The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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バイク便でスープを配送

今日は土曜日ですが休日出勤。お昼になり、久しぶりに日本のラーメンが食べたくなって「一風堂」のデリバリーを注文しました。北京にも「一風堂」があるのです。

麺がのびないようスープは別に梱包されていて、手元に届いてから自分で麺と具材の入った容器にスープを注ぎます。で、発熱材が一緒に梱包されているので、これを使って温めます。以前も何度か注文したことがあり、スープを入れようとすると……スープが入っていない~~!!お腹がぺこぺこだったので、このまま食べてしまおうかという考えが頭をよぎりましたが……いや、ラーメンはさすがにスープがないと食べられません。

こんなこと中国でデリバリーを利用するようになって初めてです。店に電話をすると丁重に謝罪があり、スープを届けてくれるとのこと。店員さんにデリバリーの受付番号、私の携帯電話の番号と会社の住所を伝えました。

しかし、どうやって届けてくれるんでしょう?このスープの入っていないラーメンを届けてくれたのは日本で言うウーバーみたいな出前サービスのお兄ちゃんです。彼がもう一度店舗に戻るんでしょうか。それとも「一風堂」の店員さんがバイクや自転車に乗って届けに来てくれるんでしょうか。

しばらくすると私のスマートフォンにSMSが届き、“闪送”が私宛にお届け物を配送していると通知が来ました。“闪送”というのはバイク便みたいなサービスで、同じ都市であれば60分以内に荷物を配送してくれるサービスです。

届いたSMSのリンクをクリックするとこうした画面が立ち上がり、配達員がどのあたりを走っているか見ることができます。フードデリバリーではおなじみのサービスですが、バイク便でもこうして見られると便利ですね。

20分くらいで届きました。袋の中にはスープと発熱材、そしてコカコーラの缶。コーラは注文していないですけど、おそらく店舗からのお詫びの品ということなんでしょうね。

しかし日本でこれだけのことをしたら、一体どのくらいの料金がかかってしまうでしょう。そもそも日本のウーバーイーツは料金がお高いですもんね。で、スープを入れるのを忘れたから、バイク便を使って追加で届ける。一体合計でいくらかかっているラーメンなのか!と思っちゃいます。どれもこれも人件費の安い中国だからこそできる技ですね。

飲み込まれたキャッシュカード

中国では現金を使う機会がほとんどありません。と言うのが、日々の支払いなどがスマートフォン決済にほぼ置き換わっているからです。

一方、私の会社では立て替えた経費を請求すると現金で支給されます。中国の場合、最高額の紙幣が100元札(約2000円)ですから、少しお高めの経費精算なんてしようものなら束のような現金を渡されます。金持ちになったような気分がする一方、こんな札束を大量に持ち歩くのはおっかないので、早めに銀行口座に入れてしまいます。

で、今日も仕事帰りに銀行のATMに行って札束を預け入れしようとしました。

キャッシュカードを入れると“操作正在进行,请稍等”(操作を行っております、少々お待ちください)と表示され、じーっと待っていると……いくら待っても画面が切り替わりません。2分くらい待ったかしら?と思ったあたりで“设备故障”(設備故障)と表示されるではありませんか。

ええー!!ちょっと、壊れる前に私のキャッシュカードを返してよ!!

どうしようかとドキドキしていると、ATMからニョキッとカードが吐き出されました。ああ、良かった。中国での全財産が入ったキャッシュカードをそのままに立ち去ることなんてできませんから。中国は昔に比べて著しく経済が発展したし、様々な面で技術力も上がりましたが、こういうことはまだよく起こるんですよねえ。どこのメーカーのATM?と思ってみてみると……日立でした(^^;)。

大雨に対する対策

北京は昨日に引き続き大雨に見舞われています。亡くなった方もいるとのこと。

日本にいる色んな方から「大丈夫か」とお声がけいただきますが、私は大丈夫です。昨日も書きましたが、一番被害がひどいのは北京西部の郊外ですね。

インターネット上に出回るウワサでは、北京中心部に被害を及ばさないために「濁流の流れる川を郊外でわざと氾濫させている」という情報を目にしました。つまり中心部まで濁流が流れて氾濫しないように、わざと離れた郊外で堤防に穴をあけて氾濫させているというのです。この情報が本当かどうかは分かりません。けれど「もし本当だった場合」、政治の中枢が集まる中心部を守るために郊外の方々が犠牲になっているならひどい話です。

帰宅する頃に雨は降っておらず、紫色の夕焼けが見えました。

北京は滅多に雨が降らないこともあって、確かに排水機能は脆弱です。そもそも歩道もボコボコなので、そこら中に水たまりができています。こうした事態を見るに付け、思い出すのが日本の「首都外郭放水路」です。

