10月3日(金) 犬島アートプロジェクト 【 その1 】 【 その2 】 犬島には明治42年から大正8年までの間に銅の精錬所があったのねー。 そんで、今回のアートプロジェクトのツアーは精錬所の中を見て回るって内容。遠くから精錬所をぼんやり眺める。 犬島には81人の人たちが住んどるらしい。じゃけど、歩いとって全然人に会わん。 スーパーやこも無いし、犬島の人たちはどうやって暮らしよんじゃろうか。 犬島海水浴場にやって来る。犬島港と島の反対側にあるけん、あっという間に島を横断してしまった。 もうちょっと何か見るものがあるかと思っとったけど、ほんまに何もなくって、どうしよーー!! ほんまにほんまに仕様がないので、犬島アートプロジェクトに電話をして、ダメ元で参加をもう一度頼むことにした。そしたらツアーの人たちが「空きがあれば参加できますから、キャンセル待ちです。時間になりましたら来てください。」と言われる。 ぬほー、これは参加させてもらえるってことか!?と思ったら、ツアーの人に「ダメ元で来てください」と言われた。しょぼぼーん。それでも希望が見えてきたということで、また犬島港の方に戻ることにした。 お昼なので、ご飯を食べに「食事処シーマン」という店に来る。 犬島でご飯を食べられるのはここだけなんか?島民っぽい人も食事に来とった。 焼きめしを注文する。おいしかったなりー。 そんで、時間になったので、犬島アートプロジェクトの建物に行ってみる。 自分たち「あのー、お電話させていただいたものですが…参加はできますでしょうか?」 受付の人「はい、空きがございましたので、どうぞご参加ください。」 ひょえーーーーーーー!!!!!!!まさか参加できると思わんかったーーーーーーー!!!!!!! ほんまに空きがあったんじゃろうか?僕らがかわいそうじゃけん参加させてくれたんかな?どちらにしても良かった良かった。 受付をしてから、カフェでツアー開始まで休憩。ここからもうアートなのか、オシャレな雰囲気。 精錬所は、今後犬島全体で展開を予定している犬島アートプロジェクトの第一期として、最初に公開する施設。 近代化産業遺産である遺構を保存し、柳幸典のアートワークがそれにコラボし、岡山大学環境理工学部と共同した環境システム。つまり精錬所は「建築・現代アート・環境」による新たな地域創造のモデルとして循環型社会を意識したプロジェクトだそうな。 かつての精錬所を上から眺める。1909年に建設されたけど、銅価格の大暴落のせいでたった10年で終わったらしい。 落雷やこでボロボロになってしもうとる煙突。ちなみに何も補強はされとらんらしい。 こっちの煙突はきれい。というのも、この煙突が完成してすぐに操業停止になったけん、全然使っとらんらしい。 これは石を削り取るところらしい。犬島は良質な花崗岩を産出しとって、全国で珍重されとるとか。 この上を昔は線路が通っとって、色んなことに使われとったそうな。 こちらは発電所。昔はここで電気を発電して、精錬所で働く人たちの社宅へ送ったりしとったらしい。 他にも建物の中に入って色々見たんじゃけど、撮影禁止で写真撮れとらんのんよ。 じゃけど、柳幸典氏のアートとか、自然の力を利用したエネルギーとか、見とって「へ~」というものばかりだった。 興味のある人とか、ほんまに関心のある人がいったら、もっともっと楽しく感じるんじゃないかな、と思う。 是非行ってみてほしいなりねー。 【 その1 】 【 その2 】 |
今日のメモカレンダーへ戻る |