The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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今年最後の寿司

年の瀬ですが、旧暦の正月を重視する中国では何でもない週末。せめておいしいものを食べて年末年始の気分を味わおうと、寿司を食べに行きました。去年北京にできた日本の回転寿司チェーン「スシロー」です。ただの回転寿司と侮るなかれ、海鮮がお高い北京で「安くておいしい寿司」がいただける日本の回転寿司チェーンは貴重な存在です。

スシローは中国語で「寿司郎」。北京に3店舗あり、中心部から一番遠い店舗に行くことにしました。スシローのスマートフォンアプリで確認したら順番待ちをしている客数がゼロだったからです。とは言え、中心部から離れているので店に着くまでに時間がかかります。こういうときはアプリ上で「オンライン整理券」を発券。店舗に着く頃にはゼロだった待ち時間が40分に増えていましたが、事前にオンライン整理券を発券していたので到着後ほどなく席に着くことができました。

うーむ、口福。こうやって海外にいても手軽に寿司が食べられるんだから、わたしゃ幸せな時代を過ごしています。だって、たかが十数年前の留学時代だって中国で寿司を食べようと思ったら高級な「回らない寿司店」か、味が中国化している「ローカル回転寿司店」*1しか無かったんだもの。これで今年の寿司は食べ納めかな。

References
*1中国ローカルの回転寿司店の特徴として炙り物など「火を加えた」ネタが豊富。今でこそ中国の人たちも刺身を食べるようになりましたが、以前は「生もの」に抵抗があるという人が多かったのです。

広東料理

今日はイギリスの方とお昼を一緒に食べました。イギリス生まれ、イギリス育ちの華人の方です。

ご両親が広東省の出身だそうで、王府井にある広東料理の店「粤小館」に行きました。着いた時点で結構な人が待っていましたが、10分少々で案内してもらえました。おいしかったあ、広東料理はアッサリしているから日本人好みの味だと思います。もっといろいろ食べてみたかったですが2人なので食べきれる量で注文しました。

英語が母語とのことですが、基本的には中国語で会話。すごくしっかりしているので年上かと思っていたら、実は6歳も年下だったことが分かりました。トゥルリラー♪トゥルリラー♪

酸菜の入った牛肉麺

今日のお昼は妻のリクエストで近所のモールに新しくできた蘭州牛肉麺の店に行きました。

初めて来ましたが、実はチェーン店なので別の店舗でなら食べたことがあります。

私は「酸菜」の載った蘭州牛肉麺を。この「酸菜」、字の如く酸味の強い漬物なんですが*1、私これが大好きなんです。そのまま食べられることは少なく、こうして牛肉麺の中に入れて食べることもあれば、あとは肉と炒めたり鍋に入れたりして食べることも。日本人の口にも絶対合うと思うので、日本でも広まればいいなあと密かに思っている中国料理のひとつです。

References
*1中国版ザワークラウトなんて呼ぶ人もいます。

前向き抱っこデビュー

週末のパパクッキング、今日は岡山のご当地グルメ「えびめし」を作りました。

先月にも「えびめし」を作りましたが、そのときの素が残っていたので。ただ私と妻の2人分を作るには足りず、ウスターソースや醤油を加えてみました。ちょうどプリプリの大きなえびがあったので、そちらも投入。錦糸卵を作って最後に載っければできあがりです。ちょっぴり甘めになってしまったかもしれませんが、まあ、良いでしょう。

午後も自宅でゆっくりしていたのですが、夕方から散歩を兼ねて娘を連れて妻と3人で出かけました。向かったのは東大橋の蔦屋書店。自宅から徒歩1時間近くかかりましたが、最近は気温も今までのように高くないので歩いていて気持ちよかったです。娘は抱っこ紐で連れて行ったんですが、今日初めて「前向き抱き」デビューしてみました。

対面抱きだと基本的に親の胸しか見えないので、娘はしばらくすると大体寝ていました。けれど前向き抱きだと視界にもいろんなものが入ってくるので興味津々のよう。本当キョロキョロするので私もうれしくなり、体をひねってはいろんなものが見せてあげました。

前向き抱きをめぐっては長時間やりすぎると子どもの股関節に影響するとか、刺激が強すぎる、親とのアイコンタクトが取れないといったデメリットも指摘されているようです。けれど時間に気をつければ、ずいぶん便利だなーと思いました。この前行った水族館とか、ああいう時に前向き抱っこなら娘にいろいろ見せてあげられただろうなあと思いました。

人生の2周目
妻と娘を連れて3人で北京市内の水族館「北京海洋館」に行きました。北京動物園の敷地内にあり、北京市内の水族館の中では最も大きいんだとか。水族館だけ行ければいいと思っていたのですが、北京動物園の一施設という位置づけのため「動物園+水族館」のセット料金でチケットを買わなければいけませんでした。娘は無料でしたが大人は1人175元(約3600円)、結構お高いです。ちなみに去年行った北京市内にある別の水族館「富国海底世界」は1人150元(約3000円)。どちらも高いですねー、北京は海に臨む港湾都市ではないので水族館の運営...