首都外郭放水路の公式ホームページより

https://gaikaku.jp/

一見するとパルテノン神殿みたいですが、埼玉県の地下にある巨大な空間です。大雨で首都圏を流れる川が氾濫しそうになった場合、ここを通って巨大な江戸川に流れ込む仕組みになっています。雨の多い日本ならでは、ですね。1993年に着工し、2002年に完成したとのこと。普段、見学会も実施しているということで日本に帰ったら見に行ってみたいなあと思う場所の1つです。

北京にもこんなものがあったなら……と思いますが、雨の少ない北京では雨のために地下に巨大な空間を作ろうなんて夢にも思わないかもしれません。だからといって、中心部の被害を防ぐために郊外で氾濫させるってもし本当だったらあらえない対策法です。

北京は今日も雨だった

今日で7月も終わりですね。北京は2日前から大雨が続いています。

朝の出勤時に、ちょうど地下鉄の駅から出る場所で撮影した写真です。あまりにも雨が強いので、出ようか出まいか様子を見ている人たちが何人かいらっしゃいました。

思えば去年9月に赴任してから、北京で傘を使ったのは片手で数えられるほどしかありません。2回とか、そんなもんじゃないかしらん。北京に梅雨はありませんから、5月頃から気温がぐんと上がって「いきなり夏」になるのが定番です。こんなにも雨が続くなんて異常に感じます。

北京西部の郊外にある門頭溝区という場所では土砂災害や洪水も発生しているよし。日本も雨で大変なことになっている地域があるようですが、改めて考えると異常気象ですよね。地球が私たちに警告してくれているんじゃないかと感じてしまいます。

春困秋乏夏打盹,睡不醒的冬三月

昨夜(というか、日付は今日だったんですが)の帰宅が午前2時過ぎだったこともあり、朝はずいぶんゆっくりさせてもらいました。とは言え、明日の週明けに向けて大理出張のまとめもしなければならず、昼から自宅のデスクに向かってお仕事。

たっぷり寝たはずですが、それでもウトウトしてしまいます。

中国語に“春困秋乏夏打盹,睡不醒的冬三月”という言葉があります。訳すと「春は眠く、秋は疲れやすく、夏はウトウト、そして冬のみつきは目が覚めない」。おお、つまり夏はウトウトするものなのか……と言いたいところですが、よく読むと言っているのはつまり「年中眠い」ってことですな。

大理2日目

大理出張2日目。今日は朝から頭が痛かったです……高山病でしょうか。

いつもならこうした頭痛も時間が経てば収まってくるのですが、今日は夕方を過ぎても続きました。ガンガンした痛みで、こんなのは久しぶりです。

頭の痛みを堪えて日中に仕事をこなし、夕方に「大理古城」に来ました。

名前だけ見ると古い町並みが残っていそうですが、その実、今や立派な観光地です。土産物店や飲食店が建ち並び、すっかりテーマパーク化しているように感じます。こういうところを見ると大理が「観光業に依存している」というのがよく分かりますが、新型コロナウイルスの感染が拡大していた間はどうしていたんでしょうね。

ただ、そんな心配も過去の話でしょう。だってコロナ禍の明けた今はこんな感じ。大理はもともと中国屈指の観光地ですが、子どもたちが夏休みに入っていることもあって親子連れの姿が特に目立ちました。いやあ、この人の多さでは、頭痛が治るどころか余計に痛くなりそうです(^^;)。

大理出張、最後の夜にいただいたのは“石板烧”(石板焼)。その名の通り、石の板の上で肉や野菜を焼いて食べる料理です。石の上で食材を焼いて食べるのはどうやら地元の「ペー族」(白族)という少数民族の文化のようで、大理の至る所に店がありました。

肉や野菜があらかじめ決まっているセットを注文。あと雲南省といえばキノコも有名ですから、単品で注文しました。なんとマツタケが68元(約1400円)。とても日本ではいただけない値段です。

ワクワクしながら食材を焼き始めましたが……肝心な石が温まっておらず、全然焼けません。ジュージュー音を立てて焼けるようになるまで15分近くかかったでしょうか……お腹はぺこぺこなのに、これじゃあ生殺しです。薄い肉はあっという間に食べきり、あとは野菜で腹を満たすような感じでした。マツタケも香りを感じず?これは本当にマツタケだったのかしらん(笑)。

結局この店も観光客向けだったんでしょうか。ちょっと残念な夜でした。

流浪狗

帰宅途中、いつも利用する地下鉄の駅の入り口に犬がいるのを見つけました。

おそらくこのワンちゃんは“流浪狗”(野良犬)かと思います。結構な人の行き来がある場所ですが、動じることなくジーッと伏せています。私が近付くとこちらを見て来ますが、何をねだるわけでもありません。このどっしりと構えた感じ、なんてたくましいのでしょう。

