8月9日 後楽園・岡山城・岡山駅

今日は東京から来たY永家を後楽園、岡山城へとご案内する。
Y永家の子たちに「後楽園ってもね、ジェットコースターはないんだよ。東京の後楽園とはちょっと違うんだ」と一応言っておく(笑)。


後楽園!岡山の誇るお庭です。その美しさは日本三名園にも指定されています。
入口のところで「后乐园」と書かれた後楽園の中国語案内があって、帰りにもらおうとおもっていたら忘れてきてしまった。はぁ~、また今度の機会にもらおう。


後楽園には丹頂鶴がいます。これらは1956年に中国の郭沫若という政治家が後楽園へ贈ったツルの子孫です。郭沫若はかつて岡山で勉強などをしました。
すぐそばには郭沫若が読んだ詩碑があります。

後楽の園はなほあれど
烏城尋ぬ可からず
願はくは丹頂の鶴をもって
作対して梅林に立たしめん


<意訳>
留学時代が懐かしい後楽園も、
戦争で城を失った今の眺めは寂しい限り。
せめて鶴を立たせて後楽園の良き伴侶としたい


なんだかこれだけで絵はがきになりそうな感じ。


その後園内にある「唯心山(ゆいしんざん)」という小高い山に登る。
この山からは園内が一望できます。池田継政の時代につくられ、この山ができたことによって後楽園が平面ぽかったのが、立体的な景観となったのですねぇ。


唯心山からの眺め。前に見える池は「沢の池」と呼ばれています。


続いて岡山城へと向かう。漆黒の板張りから「烏城(うじょう)」と呼ばれ、お隣兵庫県の白鷺城と呼ばれることで有名な姫路城とよく対比されるといいます。
残念ながら岡山城は1945年の岡山大空襲で焼けています。現在のは再建…ね。


天守閣から見えるシャチホコ。創建当時のシャチホコは金だったらしいので、現在のシャチホコにも1996年に金箔が施されました。

城内の写真撮影は禁止されているので撮っておりません。あしからず。
その後東京へ帰るY永一家を見送りに岡山駅へと行く。



岡山理科大学の広告。「リカが選んだ大学です。」
…………………。


Y永家の乗っている新幹線。東京へと向けて動き出す。
また岡山に遊びに来ての~~~。(あ、今度は僕らが東京に行かんと!!)


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