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