The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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まもなく「三伏天」

今日は二十四節気の「小暑」。夏が本格化し、日に日に暑くなっていく頃です。

ただ、ここ最近の北京は「夏が本格化する」というより、遙か先を行っているような気温の日が続いています。40度を超えた日も今年すでに4回。職場の中国人の同僚たちも「今年は異常」と話すくらいです。一体どうしちゃったというのでしょう。

今日は仕事で「798芸術区」に来ました。今年5月にも来ましたが、今回来たのはその際には行かなかったエリアです。廃工場が間近に見られて迫力がありました。

それにしても暑かったです……

ちなみに中国で1年のうち最も気温が高く蒸し暑い時期のことを「三伏天」(さんぷくてん)と言います。初伏・中伏・末伏の3段階に分かれ、合わせて40日余りあります。ふと思い出して、一緒にいた中国人の同僚に「もう『三伏天』に入っていますよね」と聞くと「いえ、まだです。今年の『三伏天』は7月11日からです」と言うじゃありませんか。

ええ、まだ「三伏天」に入っていないのに、この気温とは……先が思いやられます。

真夏日、猛暑日……40度以上は?

今日の北京も暑かったです。現地のニュースを見ると“北京迎今年第四个超40℃高温日”(北京で今年4回目の40度超え高温日)なんて報道しています。私が十数年前に留学していた頃はさすがにここまで暑くありませんでした。一体どうしちゃったと言うんでしょう……

これ、午後7時半過ぎに撮影した写真です。相変わらず明るいですよね。そして暑い!!

ただ乾燥しているのでカラッとした暑さなのはありがたいです。日本だと湿度が高いので「蒸し暑い」んですよね。そうそう、先日行ったマカオは40度もありませんでしたが、ジメジメしていたのでよっぽど暑かったのを覚えています。

こんなに40度が普通になると地球の気候がおかしくなっていることを否応にも感じさせられます。日本では30度以上を「真夏日」、35度以上を「猛暑日」と呼びますが、40度以上の日を何と呼ぶのかも考えないといけない時期に来ているのかもしれません。

小龍蝦

今日のお昼は麺屋でいつもと少し違うメニューを注文してみました。

「小龍蝦拌麺」(“小龙虾拌面”)です。「小龍蝦」という漢字から「何かしらのエビの麺」というところまでは予想が付くかもしれません。実はこれ、ザリガニ麺。中国語で「小龍蝦」(“小龙虾”)ってザリガニをことを指すんです。で、お皿の右手にかかっている天かすがふやけた(笑)ように見えるのは「蒜蓉」はガーリックパウダーと言うか、にんにくをみじん切りにしたものです。

中国ではよくザリガニが食されます。それこそ“烧烤”と言う、中国式バーベキューの店に行くと皿に山盛りになって出てきます。泥臭さを防ぐためか、ずいぶんスパイシーに味付けされていることが多いですね。この麺のザリガニは薄味ですけど。

ガチ中華の人気も相まって今は日本でもザリガニを食べられる店が増えてきているようです。ただ、ザリガニって大きさの割に食べられる身が少ないんですよね。この麺のザリガニにしたって小エビが一回り大きくなったくらいです。だったら普通のエビでいいかなあって思っちゃいます(^^;)。

北京で名古屋の台湾まぜそば

夕方に三里屯をぷらぷらしていると、日本のラーメンが食べられる店を見つけました。ラーメンというより「油そば」をメインに扱っている店のようです。

油そばって私は大学進学で上京するまで知りませんでした。初めて作ったのは国立市にある一橋大学近くのラーメン店だとか、あるいは武蔵野市にある亜細亜大学近くのラーメン店だとか説は複数あるらしいですが、共通しているのは東京西部(多摩地区)が発祥なのだそうです。

私も大学生の頃に友人に連れられ食べに行きましたが、正直、味は大したことないなと思ったのを覚えています(笑)。

妻は「油そば」を選びましたが、私は「台湾まぜそば」なるものを選びました。愛知県名古屋市が発祥だそうで、ネギ・タマネギ・挽肉が麺の上に載っています。

よーくまぜたつもりですが、それでも麺を食べ終わるとネギや挽肉といった具がたくさん余ってしまいました。名古屋ではここに白ごはんを投入する「追い飯」なるものをすることもあるそうで、なるほど、確かにそうしたほうが具も余さず食べられるだろうなと思いました。

しかし「台湾まぜそば」と言いますが、台湾で見たことはありません。名古屋で唐辛子とニンニクを絡め炒めた挽肉のことを「台湾ミンチ」と呼ぶことから付けられた名前なんだそうですが、北京で名古屋が発祥の台湾まぜそばを食すとは何とも説明に困る複雑さです(^^;)。

