中国の年末年始の連休は今日が最終日(日本は明日までかな)。
昨夜は上司の家で飲んだあと帰宅し、自宅でも1人で2次会をしていたため(おいおい)今朝はゆっくり起床する。昼食は冷蔵庫にあった有り合わせの材料で間に合わせる。食事を終え、ふと天気の良い外を眺めていると「このままでは普段の週末と変わらない年末年始で終わってしまう」と妙な罪悪感に駆られる。
The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.
中国の年末年始の連休は今日が最終日(日本は明日までかな)。
昨夜は上司の家で飲んだあと帰宅し、自宅でも1人で2次会をしていたため(おいおい)今朝はゆっくり起床する。昼食は冷蔵庫にあった有り合わせの材料で間に合わせる。食事を終え、ふと天気の良い外を眺めていると「このままでは普段の週末と変わらない年末年始で終わってしまう」と妙な罪悪感に駆られる。
ちょっくら湘南に小旅行に行ってきた。
私の今住んでいるウィークリーマンションは上野にほど近いところにあり、上野からなら茅ヶ崎まで「上野東京ライン」で乗り換え無しで行くことが出来る。せっかくだから、ということで奮発してグリーン車で向かった。
茅ヶ崎は言わずと知れた桑田佳祐さんの出身地。
駅から南口に出ると海に向かって「サザン通り商店街」が伸びる。桑田さんの学生時代の先輩が営むというお茶屋さんやサザンオールスターズ好きな店主の営む洋菓子店など、サザンオールスターズにゆかりある店舗が点在していて、ファンにはたまらない「聖地」として親しまれている。実は妻がそんなファンの1人で、去年も一緒に茅ヶ崎を訪れている。きょうは2回目だ。
商店街を通って海まで行き着くと、これまた「サザンビーチちがさき」と名付けられた海水浴場が広がる。海の家はまだ営業していて*1海水浴客やサーファーもぽつぽつ。自宅療養している間に夏はすっかり終わってしまったと思っていたから、ちょっぴり夏っぽい雰囲気が味わえてよかった。
砂浜には「C」の形をしたモニュメントがある。茅ヶ崎(Chigasaki)の頭文字で、「C」という文字の切れ目の部分に立つと1つの円(輪)になり、海の安全と平和を祈る輪となるという意味が込められているそうだ。
茅ヶ崎を後にして訪れたのは江ノ島。これまで何度か来たことはあるものの、島は遠くから眺めるだけで中に入ることはなかった。きょうは足を伸ばして島内散策。
どこかに雰囲気が似ているなあ、どこだろう……としばし考えたのだけど、おそらく広島県の宮島っぽい?のかな。海に囲まれていて、神社があって、参道にお土産屋さんがひしめき合う感じ。
参道には飲食店もたくさん並んでいた。ショーケースを見ると海鮮丼を扱う店舗が多い。こういう場所にある店は「観光地価格」が多いけど、値札を見ると意外とリーズナブル。例えば湘南名物のしらす丼なんてずいぶんとボリューミーな割に1000円しないのだ。後から調べると江ノ島の海鮮丼は有名で、これを目当てに来ることもいるらしい。
江ノ島の最西端、稚児ヶ淵まで歩いてきた。海底が隆起してできた岩場があって、降りていけば釣りや磯遊びを楽しむことができる。ときどき岩場に打ちつけた波が高くしぶき上げるので、遠くから見ているだけでも楽しかった。
稚児ヶ淵のすぐ近くにあるのが「江の島岩屋」。長年の波の侵食によってできた洞窟で、入洞料500円を払って入ってみた。
洞窟は第一岩屋と第二岩屋があり、まず第一を見てから第二を見る流れ。このうち第一岩屋は富士山のふもとにある洞窟にまでつながっているという伝説があるそうだ。洞窟の中に入るとひんやりしていて、しばし暑さを忘れることが出来た。
稚児ヶ淵が断崖絶壁にあるため、帰り道はずいぶん急な階段だった。ぜーぜー言いながら登り切ったときには大汗。ちょうどそこにかき氷が楽しめる飲食店があったので、思わず入店した。私が頼んだのはいちご味で、妻はブルーハワイ。冷たくておいしいー、おかげで一気に汗が引いた。
午後6時閉店なこともあって、私たちがかき氷を食べ終わる頃には店じまいを始めていた。
私たちの席は窓際だったのでボーッと海に沈む夕日を眺めていると、店員さんが「冬に来るのもいいですよ、ここから富士山の絶景が楽しめます」と教えてくれた。きょうはかすんで見えないが、冬の空気が澄んだ日には海の向こう側に大きな富士山が見えるらしい。なるほど、私たちの入った店の名前が「富士見亭」なのも納得だ。
ちなみに水平線が厚い雲に覆われていたので、沈む夕日は途中で見えなくなってしまった。
*1 | インターネットで調べてみたところ、営業は私たちの訪れた翌日・日曜日までだったようだ。 |
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数日前に思い立って、兄弟3人で群馬県は四万温泉に行くことに。
思えば兄弟3人とも東京にいるのに、3人全員がそろうことはあまりないなあ……今回の旅も真ん中の弟(次男)は二つ返事で約束できたものの、問題はいちばん下の弟(3男)。最近仕事が忙しそうだし、難しいかなと連絡してみると「ええよ」と、こちらもまた二つ返事。晴れて、温泉の旅に出かけることとなりました。
