5月12日(月) 庚申塔

今日は午前中に授業が入っとらん。でもレポート作成の関係で近所をうろうろ散歩する。
と、いうのも「アジアの社会人類学基礎論」という授業で、近所の祠、地蔵、お札などを調査してこいとのことで。


住宅地ばあで何もないわー、と彷徨っていると、こんなものを発見。


腕が計6本ある。その様子は阿修羅像を連想させる。
そんで右手の方には鎌を持っとって、左手に持っとるもんは…うーん、よく分からん。


これは最初人かと思ったけど、日光東照宮で有名な「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿のように見える。
少し三猿について調べてみると、「申」との連想によって庚申信仰とも結びつき、江戸時代の庚申塔には三猿像が彫られることも多かったそう。するとこれは…お地蔵さんではなくて「庚申塔」???


頭上にはお月様とお日様が。どういう意味があるんじゃろうか。
イスラム教やこはお月様を描くよねー。むむむむ。


横側には「宝永六已已」と読める文字が彫られている。
調べてみると、宝永とは1704年3月13日から1711年4月25日の間らしい。


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