2月18日 晴 西大寺会陽

僕の住む街、西大寺では2月の半ばほどになると「西大寺会陽(えよう)」というのが開かれる。俗に言う…裸祭り。裸祭りは各地にあるけど、本物はやはり西大寺。日本三大奇祭の1つに選ばれていて~、嬉しいのか~、悲しいのか~♪

(西大寺商工会議所のHPより)
永正年間(1504年~1521年)のこと、お寺で配られる護符が「ぼっけぇ利益があるんじゃそうな」と評判になり、人々が殺到したために、やむなくこれを投げ与えたことに始まるとされています。その護符はやがて紙から木になり、かつては「真木」と呼ばれ、神の木とされていた頃の音だけが残って、現在は「宝木」と書くようになりました。


裸祭りの救護所。どのくらいの人が運ばれて来るんか。


ちなみに僕は「少年裸祭り」に出たことがあるんじゃ~~~!!!!
…と、いうのはおいといて、大人の部では宝木が12:00に投下だから、それまで出店をうろうろする。すごい~~、いつもはあんなに静かな観音院がこんなに賑やか。


夕ご飯をまだ食べていなかったので、おうどんを食べる。
結構寒かったから、温かいものを食べて気分もよいよい~~。


いか焼きのいいにおいがする~~。そこで中くらいの300円のを買う。
祭りって「夏」ってイメージがあるけど、冬の祭りもいいな~♪


10時半くらいになると、早い人は12時の投下に向けて気合いを入れるために境内を走り出す。「ワッショイ!ワッショイ!」


しばらくすると「会陽太鼓」が始まった。気合いが入る!!


みんな大勢で肩を組んで走っているけど、このおじいさんは1人。
かけ声も「わしょい………。わしょい………。」みたいで、フラフラしながら走っている。おじいさん、大丈夫!?観客からは「頑張れ~」との声。


今回思ったのが、外国人の参加者が多い。かけ声も「Wasshoi! Wasshoi!」と日本人に合わせて頑張っていた!写真の人、なんか、胸毛のかほりがしてきそう…。


もうすぐ12時になる。男たちは本堂へ集まる。
ちなみに裸祭りのアナウンスでは「参加者」のことを全て「裸」と呼んでいた。

例)
参加者の皆様はまっすぐにお通りください。/裸の皆様はまっすぐにお通りください。
参加者の方が通ります!/裸が通ります!


12時、宝木投下。全ての明かりが消され、御福窓から宝木が投げ入れられる!
宝木をとった男はこの1年間、福男になれるからみんな必死。


そして無事に福男となる者たちが決まったぁ!!!
複数で取ることもアリで、上の写真は2本の宝木のうち、1本を取った人たち。

いいねぇ、裸祭り。気合いが入る!!
寒い冬でも、男たちからは湯気があがってます。見ているこっちも熱くなる裸祭り。
来年は是非あなたも見に行くのぢゃ!!!


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