The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

月: 2020年4月 (1ページ目 (5ページ中))

誰かに助けられているという思い

きょうは日曜日ですが会社に行かなくてはならない出勤日でした。

帰宅時に通った渋谷センター街はこんな感じ。外出自粛のため週末の渋谷がどんなことになっているのか知りませんでしたが、確かに人が全然いないですね。

渋谷駅前のスクランブル交差点もこんな感じです。

人がいないなあと思いますが、逆に「いる人」もすごく目立ちます。中にはマスクも着けずに遊びに来たと思わしき人も……いや、本当に遊びに来ているのかは分かりませんが、「密」であることには変わりないわけです。

きのうの読売新聞朝刊の編集手帳(コラム)でこんなことが書いてありました。

 自宅から駅に向かう途中の歩道に、カラスが時々えさをあさりに来るゴミ置き場がある。人や自転車は散らばった生ゴミをよけるため、危うくも道路側にはみ出して行く◆だが今年初め頃、近所の高齢の女性がほうきで片付けているところに行き合った。安心して歩道を進むことができた。収集車が来るまでの数時間のこととはいえ、女性のおかげで事故に遭わずに済んだ通行者がいたのではないかと思った◆見知らぬ人にそれとは気づかないまま助けられている――そんなことが今、じつは至る所で起こっていそうである◆感染を広げないため我慢して家を出ない人、苦渋の決断で店を休んだ人…息を吸い込んで苦しさを感じないでいられるのは、100%自分の心がけによると言える人はいまい。何とか医療崩壊の寸前で踏みとどまれているのは、医療従事者の命がけの戦いはもちろん、市井の人が誠意を束ね続けているからでもあろう◆ところが、である。パチンコ店の開店に合わせ、朝から密な行列を作る人たちもいる。誰かに助けられていることに気づいているのか、いないのか。軍艦マーチ、鳴りやむべし。

自分が今、健康で過ごせているのは、ウイルスの感染拡大を防ごうと外出したくても我慢して自粛している人や苦渋の決断で店の臨時休業を決めた人のおかげなんです。みんなで協力し合うということは、誰かに助けられていることだし、だから自分も行動で示して誰かを助けなければいけない。

街なかで友人と笑い声を上げている人たちも、まあ気持ちは分からないでもないですけど、その行動が感染を広げて誰かの命を奪うことになりかねない自覚を持ってもらわないことには外出自粛は功を奏しません。

最近、いいアフリカのことわざを知ったのでご紹介します。

For tomorrow belongs to the people who prepare for it today.

明日という日は今日それに備えている者のためにある。

アフリカでは新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されていますが、日本はどうなるのか。数週間後、日本がどうなっているのかは、今の私たちの行動にかかっています。

荻窪からウォーキンング

きょうは仕事がお休みで、自宅に篭もって外出自粛。

夕方になって天気もよかったので運動がてらウォーキングをすることに。もちろん、「密」を避けてなるべく人と接触しないようにしながら……

荻窪駅の南側をテクテク歩いていると、これまたそそるフォントの看板が。「名曲喫茶ミニヨン」だそうです。

インターネットで検索したところ、店内もすごく雰囲気のよさそうなところでした。でもごめんなさい、こういう状況なのできょうはやめておきます。新型コロナウイルスの騒動が落ち着いたらぜひ再訪してみたいと思います。

しばらく歩くと立派な門が。とはいえ、門の向こうはただのビルです。

こちらは「明治天皇荻窪御小休所」。明治天皇が行幸の際に、ここで休憩していたそうです。もともとは青梅街道沿いにあり、ビルの建設に伴って少し場所を変えたとのこと。ビルのふもとにこうした門があるミスマッチ感も何だかおもしろいですね。

しばらく歩き続けると、中杉通りのケヤキ並木に。

写真の奥に向かってしばらく歩くとJR阿佐ヶ谷駅があります。このケヤキ並木は阿佐ヶ谷のシンボルですね。ケーキ屋さん、美容室、レストラン、いろんな店が集まっています。これらもまた今の状況が落ち着いたらぜひ訪れてみたいです。

高円寺近くなってくると「弁天湯」なる銭湯がありました。

ここは高円寺を舞台にした「ようこそ、わが家へ」というドラマで、人気アイドルグループ「嵐」の相葉雅紀さんが入浴するシーンの撮影が行われ、ファンがよく訪れるそうです。高円寺は僕が学生だった頃に住んでいた街ですが、銭湯が多いですね。住んでいた家のすぐ近くにも風呂がありました。

