金曜・土曜・日曜で実家のある岡山に帰っていた。祖父母に妻の顔を見せてあげ、妻にも私の生まれ育った場所を紹介してあげたかったというのが一番の目的だ。
金曜の夕方に岡山に到着し、両親と外で食事をした。両親は両家の顔合わせの際に妻の顔を見ているが、当時はお互い緊張していただろう。お酒を飲みながら、ざっくばらんに会話できてよかった。
土曜は私の生まれ育った地元を紹介して回った。3年前に亡くなった父方の祖母の仏壇にも線香をあげ、結婚したことを報告。おばあちゃんっ子だったので、もし生きていたらとても喜んでくれただろう。通っていた小学校を訪れたり、いつも遊んでいた公園を見せたり、単なる私の自己満足だが、妻は埼玉生まれで岡山に詳しくないので純粋にさまざまな景色を楽しんでくれていたように思う。
夜は母方の祖父母宅を訪れ、両親も一緒に夕食。妻の顔を見るのは祖父母のたっての願いだったので、かなえられて本当によかった。祖母はいつも通りという感じだったが、祖父は少し緊張していたかもしれない。食卓には祖母特製のポテトサラダなど私の好物がたくさん並んだ。酒を飲みながらいろんな話で盛り上がり、本当ににぎやかだった。夜は祖父母宅に宿泊。
翌日、祖父が何か書き物?をしていた。祖父が席を立ったときにこっそりのぞき込むと、次のようなことを書いていた。
孫夫婦が岡山を訪れた。お嫁さんはとても落ち着いていて、初めて会ったような気がしない。なかなかできた子です。
もっといろいろ書いていたようだが覚えていない。けれど、とても喜んでくれているのは分かった。私たちが家を出るとき、祖父ははち切れんばかりの笑顔で「本当におめでとう」と、私と妻の手を握ってくれた。
結婚は誰のためにするというものではないが、それでも周囲、特に祖父母が喜んでくれているのを見ると、本当によかったと思う。妻には岡山にいる間いろいろと気を使わせただろう。妻にも感謝感謝、お疲れさま。
最近のコメント