仕事を終えて上海は南京西路あたりをシェアサイクルで走っていると、ギラギラ光る船の形をした建物が見えてきました。

す、すげーな……ルイ・ヴィトンが今年6月にオープンさせた新店舗なんだそうです。実物大のクルーズ船を象っていて、ショップだけでなくカフェや展示会スペースも併設されているんだとか。

中国経済の先行きは不透明だと言われていますが、あるところにはあるんですね、金は。ルイ・ヴィトンが中国市場にこれだけの投資をするのはそれだけ自信があるからなんでしょう。

一方の私はルイ・ヴィトンの店舗を華麗にスルーして、日系スーパーのアピタに向かいました。ここの品揃えは日本国内のスーパーに負けず劣らずで、何がうれしいって日本食のお惣菜が充実しているのです。で、夜の8時半頃になると値引きシールが貼られるところも日本と同じ。半額の刺身を買って帰りました。ホテルの部屋で缶ビール片手に半額の刺身をいただく……私にとってはルイ・ヴィトン以上の贅沢です。