The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

月: 2023年9月 (3ページ目 (6ページ中))

中国2年目

最近の北京はめっきり涼しくなりました。昼間になると30度近くになりますが、さすがに超すことはありません。

日陰を歩いていると涼しくて気持ちが良いです。朝晩も涼しくなって、日が暮れると「何だか肌寒いかも」と思ってしまうほどです。

何だか懐かしい感じだなあ……と思ったら、私、ちょうど去年の今頃に中国に入国したんですね。今頃というか昨日ですから、今日から私の中国駐在は2年目。去年は中国がまだ「ゼロコロナ」政策の下にあり、入国後は10日間の隔離措置がとられていました。だから北京の街なかに出たのはもうちょっと先ですけど。

もう1年なのか、まだ1年なのか、正直自分でも分からないです。多分、来年も同じことを言っているんだと思います。自分の取り柄はマイペースなところだと思っているので(異論は認めます)今やるべきことをコツコツやっていきたいと思います、はい。

送別会

今日は仕事で付き合いのある方(日本人です)が北京を離れるということで、送別会にお呼ばれしてきました。いろんな会社の人たちが呼ばれたので、総勢40名ほど。いやあ、圧巻でした。これだけたくさんの日本人が一堂に会しているのを見たのは中国に赴任してから初めて。まあ、私もその1人を構成しているんですけど(^^;)。

違う会社の人たちばかりなんですけど、みんな業種は同じ。何かくさい言い方かもしれませんが、みんな異国の地で頑張る仲間みたいな感じがして、とても自信をもらった1日でした。

日中、段ボールの扱い方にも違い?

先日、X(旧ツイッター)でこんなポストが話題になっていました。

追記)その後、ポストは限られた人しか見られないよう変更されたようです。

投稿者は段ボールの角が潰れていることに腹を立てています。一方、このポストを話題にする人たちは「中身が無事なら別に良いだろ」など、どちらかというと投稿者の過剰反応だと指摘している方が多いように見受けます。

このやり取りを見て、私は中国での配達物の扱われ方を思い出しました。

これ、私が今日見た光景です。大小さまざまな段ボールが転がっていますが、捨てられているわけではありません。配達されるのを待っている立派な荷物です。中国でこうして配達物が地べたにばらまかれたり荒々しく扱われたりするのは日常茶飯事。自宅に届く頃には段ボールの角が潰れているどころか、破けたり穴があいたりしていることもあります。

去年、妻がまだ日本にいた頃に段ボールで荷物を中国に送ってもらったら、あまりに変わり果てた姿で届いたので唖然としたことを覚えています。

段ボールの変わり果てた姿
先週、日本にいる妻にEMSを送ってもらった。出国する際に手荷物として持って行くと重くなるので、いくつかの荷物を別送するようにしていたのだ。EMSだと本来数日で届くはずなんだけど、えらく時間がかかった。追跡サービスで荷物の所在はずっと確認していたが、中国の税関での手続きに時間がかかっているようだった。新型コロナウイルスの感染対策か何かで厳しいのかなあと思っていたら、妻から「マヨネーズじゃない?」と言われた。インターネットで調べてみると、マヨネーズは卵を使っているので禁制品だとするページがいくつか出て...

それに比べて、冒頭に紹介したポストの段ボールは角が少し潰れてはいるものの、まだまだきれいだと思います。全体像が見えないので何とも言えませんが、少なくとも写真に写る段ボールの表面部分は汚れているように見えません。

私個人の思いを言うなら、日本の過重包装はもう少し見直されていいと思います。たまに段ボールの中に段ボールが入っていることもありますもんね。あと私なんかは、いくつもいくつも段ボールが消費されるのも気になっちゃって、Amazonで複数の商品を注文する際は必ず「できる限り商品をまとめて発送」を選ぶようにしています。

もちろん投稿者の方が言いたいことも分からないわけではありません。特に電化製品といった扱いに慎重を要するものを届けてもらう際に段ボールの角が潰れていたら、私も気になると思います。どんな扱いを受けたんだろうって。こういうとき、いつも日本と中国って足して2で割るくらいが一番良いんですけど、どちらも両極端だなあと感じてしまいます。

夜の巷を徘徊する

日本では3連休の中日……なんでしょうけど、私は昨日(土曜日)も仕事だったし、明日(月曜日)も仕事。と言うことで、夕方までしっかりとのんびりさせていただきました。けれど動いていないとそれはそれで不安になるもので、夕方からカメラを片手に散歩をすることにしました。

