11月27日(土) 日本語学校

今日はトシさんから引き継いだ日本語授業の初めての日。きちんと教材も用意して、いざ日本語学校へと向かう。


日本語学校に向かう途中、昼食を食べる。「华天延吉(華天延吉)」という、延辺料理の店。

延辺料理というのは中華料理ではなくて、いわゆる韓国料理。
延吉市は吉林省延辺にあって、ここには朝鮮族が住んでいるのね。(韓国人でも北朝鮮人でもなく中国人…だけど朝鮮族)

その朝鮮族の料理。韓国料理と同じじゃけど、味付けがちょっと違う感じ。いざ!ということで入店してみる。


店内。一階が満席じゃったけん、二階に案内される。ようけお客がおるーーー。


ということで「冷面(冷麺)」を頼む。朝鮮族の言葉では「랭면(レンミョン)」と言うのねん。
ちなみに韓国語では「냉면(ネンミョン)」って言うんよね。朝鮮族の朝鮮語と、韓国人の韓国語はちょっと違う。

しかし、このネンミョン…色が濃くない!?激しく色が濃い気が…。そしてリンゴを入れるのね。
食べてみると…あっ、まいうー。まあまあイケる。韓国のネンミョンより麺にコシがある気が。そして、麺が太めかな。


そして日本語の授業。授業の始まりに、まず辞書では勉強できない単語を勉強することに。
今日は「草食系男子」という単語を選んだ。

僕が「趙さんは草食系男子ですか?…あっ、趙さんは女性でしたね!(笑)」とか、仕様もないギャグを入れると、意外と生徒の皆さん反応してくれる。え?う、うわーい!(汗)でも、反応があった方がやりやすいのねー。

生徒さんの半分は社会人で、半分は学生さん…って感じ。
社会人のとある方は「先生、来週もまた来てくれるんですか?」と、何とも嬉しい一言を。はいはい、来ますよ!
とりあえず初めての授業は成功ということで。あまり最初からハードルを上げすぎても自分の首を絞めることになるんじゃけど…。


学校から帰りょうたら、ものすご行列のできとる店があった。
看板を読むに…栗?栗を売りょうる店なんか?並んでまで買いたいものなんじゃろうか。


またテクテク歩きょうたら、おじいさんたちがドミノで遊びょうた。
こんな寒いのにから、屋内で遊ばんのんじゃろうか?中国のお年寄りは元気がええ。


学校の最寄りバス停の「西四路口北」からバスに乗り、用事があって「牡丹園」まで来る。
バスから降りて少し歩きょうたら、人だかりを発見。なんだなんだ?


停まっとるのは救急車。「北京急救中心(北京応急処置センター)」との文字が。
そして「警察」と書かれたゼッケンを着たお巡りさんも。


交通事故なのだった。当事者たちが必死に状況を説明。それを囲んで、ふむふむと聞きょうる野次馬。

たまに当事者が野次馬に向かって「私がこうやって曲がって来たときに、相手がよそ見をしながら直進してきたんです!どちらが悪いか、明らかでしょう!」とか尋ねることが。そしたら野次馬も「でもアンタ側が赤信号だったんでしょ?」とか、意見を。

中国人が物事をドバーという様子は、見とってもほんまに気持ちがええ。痛快。
僕も中国語をあのくらいスラスラと言えるようになりたいのだ。


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