文明的に乗車しましょう

今朝通勤していると車内に子どもが多いことに気付きました。職場で中国人の同僚にそんな話をすると「夏休みなんでしょう」と言います。

へええ、まだ6月なのに夏休みなんですね。わきで会話を聴いていた別の中国人の同僚は「ええ、もう夏休み?そんな早いことある?」と言っていたので、地域や学校によるのかもしれませんが。

夜になって帰宅する際にも、駅のホームに小学校高学年くらいの子が両親と一緒にいるのを見かけました。で、私を含めて他の客は列を作って電車が来るのを待っているんですけど、この子ども、その列を無視して立っているんです。電車がホームに入ってくると……嫌な予感が的中しました。列を無視し、電車から降りてくる客をかき分けながら乗り込んでいきます。私や別の客が乗り込んだときには両親の分も席を確保し「満足げな顔」で座っていました。こりゃ両親に叱られるぞ……と思ったのですが、親は乗り込んでくるなり席を確保した子どもに「よくやった」みたいな感じのことを言っているんですね。うーん、さすがにモヤモヤしてしまいました。

私は「だから中国人は」なんて分母の大きい話をするつもりはありません。それに中国でも最近は“先下后上”(降車する人が先、乗車する人は後)のルールが守られるようになってきています。けれど……こういう人が依然いるんですよね。いや、地下鉄なんて走っていない地方から出てきた人ならまだ分かります。けれど、こちらの親子は身なりを見るに北京在住で、それなりの生活を送っていそうな雰囲気。子どもはしようがないとしても、日本の親ならまずは子どもを叱るんじゃないでしょうか。降りる人を待たずに列を抜かして乗車するのは「恥ずかしいこと」なのだと。

中国で公共交通機関を利用していると、よくアナウンスで“有序乘车”とか“文明乘车”と流れます。それぞれ「秩序を持って乗車しましょう」「文明的に(=マナーを守って)乗車しましょう」という意味ですが、日本でこんなアナウンスが流れることはありませんよね。まあ、国の人口が違えば、面積も違います。事情が異なりますし*1、手放しに「すごいぞ日本」なんて言うつもりもありませんが……やはり公共の場で「秩序を保つ」という意識は遙かに日本のほうが上だと思います。

References
*1こういう話を中国の人にすると、よく“国情不一样”(国情=国の状況、お国柄が違いますから)と言います。

インディ・ジョーンズ

今日の夜、日本テレビの「金曜ロードショー」で「インディ・ジョーンズ」の映画を放送していました。2008年公開の「クリスタル・スカルの王国」です。

ふと映画タイトルが気になりました。というのが「インディ・ジョーンズ」ってタイトル、英語では”Indiana Jones”(インディアナ・ジョーンズ)って言います。中国語では何と言うかな?と考えたのですが、東京ディズニーシーに「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」ってアトラクションがありますよね。確かこのアトラクションの中国語表記では“印第安纳琼斯”(インディーアンナー・チオンスー)でした。だから英語の「インディアナ」にならっています。

なぜ日本語では「インディアナ」ではなく「インディ」なんだろうと調べてみたところ(今はインターネットで何でも分かるから便利ですね)シリーズ第1作目の邦題にヒントがあるそうです。というのが、第1作目は「レイダース/失われたアーク」という邦題で「インディアナ」「インディ」といった名前は全く入っていなかったそうです。

ただ、この邦題が「なんかよく分からない」「見たいという気分にならない」などと不評を買い、公開当初はあまりヒットしなかったんだそうです。内容はおもしろい映画ですから、その後、口コミで徐々に有名になり、配給側も「2作目からはもうちょっとマシな名前にしよう」と考えて付けたのが「インディアナ・ジョーンズ」だったとか。

ちょうど同じ時期、映画「ランボー」についても原題が”First Blood”でイマイチだったところに「ランボー」という邦題を付けて大当たりしたのも影響したのかもしれません。映画の中では「インディ」と呼ばれていますから、日本人向けには「インディアナ」より「インディ」にしてしまったほうが分かりやすいという考えもあったのかもしれませんね。

沈まぬ太陽

最近、遅い時間になってもずいぶん明るいです。ちょうど1週間前が夏至だったので、昼の時間が長いんだなあというのは分かりますが……いや、それにしても明るすぎる気がするのです。

これ、ちょうど午後7時半くらいの空です。明るいですよねえ。

午後8時を回っても空はじんわり明るいです。日本に行た頃もそうだったかなあ?と不思議に思ったのですが、緯度の関係でしょうか。北京は岩手県と同じくらいの緯度に位置するそうです。高緯度であれば高緯度であるほど夏は昼の時間が長くなると聞きます。

