10月6日(水) 人民服

日本でも有名な孫文。孫文のことを中国では「孫中山」と呼んどるんね。(孫文の号が『中山』って名前)

孫文が日本留学時代に日本の学生服を見て、ええの~と真似て作ったのが「人民服」。
そんなこともあって、中国国内では人民服のことは人民服と呼ばず、「中山服」と呼んどるってご存じでしたか?


その人民服が欲しくて、やって来たんが西単にある民族大世界。
格安の値段で衣服や靴、カバンなどが売っとるところ。ここでは値段交渉が必須!!

しかし探せど探せど人民服は見当たらず。かつては中国の国民服と言われようたのに…とショボーン。
それが歩きょうたら、とある店で「中山服」との表記を。んごーーーーー!!発見ーーーーー!!

色は黒色(ちょうど日本の学ランと同じ)で、値段が268元。
値段交渉をするも、あまりに僕が「欲しい」オーラを出しとったけん、全然値下げしてくれんようになって。

250元(約3065円)。負けた…。でもこんくらいで人民服が買えたならええがん。


裾上げをしてもらいに、近くのデパートへ持っていく。

「まだ測っていないんですけど…。」
「じゃあ、ちょっとそこに立って。」

すると、おじさん、メジャーを立っとる僕の腰にくっつけて測る。な、な、なんとアバウトな!!!!!ええんか!!!!!
そしたらその場でミシンをウィーン、ウィーンってやり始めた。

まわりに中国人が2、3人集まりだす。「日本人が人民服買ってるよ!」「最近の若者はあまりはかないのよ」「物好きね」

そしたら5分足らずで裾上げが完了。早い!!!!!いくらなんでも早すぎるんと違うんか!!!!!


そして完成したのがこちらです。ちょっと大きいかなーという感じ。一番小さいサイズでこれです。
後ろから見たら学生服みたい。ほんまは灰色の人民服が欲しかったんじゃけど、文句は言わんよ~~~。

中国留学に来たらやっておきたかったことの一つを達成しました。人民服を買ったで!!!!!


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