10月1日(金) 国慶節…いざ上海へ(源ちゃんの中国鉄道大紀行)

今日から中国は「国庆节(国慶節)」というお休みに。日本で言うところの建国記念日。

日本の建国記念日は一日のお休みで呆気ないけど、中国の国慶節は一週間くらいのお休みになるんよね。いわば、中国版ゴールデンウィーク。帰省する人たちで大変なことに。

国慶節は上海万博を見に行きたいのだ!と思いようたけど、重い腰を上げず…気付いたら国慶節スタート二日前。
中国全土で帰省のラッシュになるのに、もう切符は買えん…ああ、万博見れんかった…しょぼーん。

…と思いようたら、宿舎の一階にある旅行会社(出張所?)に上海ツアーのチラシが!
一人1980元(約24679円)…。席はあるんか?と聞いたら、あるとのこと。ほんなら行かんと!!と即決定。

マチさん、カナちゃんの学芸三人組で上海へ遊びに行くことになった。(何度も言うけど、出発二日前に決定)


国慶節中は北京-上海の飛行機も、日本に行けちゃうくらい高くなっちゃうのねー。
そんなわけか、ツアーの往路は寝台列車。ぬおーー!!関口知宏の中国鉄道大紀行を思い出す!!(これを見よ

出発は北京駅から。座席は「硬卧(普通寝台)」。フカフカのベッドではないけど、きちんと寝れるようになっている。


晩ご飯を食べていなかったので、北京駅付近をうろうろとし、見つけたんが「李先生」!
中国では比較的よく見かけるチェーン店で、牛肉麺がメインのお店。ここに入ることにした。


こちらが李先生。英語では「ミスター・リー」と言うらしい。(店内にそう書いてあった)


こんなんを頼んだ。28元…くらいだったか?忘れてしもうた。
味は…んんん、食べれんことはないけど、あんまり好きな味ではなかった。


出発の一時間前になったので、北京駅へ。するとお決まりの荷物X線検査。
駅に入るだけで検査するけん、駅前はこんな行列に。うかうかしよったら抜かされるけん、必死に並ぶ。


北京駅の中に入る。さっきの行列ほどまではいかんけど、すごい人ーーーーー。
もう9時過ぎとんのに、みんな列車に乗るん?たまらんなあ。


広大。東京駅とはまたちょっと違った感じ。
中国の鉄道駅はどうしてドデカい造りなのか。日本は土地がないから小さい?


缶ビールと「瓜子儿」をキヨスクで購入。「瓜子儿」とは、ヒマワリの種に塩を加えて炒ったもの。
そしていざ上海!ということで、改札口を通ってホームへ。欧米の駅みたいにホームの屋根が高い。


北京から上海へ。


乗ったら意外ときれい。日本のブルートレインと同じような感じ。
ただ、カーテンは着いてないのね。周りから寝とる姿は丸見えの状態。


向かいのベッドとの距離が近~いん。でもお向かいさんは日本人だった。
北京語言大学の日本人留学生で同じ旅行会社を利用しとるみたいで。しばし消灯までおしゃべりした。

楽しくしゃべりょうたら女性乗務員が「もうすぐ消灯よーーー!!早く布団にーーー!!」と大声でやって来て。
それでそそくさとベッドに入って、靴下脱いだりゴソゴソしようたらパッと消灯。小学校の修学旅行かいっ!!

でも、思っとったより快適。脚を伸ばして寝れるんはやっぱりええな。明日の午前11時に到着…おやすみなさい。


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