８月３１日（日）　ニューハーフショー　＆　早めの誕生日 【　その１　】　【　その２　】 今日はニューハーフショーを見に行った。 なんでニューハーフショーなのかというと、父方のおばあちゃんが和食料理店で働いとって、その料理店と同じ系列の温泉がすぐ隣にあるんよ。温泉じゃけん、いつもはお芝居とかやりょんじゃけど、今回はニューハーフショーということで、これが結構おもしろいけん、父方のおばあちゃんが母方のおばあちゃんにお友達と如何ですか？と誘ったのだった。 そんで僕は岡山をもう発ってしまうし、母方のおばあちゃんは僕を誘ってくれたというわけ。う～ん、うれしい。 豪華なお弁当も付いてくるというサービス！！！！！ この人はニューハーフじゃないんよ。ニューハーフショーの前に出た歌手。 ショーは写真撮影禁止だったから、写真は無いんよ。 ショーはほんま激しかった。ジョナさん、とか言うニューハーフの人が出てきて。最初は着物着て踊るんだけど、その次に出てきたときはリオのカーニバルみたいな格好になっとって、しまいにはヌードになっとるしーー！！体は手術しとるけん女の人みたいなんじゃけど、ニューハーフって時点で別に何とも思わんし。顔は美輪明宏みたいな顔しとった。周りのお年寄りは若干引いとった気がする…。 ジョナさん以外に出てきたのは、どう見てもオヤジじゃろう！！という人がムリヤリ化粧をして踊るみたいな。この人はウケ狙いで出演しとんじゃろうな。実際お年寄りみんな笑いようたし。最後に「好きよ～ん、お・と・こ・が！」と言っとった。 あと出とったんが、若い男の人で、一見ほんまに女なんか？と思ってしまうほどの人がおった。倖田來未のキューティーハニーを口パクで歌いようた。脚とか、ものすご露出しとったけど、細くて、いやー、女みたいだったにょー。 でも大変だったのはニューハーフショーが終わった後だった…。 ショーも終わったし、温泉に入って帰ろうかーということになり温泉に入っとったんよ。 そんでのんびり湯船に浸かっとったら、一人おじさんがお風呂に入って来て、入って来るなり僕をじーっと凝視しとる。 何で僕の方ばあ見よんじゃろうか？と思ようたら…あら？ どう見ても、さっきのニューハーフショーに出演しとった人やんけ！！！！！ 周囲を確認すると、腹のポッコリ突き出たメタボの中年オヤジばかりで、その中に大学生の僕。（これでもピチピチの１８歳） もしや…僕を狙っとんか？？？？？ 危険を感じ、外の露天風呂に逃げることにした。 すると追いかけてキタ━━━━━━( ﾟ∀ﾟ )━━━━━━！！！！ 露天風呂に僕とオカマさん二人っきりになってしまった。 シーンとしとったら、オカマさんが話しかけてきた。 「あれもサウナなんですかね？」 「…はぁ、そうかと。」 またシーンとする。すると、またもオカマさんが話し出す。 「ワタシね、さっきショーやってきたんですよ。」 まさか僕は「そのニューハーフショー、見ましたよ」なんて言えずに「そうですかー」と適当に返した。 「こんなことしながら全国回ってるんです。同じところに一ヶ月といられませんよ。」 僕は「へー」と頷きながら話を聞いていた。普通に話をすると、普通の人じゃん。オカマって役だけなんかな？ そう思うと、役者さんと話をする機会なんて滅多にないと思って、僕も真剣に話を聞き始めた。 「ニューサラリーマンですか？」 「まさか！学生ですよ。」 「へー、おいくつなんです？」 「まだ１８歳です。」 「あら？お若いのね。」 ………ん？ さっき一瞬、オカマ言葉になりませんでした？ まあ、いいや。オカマさんと話を続ける。 「何を学んでおられるんですか？」 「行ってる学部は教育学部なんですけどねー。」 「そうなんですか、先生に向いてると思いますよ。あなた、顔が優しそうですもの。」 「そうですかねー（笑）。」 すると不意に、 「あなた、チ◯コでかいの？」 キタ━━━( ﾟ∀ﾟ )━━━！！！ 僕がビックリして、アタフタしとったら、そんなのお構いなしにオカマさんは続ける。 「あら？その恥ずかしがりぶりを見るに、あなた、童貞ね？」 「…………（汗）」 「ダメよ！先生になるんだったら『医学』の知識も必要なんだから！」 誰か…助けて…。 「大丈夫、あなたモテるわよ。清潔な感じがするもの。わたし、女形やってるから、女の気持ち分かるのよ。」 女形じゃなくて、あれはただのオカマでしょ？ 「じゃあ、あたし、そろそろ上がるわね！」 もう最後なんて、完璧にオカマ言葉だ。大丈夫なんか？僕が警察に訴えたら、公然猥褻容疑とか何とかで逮捕できるんちゃうん？まあ、ニューハーフショーで楽しませてもらったからええけど…。 ほんまに襲われんかと、怖かったよーーーーー（涙）。 ニューハーフとお風呂に入ってもうた。オカマは…オカマは…ほんまにオカマなんじゃ…はう…。 【　その１　】　【　その２　】

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