5月24日(火) 加藤嘉一氏講演会



加藤嘉一氏の講演会が北京師範大学であるとのことで、行ってきた。

加藤さんは高校卒業後、中国語が全く出来ない状態で北京にやってきた…という方。
それで中国語をマスターされ、中国で今一番有名な日本人(だと本人はおっしゃっている)だそう。


時間になって行ってみると、列ができとる。
なんじゃ?と思いつつ、入ろうとしたら「整理券がない方は入れません!」と止められた。

どうやら整理券が必要だったらしい。無い人は並びなさい、と。

僕も並んどったんじゃけど、結局「場内は満席になりましたので、お引き取りください」とのこと。
並んどった人たちからはブーイングの嵐。「そんなひどい!」「加藤さんが『良いよ』って言ってくれたらいれさせてくれ!」

僕も整理券が必要だなんて知らんかった…。結局、係の人が折れて、列の前から十数人だけはOKに。
それで入りきれんかった人はしようがない、諦めて欲しいとのこと。僕も幸運なことに何とか中にはいることが出来た♪


もともとあんまり好きな方ではないんだけど(爆)、やはり考えを知らんと批評はできんと思って今回の講演会には来た。

中国語はやはり上手だなーと思った。発音はやはり日本人っぽいけど、あそこまでスラスラ中国語が出てくるのは見事。
語彙量もあるし、表現が日本人っぽくない。中国語の書籍や新聞にたくさん触れとんじゃろうな、と思った。
そういうところでネイティブな、中国人っぽい中国語に接しているからあんなにスラスラ出てくるのだろうと。

じゃけど…講演の内容は雑談みたいなものが多くてちょっとがっかり。

正直言うと、彼は高校卒業してからすぐに中国に来てるから、日本に対しての理解が足りてないんよね。
最近の日本の大学生はああだこうだと代弁者のように中国で言いようるけど、悪いけど僕は日本の大学生として、日本の大学に通ったことのない人にああだこうだ言われたくない。正直に言うと、不愉快。

「中国で今一番有名な日本人」っていうのも、そういうことは自分で言うことではないと思うんよ。

まあ僕も人のことが偉そうに言える大学生にはほど遠いけど…(汗)
そんなことを感じる講演会でした。チャンチャン。


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