こ、これは……どうやらもうやっていないようですが、なんとも雰囲気のある診療所です。もしこちらで診察を……となると、ちょっと僕は怖いかも(笑)。せっかくなので、このまま残して撮影スタジオみたいにしてみたらいかがでしょう(^^;)。

家に着く頃には暗くなっていました。1万歩近く歩いて、大体1時間30分ほど。ウォーキングは「密」から避けられるし、いろんな発見があって楽しい(^^)。

ソーシャルディスタンスだけど常につながっていたい

きょうも夕方になってランニング。

最近のお気に入りは都庁近くを走るルートです。家は新宿寄りの中野なので、都庁がどんどん大きくなってくる様子は圧巻です。小池知事を始め、多くの職員さんが新型コロナウイルス対応でお仕事をされているのを思うと頭が下がるばかりです。

走るときには「密」にならないよう意識していますが、それでも周りを見ると普通に人がいるところはいますね。お仕事らしき人もいれば、遊びに来ているような人も。人との接触を8割減らしなさいと言いますが、その壁を高くしているのはやはり仕事面らしいです。もちろん、中にはそもそも在宅勤務のできない仕事もあると思いますが、できるのにやっていない職場もあるとか……事情はそれぞれなので難しいところです。

ことしのゴールデンウィークはおそらく岡山にも帰れまい……ということで、実家の両親と、東京に住んでいる弟たちとでオンライン飲み会を企画してみました。

僕は好きなクラフトビールを数本と、カキフライやナスの揚げ浸し、それにお刺身などを用意。意外とそれなりに盛り上がって楽しかった(^^)。それでも盛り上がるだけに物理的な距離をもどかしく感じてしまいます。

今、世の中では「ソーシャルディスタンス」ということばを聞かない日はありません。日本語に直訳すると「社会的距離」という意味ですが、このことばに異を唱えるのがWHOです。「われわれが取らなければならないのは『社会的距離』(=ソーシャルディスタンス)ではなく『物理的距離』(=フィジカルディスタンス)だ。愛する人や家族との関係を社会的に断たなければならないという意味ではない。あえて『物理的距離』と言い換えているのは、人と人とのつながりは引き続き保ってほしいと思うからだ」とのこと。社会的には、常につながっていたいと思う、きょうこのごろです。

懐かしの「西紅柿炒鶏蛋」

きょうも在宅勤務で、昼は先日も紹介した中華料理店のお弁当を買いに出ました。

きょうのお弁当は豚肉、ニラ、豆もやしを炒めたものと、中華料理では定番の“西红柿炒鸡蛋”(トマトとスクランブルエッグの炒め物)。こちらもビックリするボリュームでおなかがはち切れそうでした。これで500円、ごちそうさまでした。

営業はできるけれども

きょうは月曜日ですが仕事がお休みでした。

ここ最近、髪が伸びてしまって早く切りたいなあと思っていたところ。大体1か月に1回のペースで切っていて、ここ最近は毎月10日ごろに切っていました。ところが今月は新型コロナウイルスの影響で行きつけの美容院が臨時休業。どうしようかなあ……と悩んでいたところ、改めて美容院のホームページを見たら営業再開していたので予約して伺うことに。

それが行ってビックリ。遅めの時間帯だったことはあるんですが、お客さんが全然いない。僕が入店するときにすれ違いで出ていく女性が1人いただけでした。美容師さんも、僕を切ってくれる方と女性が1人いるだけ。

聞くと、人が全然来なくなったそうです。特に女性が来ないそうで「きょう切ったの、男性ばかりですよ」と話していました。ほかの美容師さんも正社員じゃないので「客が来ない=実入りに直結」という状況で、耐えかねてアルバイトなどをしているとのこと。僕の髪を切ってくれた美容師さんも「ウーバーイーツを始めようかと思っている」と話していました。

この美容院の周りには居酒屋など飲食店も多いのですが、営業を取りやめているところがほとんどなので真っ暗。この美容院の隣にあった焼き肉店は潰れてしまったそうです。美容院は東京都の休業要請の対象にはならなかったし、髪は放っておいても伸びるのでお客さんは来るだろうと思っていましたが、それは男性の考え方なんですね。美容師さんは、休業要請の対象になれば補償の話も出てくるだろうけど、そもそも対象になっていない。かといって営業していても人は来ないし……と、すごく深刻そうな表情をしていました。

よく行っている、中野の大衆居酒屋「加賀屋」。

帰りに前を通りかかったら営業していました。それでもお客はまばらなようで、いつものにぎわいはどこへやら。本当は入りたい思いですが、ごめんなさい、今はそういうわけにはいかず。この状況が収まったら必ず来るので、それまで頑張ってほしいと思うばかりです。

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