5月3日 晴 市内散策


憲法記念日
Constitution Memorial Day 宪法纪念日

今日、夢の中で英語の先生が出てきた。しきりにつぶやいている。

「……構文。構文。構文。集配箱の上。」

次の瞬間起きる。

「あ、昨日集配箱の上にあるというゴールデンウィーク課題を取ってくるのを忘れた。」

なんと、先生は夢の中にまで登場して、僕にこんな警告をしてくれたのであった。課題ができないと困るし、仕様がないので学校まで取りに行くことにした。


いい天気だ。連休の初日に相応しい。
ちなみにNHKでは「ゴールデンウィーク」という表現は使わず、「大型連休」としか言わないってご存じでしたか?


学校に行く前に東岡山の「餃子の王将」で昼食をとる。
アルバイトなのか、中国人が多くいた。

「誰かテンシン(=天津飯)頼んだ?」
「イヤ、頼ンデナイヨ。」
「え!?でも誰か言った気がするけど。」
「ダレダレ!?」


……このへんのアバウトさも中国っぽい。厨房の見えるカウンターに座っていると色んな様子が見られる。料理をつくっているのも見ていて結構おもしろい。

その後学校へ行き、集配箱の上にあるという英語の課題を取りに行こうとしたら、

鍵がかかってる!

これはピンチ。連休の初日に45分も自転車こいで来たのに…。学校中を駆け回るも、開いているのはトイレだけ。しかし…よく見てみると、

職員室に電気がついてる!

ああ、良かった。誰かいるんだ。先生にいってカギを開けてもらおう。持っていた学生証に記載されている電話番号に電話をする。

プルプルプル…

「はい、こちら岡山県立岡山○○高等学校です。」

あ、出てきたのは日本史の岡田先生!

「あ!もしもし!僕、2年○組の中村ですが…。」
「あ~、中山くん?」
「…違います。中村です。」
「あ~、中村くんか、ごめんごめん。」
「先生、あの英語の課題が集配箱の上に…(中略)…取り忘れちゃって。」

「んふふ…」

「…え?(困惑)」

「…っあ、いや何でもないよ。西側が開いているハズだけど。」
「そうですか、わかりました。行ってみます。」

行ってみると、ちゃんとカギが開いていた。靴箱の真ん前じゃないか、灯台下暗し。しかし先生の笑いはなんだったのか…。分からないまま課題をゲットし、家に帰るのもあれなんで市内中心部まで行くことにした。


クレドビルへ行こうとしたら出会ったトラの着ぐるみ。どっかのスロット屋の宣伝をしているらしく、色んな人にチラシを配っている。下は若い女性とのやりとり。

「おじょ~さん♪どうぞ。(チラシを渡す)」
「…あ、はい。(迷惑そうに)」
「ありがとう♪暑いよ~、死ぬよ~。」
「…はい。(若い女性、困る。)」


外から見ると可愛いけど、中では結構過酷な状況らしい。


クレドビルの紀伊国屋書店に行って、こんな看板を発見。
先生がよく「岡﨑圭」とか「青森と鹿児島間を走った」って言うけど、なんのことじゃと不思議に思っていて、今日分かった。ああ、この人のことなんだ。なんで先生がそればっか言うかというと、この人はうちの高校出身らしい。


その後、父さんと合流し、ドトールコーヒーでお茶をする。
スターバックスはあまりにも人が多くて断念。今日は結構暑いので、マンゴーフローズンを頼む。ドトール来てコーヒーやら飲まんのんかい、と思われるかもしれないですが、今日はご勘弁を。でもみんな暑いのか、マンゴー飲んでいる人多かったよ。


その後「丸善」に行った。弟が漢検の3級を受けるので、問題集を買ってあげる。ちなみに自分は準2級を持っているんだけど、ちょっと準2級の問題集を見てみる。

「難しいやぁ…(笑)」

我ながらよく合格したと思う。そのほかに中国語検定2級の対策問題集を買う。高校生の身分ですし、そこまでヒマじゃないので、2度と出題されない過去問をするのは個人的に効率が悪いと思い、過去問は買わなかった。今はこのような対策を進め、過去問は本番前になって力を試そう!という意味でやった方がいいと思う。

……とか考えながら本を立ち読みしていると、となりにくっついてくる大人が。

「こんにちは」

ビビる大木!!!!…じゃなくて、数学のK尻先生。いつものスーツじゃなく、普段着で僕の横に立っていた。中国語のコーナーにいたので、中国語検定を受ける予定なんです、とか簡単な話をして別れた。

いつもスーツ姿しか見ない先生の普段着を見て、ちょっと親近感が湧いた。先生だって、学校では「先生」だけど、休日に街に出たら僕たちと同じなんだもんね。ふっふっふ。


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