このとき水族館では娘をずっと抱っこしていたので、途中には私も妻も腕が疲れちゃいました。あと気温も高かったので、体温の高い娘を抱いていると親も子も汗ダラダラになっちゃって。かと言ってベビーカーに乗せると娘は嫌がっちゃうし、本当に大変でした。娘もクタクタで悪いことしちゃったなあ。このときに前向き抱っこを知っていたならと思うばかりです。

蔦屋書店にはカフェも併設されているのでアイスコーヒーを飲んで休憩しました。さすがに片道1時間近い距離を娘を抱いて戻る元気は無かったので、帰りは車を使いました。

北朝鮮レストラン

先輩から食事に誘われ、北朝鮮レストランに行きました。レストランというか、焼肉屋です。

ぶれた写真ですみません。店名は「銀畔焼肉」(“银畔烤肉”)、ハングル文字でも“은반불고기”(ウンバン・プルコギ)と書いてあります(ウンバンは『銀畔』の韓国・朝鮮語読み)。「銀畔館」と呼ばれることもあるようです。

店内は至って普通。かの国のお偉い方々の肖像画が飾ってあるわけでもありません。客は全然おらず、私たち以外に1組いただけでした。北朝鮮訛り(に聞こえる)朝鮮語でワイワイ会話していたので、おそらく客も北朝鮮の方でしょう。このレストランは北朝鮮大使館のすぐ隣にあるので大使館の関係者もよく利用しているようです。

店員さんもみんな北朝鮮の方のよう。若い女性ばかりで、北朝鮮のバッジを付けたミニスカートの制服を着ていました。で、特筆すべきはみんなひどく接客態度が悪い!おそらく私たちが日本人だと分かっているからでしょうね。連れてきてくれた先輩はこの店をよく利用しているので、顔を覚えられているのです。上手な中国語で接客してくれるのですが、笑顔を見せないその表情は「あ~あ、あとちょっとで店じまいするところだったのに、なんで来るかねえ」と言わんばかりです。

焼肉のセットを注文しました。メニューに載っていた写真より少し貧相に見えましたが、まあいいでしょう(^^)。ここで女性店員から「厨房で焼いてカットしてから持ってきましょうか?それてもご自身で焼きますか?」と聞かれました。まあ、すでに焼かれてカットされた肉だけが出てきても味気ないので自分たちで焼くと伝えました。

で、肉が焼けてきました。大きめのサムギョプサル(豚の三枚肉 )があったので、女性店員に「カットをお願いできますか」と頼みました。すると大きなため息をついて「あなたたち、さっき自分で焼くと言いましたよね?」と言うのです。そりゃあ、確かにそう言ったけどさ、あなたたちがそれを言っちゃおしまいでしょう(^^;)。

キムチの盛り合わせも注文しました。韓国のキムチに比べるとあっさりした味の印象でした。水キムチっていうんですか、辛くないキムチもあって、味は日本の浅漬けみたいでした。

北朝鮮レストランに来たら食べておかなければ、ということで平壌冷麺も。冷麺の本場といえば北朝鮮……とは言え、今まで食べたことのある冷麺と何が違うのかよく分かりませんでしたが、おいしかったです。

先輩と北朝鮮の大同江(テドンガン)ビールをぽんぽん開けながら飲んでいると、ふと女性店員が「私たち、そろそろ退勤するんですけど」と言います。周りを見渡すと客は私たちだけ。他の女性定員たちは肘をついて店内のテレビで中国ドラマを見ていました。今あるビール瓶だけ飲み終えさせてくださいと伝えて飲んでいると、次の瞬間、店内の照明を半分くらいガチャンと消されてしまいました。はいはい、早く帰れってことね(^^;)。

最後の最後まで「無愛想」という言葉がピッタリな接客でした。唯一、周りから「サジャンニム」(사장님=社長様)と呼ばれていた支配人の女性は愛想が良かったです。もしや若い店員は「日本人にヘラヘラしていた」と上に思われてはいけないので、わざと無愛想に接客していた面もあるんじゃないかしら。で、支配人クラスになると地位があるから、そこまで考えなくても良いと。考えすぎかもしれませんが、北朝鮮だったらそのくらいありえるんじゃないかと思っちゃいました。

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