ちなみに中国語の“流浪狗”は日本語だと「野良犬」と訳されますが、私からするとちょーっと違います。中国語の“流浪”は「さすらう」といった意味があります。そう言えば日本語でも「流浪」(るろう)って言うじゃないですか。人気漫画「るろうに剣心」なんてタイトルもありますよね。

だから日本語の「野良犬」は単に野生の犬……という意味に取れますが、中国語で“流浪狗”と聞くと「さすらいながら誰にも飼われず立派に生きている」なーんてニュアンスを感じてしまうのです。このワンちゃんも、日本語の「野良犬」よりも中国語の“流浪狗”のほうが絶対に似合うと思います。ま、私の考えすぎですけど。

腕マスク

あれだけ厳しい新型コロナウイルスの感染対策をとっていた中国ですが、最近ではマスクをしている人がめっきり減りました。北京にいるとちょこちょこ見かけることはあるものの、出張に行った同僚に話を聞くと地方は「マスクほぼゼロ」とも言える状況のようです。

私は従来からマスクが好きではありません。息苦しいのもさることながら、ゴムが痛いんですよね。あの耳に掛けている部分のことです。中国で徹底的に感染を抑える「ゼロコロナ」政策が終わってからというもの、私は基本的にマスクを着けていません。けれどここは中国、いつどこで着用を求められるか分からないので、念のためにカバンの中にはマスクを忍ばせています。

すると、今日の出勤途中にこんな方を見かけました。

右腕にマスクを引っかけています。顎マスクならぬ、腕マスクといったところでしょうか。

これは必要となったときにサッと着用できるよう、腕に引っかけているのでしょうか。私ならカバンに閉まってしまうところですが、確かにこちらのほうが機動性はあるかも知れません。

ふと気になり、インターネットで「マスクを腕に引っかける」(“把口罩挂在胳膊上”)と検索してみました。すると次のようなネット記事がヒット。

医护人员表示,戴上口罩出行一段时间后,口罩外层会粘附空气中的灰尘、细菌,而将临时摘下的口罩挂在手臂上,同样会沾染细菌或微生物,因此不建议这样做。

医療関係者によると、マスクを着用して一定の時間が経過するとマスクの外側には空気中のほこりや細菌が粘着します。一方、一時的に外したマスクを腕に引っかけると細菌や微生物で汚れる場合があり、しないことをおすすめします。

うーむ、腕に引っかけるとはなるほどと思いましたが、やらないほうが良いとのことです(^^;)。

今日も今日とて日曜出勤

今日は日曜日ですが出勤。いつも週末は休みですが、たまにこうして当番の日があるのです。ついこの前も日曜日に出勤したような気が?と思うと、ちょうど2週間前も当番でした。

うちの会社は今が人事異動の時期で、すでに1人が帰国しています。なのに肝心な後任がまだ来ていないんですね。実質、人員が1人少ない状態。というのが、中国政府からビザがまだ発給されていないのです。去年の私もまさにそんな感じでしたが、いつビザが手に入るのか皆目見当がつかない。本人も予定が立たなくて困っているでしょうし、北京の私たちも仕事が増えて負担です。

2週間前の当番の日は退勤してから職場近くのショッピングモールまで散歩しましたが、今日は何だか疲れちゃってそんな気力もなく、そそくさと地下鉄で帰りました。

帰宅すると、こんなニュースが。

中国政府は23日、シンガポールとブルネイに対するビザ免除措置を再開することを明らかにした。両国と日本の3カ国のパスポートを持つ人についてビザなしでの渡航を認める措置が、新型コロナウイルスの拡大を機に止まっていたが、日本だけを残して元の運用に戻ることになる。

朝日新聞デジタル(2023年7月23日)

以前ノービザについて書いたところですが、中国へ入国する際のノービザは日本以外にシンガポール、ブルネイについても認められてきました。これが日本だけを除いてノービザが再開するんですね。何だか、日本に対する当てこすりみたいにも感じてしまいます。

はぁ……日本人に対するノービザは当面復活しなさそうですね。これも早く復活させてほしいですが、とりあえず後任のビザ、早く出してください。

大雨の中、美容室に

今日の北京は朝から雨が降っています。結構な「本降り」で外出する気も失せそうなくらいですが……出かけました。というのが美容室で髪を切る予約をしていたからです。

特にスタイリストさんは指名せずに予約したのですが、ここ数か月ずっと切ってくれているお兄ちゃんが担当してくれました。白色のかりゆしウェアを着て行ったのですが、髪を洗いながら「その服、夏っぽくて素敵ですね」と言ってくれるなど、相変わらず気持ちの良い方です。

夏ということで今回は少し短めに。帰りの会計時、別の女性スタッフさんが「いつもご利用いただき、ありがとうございます」と言ってくれました。あら、覚えられていたのね(笑)。この美容室には半年通っていますが、この方からはまだ覚えられていないと思っていました。嬉しいような、恥ずかしいような?不思議な気持ちです(^^;)。

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