私は岡山生まれ岡山育ち、岡山を出て住んだのも東京くらいですから、あまり高い緯度の地域を知らないんですよね。実は日本でも岩手県くらいに行ったら、遅い時間になっても日がまだ出ていたりするものなんでしょうか。

あのときの美容師のお兄ちゃん

今日は午前中に髪を切りに行ってきました。いつも行っている日系の美容院です。

特にスタイリストさんを指定することなく予約したのですが、今日切ってくれたのは前回と同じ方でした。私より3歳年下、30歳の若いお兄ちゃんです。

美容師のお兄ちゃん
私は去年9月に北京に赴任してから、ずっと同じ美容室に通っています。日本人スタイリストがいるからという理由で通い出したのですが、その実、一度も日本人スタイリストに切ってもらったことがありません。当初は予約に空きがないからという理由でしたが、そのうち中国人スタイリストのほうが安いし、それでいいやと思うようになりました。今日も中国人のお兄ちゃんに切ってもらいました。初めて見る方で、私の靴を見て「素敵な靴ですね」と話しかけてくれました。この美容室の中国人スタイリストは寡黙な方が多いので珍しいタイプだな...

もちろん私は覚えていましたが、彼も私のことを覚えていてくれました。

前回もそうだったんですが、ちょこちょこ話しかけてくれるんです。その会話の量も「ちょうど良い」くらい。しつこすぎず、ちょうど良いんです。それもサラッと格好いいことを言うんですよね、例えば今日は席に着くと「また会えましたね」と。自然に「また会えましたね」なんて言える人、そうそういませんよ。それに彼が言うと気取った感じがしないんです。

髪を切りながらも、逐一「長さはこのくらいでいいですか」とか「ここは切らなくていいですか」などと聞いてくれます。それに聞くだけでなく「前髪はこのくらいにしておいたほうがいいですよ」などとアドバイスもくれます。

切り終わって気付いたのですが、私の髪型、お兄ちゃんとそっくりになりました。するとお兄ちゃん、「僕たち、同じ髪型になりましたね」なんて言うんです。なんか、こう、嬉しくなっちゃう感じ、分かります?後輩が「先輩先輩」って慕ってきてくれる、そんな感じ(笑)。

向こうが客商売なことは分かっています。それでも気持ちいいし、嬉しくなりますね。私も人にそんな風に思ってもらえる仕事ができるように頑張ろっと。

 

かわいくない

私の職場にあるエレベーターには液晶モニターが付いていて、よく広告が流れています。いつも気になっちゃうのが、ゴミの分別を呼びかける北京市の広告に出てくるキャラクター。

https://baike.baidu.com/item/%E5%88%86%E5%B0%8F%E8%90%8C/49938514

この黄色のマスコットキャラクター、名前は「分小萌」と言うそうです。日本語にするなら「分別ちゃん」といったところでしょうか。「萌」という漢字は日本語の「萌え~」*1から来ていて、中国語でも「萌え~」と思っちゃうキャラクターの名前に使われることがあります。

けれど……この際、はっきり申し上げてもいいですか。とても「萌え~」と言える見た目ではないと思います(断言)。日本でもカワイイだけがマスコットじゃない!という考えのもと、少々異質な「ゆるキャラ」がいることは知っています。けれどこれは明らかにその路線と違うような。あくまでカワイイを狙ったけど、ズレてしまっている……ような気がします。

そもそも形状と言い、何をキャラクター化したのでしょう。で、調べたところ、タコでした。ああ、顔の下にある球体が足ということですね。しかし「カワイイ」を狙うのに選んだのがタコとは……うーん、これも不思議なチョイスです。

中国人の同僚と話をしたら「タコを選んだのは『たくさんの手(=足)を使ってゴミの分別をしている』というのを表したかったからでは」と言っていました。うーむ、なるほど。そのアイデアは認めますが、カワイイキャラクターを作り出すノウハウについてはまだ日本に軍配を上げますね。

References
*1今や死語でしょうか。

北京ビキニあらわる

ここ最近の北京はとても暑いです。日によっては40度近くになります。ただ日本と違って湿度がそこまで高くないので、カラッとした暑さです。不快指数は日本ほどではないと思いますが……いや、それでも40度近くは暑い。私が留学していた頃もこんなに気温が高かったかなあ……

夏を象徴する青と緑です。真っ盛りと比べたらまだまだかもしれませんが、セミも鳴き出しているような気がします。

北京が夏になると増えてくるのが「北京ビキニ」のおっさんたちです。写真のようにTシャツを胸のところまでまくり上げている人たちのことです。別に北京に限らず中国の各地で見られるのですが、なぜか「北京」という名前が付きます。この街の人にとっては不名誉なことかもしれません(^^;)。

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