7月1日(水) 海辺のカフカ読破

昨日買うたばあの『海辺のカフカ』、もう読んだ。もう、おもしろくて、時間が経つのも忘れるほどだった。
中国でも『海辺のカフカ』は出版されているらしく、中国語タイトルは何て言うんか調べてみた。



中国大陸では「海边的卡夫卡」だった。著者が「林少华」ってゆう人なんじゃけど、大陸で僕の知る限りの村上春樹の作品は彼が訳しとる。ちなみに「卡夫卡」っていうんは、発音すると「カーフーカー」じゃけん、音訳だよ。



こちらは台湾で出版されたもの。タイトルは「海邊的卡夫卡」で、大陸版と同じ。ちなみに台湾の村上春樹も「賴明珠」も村上春樹の作品をよう訳しょうる気がする。

僕は実際には読み比べたことはないんじゃけど、村上春樹の文体を忠実に再現出来とんのは「賴明珠」さんの中国語訳らしい。その一方で、「林少华」さんの中国語訳は大陸の通俗小説的文体になっとって、それはそれで大陸で村上春樹がヒットする理由にもなっとるとか。手に入ったら、是非読み比べとかしてみたい。


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