先月、同じ会社の人間で、今は長崎に赴任している同期から久しぶりに連絡をもらいました。いわく「お互い休みを合わせて、どこかに遊びに行かないか」という誘い。就職が決まってから働き始めるまでもよく一緒に出かけた仲で、働き始めてからの仕事っぷりも尊敬している同期です。いつか会いたいと思っていたので、まさか向こうから誘ってくれるとは思わず、私も二つ返事で応えました。
お互いふだん忙しいので、ゆっくりできる温泉宿にでも…ということで、九州・佐賀は嬉野温泉に行くことにしました。
彼は長崎にいるのだから直接佐賀で合流すればいいのに、ぜひ高松に行きたいとわざわざ訪ねてきてくれました。なので出発は2人で高松から。JR瀬戸大橋線快速マリンライナーで岡山まで出て、新幹線のぞみで博多へ。
ちょうど博多でお昼になったので、行列ができるという「大地のうどん」にやってきました。彼のオススメで、香川に住む私にうどんを食わせるのか!と笑ったのですが、さぬきうどんとはまた違ったもののようです。
こちらが名物「ごぼう天うどん」。麺が見えないほど大きなごぼう天が載っています。
福岡には博多のうどんと北九州のうどんがあるそうで、北九州のほうがコシがあるのが特徴だとか。ちなみにこの「ごぼう天うどん」も北九州のうどんらしいのですが、さぬきうどんに比べるとコシは全く感じられず(笑)。そしてツヤツヤとしているように見えました。さぬきうどんの場合は真っ白な麺ですよね。
さぬきうどんとはまた違った味でとてもおいしかったです。ごぼう天も食べ応えあり。見た目はボリューミーですが、ごぼうなのであっという間に食べてしまいました。右に見えるビールは…車を使わない旅ということで(^^)。
お昼を博多で食べたら、特急みどりに乗って武雄温泉駅まで向かいます。大体1時間ほどで、自由席でしたが問題なく座れました。
武雄温泉から嬉野温泉までは路線バスで30分ほどかけて移動します。武雄温泉まで来ると、とても静かな田舎町といった雰囲気で、バスにも地元の方々がたくさん乗られていました。しかしそれ以上に乗っているのが中国人観光客。驚きました、日本人の私だって初めてなのに、彼らは一体何を見て嬉野温泉を知ったのかしらん。実は彼らは佐賀県内で技能実習生として働いていて、休暇をもらったから近くで有名な嬉野温泉に行ってみました…なんて可能性も、あるかもしれません。
午後3時すぎに嬉野温泉には到着しました。
ものすごくにぎやかすぎず、けれど人はちょくちょくいる、ちょうどいい雰囲気です。予約していた温泉宿まで歩くのですが、その道すがらにもたくさんの宿があって、温泉地なんだなあと実感します。
宿泊するのは、この橋を渡った向こう側に見える「御宿高砂」。歴史は長いそうなのですが、外装・内装含めて改装してあってとてもきれいなお宿でした。
宿に荷物を置いたら、夕方までしばし周辺を散歩。足湯がありました。
公衆浴場「シーボルトの湯」、大正時代の姿を再現しているそうです。
もともと江戸時代に藩営の浴場として整備され、シーボルトも利用した歴史ある施設で、ドイツ人の設計だとか。老朽化で閉鎖していましたが、地元の人たちの強い要望もあって平成22年にリニューアルしたそうです。
明治元年に創業したという井手酒造さん。嬉野温泉の地酒「虎之児」(とらのこ)を作っています。試飲もできるということで、寄らせていただきました。
お店のお母さんがこてこての九州弁、ここまでの九州弁は初めて聞きました(^^)。
今の時期にしか買えないという「虎之児」のしぼりたて原酒があったので、購入。今度手術を控えている祖父が日本酒好きなので、快気祝にこれを取っておこうと思います。
宿に帰ってきて、コーヒーのサービスでまったり。
宿からは嬉野川が望め、たそがれの落ち着いた雰囲気の中、一息付けます。共に訪れた同期、お互い仕事が忙しく、また休み明けにも仕事が待っているけれど、今だけは何も考えない!仕事のことは考えない!としばし現実逃避します。
夕食前に大浴場に入ります。嬉野温泉のお湯は日本三大美肌の湯と言われているそうで、確かに温泉につかるとすべすべになったような気がします。そこまで大きな浴場ではありませんでしたが、タイミングよく私たちだけだったので、大浴場は貸し切り状態でした。
さて、気になる夕食ですが…食べるのに夢中で写真を撮ることを忘れていました(笑)。
メイン料理は嬉野温泉名物の温泉湯豆腐と佐賀産和牛のしゃぶしゃぶ。それ以外にもたくさんの料理があって、全部でおよそ10品。次々と持ってきてくれます。こういう旅館は、身の回りの世話を全部してくださるのでとても楽だし、何だか申し訳ないほどです。
こちらは佐賀牛。とてもおいしかったです。
ふと箸袋の裏を見るとこんなことばが。
美味しかったらほめてください。不出来だったら叱ってください。
亭主、苦労性のため。
もちろん、声を大にして「おいしかった」とお伝えしたいと思います(^^)。
嬉野温泉の旅、初日はこんな感じで終了。食事を終えて、また1階にコーヒーをいただきに行っている間にお布団を敷いてくれました。同期といろいろ語り合い、愚痴りあい(笑)幸せな気分で床に就きました。
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