散歩のゴールはショッピングモール「ソラナ」。身重の妻は公共交通機関を使って来てもらい、モールで合流することに。

亮馬河がきれいにライトアップされていました。

優雅に釣りを楽しんでいる人たちの姿がポツポツ。何度もここのブログに書いていますが、私が留学していた頃の亮馬河は汚かったです。さらに前はもっと汚かったらしく、特に臭いがすごくて亮馬河付近の通行を避ける人もいたそう。それを考えると、こうして川べりで釣りを楽しむのは隔世の感でしょうね。さすがに釣った魚は食べないでしょうけど。

家を出てから1時間ほどでショッピングモール「ソラナ」に到着しました。この時点で午後7時半頃でしたが、まだまだ賑わっています。

先に到着していた妻と合流。けど「ソラナ」は特に見ることなく、後にしました。中国のショッピングモールって、なぜこうも「購買意欲」が沸かないんでしょうね。どの店も単調なショールームみたいな感じで、買いたい!買い物をしたい!という気持ちに全然なれません。

夕食は散歩の途中、亮馬河沿いに見つけた「八剣伝」に来ました。言わずと知れた日本の焼き鳥居酒屋チェーンです。私の実家(岡山)の近所にも店舗があって、数年前に亡くなった祖母が好きでよく行きました。調べてみると大阪が発祥なんですね。

それはそうと、この店は日本の「八剣伝」と同じとこが経営しているんでしょうか?それとも中国によくある名前だけ「パクッた」パターン?調べてみると、どうやら日本でチェーン展開する会社が経営している正真正銘の「八剣伝」で、2023年9月時点で北京には2店舗あるようです。

メニューを見てみると、おお、日本の「八剣伝」にありそうな料理がたくさん載っています。日本の「八剣伝」は大衆居酒屋というか、飲み物も料理も安めの価格設定ですが、比べると北京の「八剣伝」はちょっぴりお高め。とは言え北京の日本式居酒屋ならこんなもんでしょう、といった感じです。自家製だという「つくね」は大変おいしかったです。あと「八剣伝ギョーザ」、ちょっぴりチープな焼きギョーザなんですけど(笑)ああ「八剣伝」のギョーザってこんな感じだったと思い出させてくれる味でした。

店内にも席はありますが、この時期は川沿いのテラス席でいただくことができます。いやあ、このオシャレな雰囲気の中で「八剣伝」の焼き鳥をいただくギャップがたまらない。まして涼しくなったので本当に気持ち良かったです。今日の散歩の一番の収穫はこの店を見つけたことですね。

けど北京の冬は、とてもではありませんけど屋外で食事なんてできません*1。するとこんな気持ちの良い食事が楽しめるのはあと2か月ちょっと……というとこでしょうか。まあ、店内で食事をすれば良いんですけど、北京の短い秋が惜しく感じます。

References
*1寒いときはマイナス10度を下回ることもありますから。

だんだん短くなる日

今日は土曜日ですが出勤しました。ちなみに日本は月曜日が「敬老の日」で3連休なんですよね。中国はいつもと変わらぬ月曜日(平日)ですから出勤日。日本の皆さんが羨ましいです。

職場を出て、この写真を撮ったのが午後7時半頃。もうすっかり暗いです。そう言えば、数か月前にも同じ午後7時半に空の写真を撮ったことを思い出しました。

だんだん長くなる日
ここ最近、日が長くなってきました。北京の午後7時半の空です。スマートフォンのカメラで撮影しました。明るく写るように自動で調整しているので実際はもうちょっと暗いですが、それでも午後7時半の空にしては明るく感じます。1年で最も日が長いのは「夏至」ですね。今年は6月21日が「夏至」ですから、もう来月です。そして「夏至」を過ぎると、どんどん日が短くなるんですよね。夏の盛りは8月というイメージがありますから、ちょっと意外にも感じます。

これが今年5月18日の記事。この中で午後7時半に撮影した空の様子を紹介していました。

北京の空(2023年5月18日撮影)

同じ時間でも、今はもうすっかり暗いですね。この頃はどんどん夏になっていく感じが、どこかワクワクしたのを覚えています。一方最近は夜になると虫の鳴き声も聞こえ、すっかり夏の終わりを感じさせます。過ごしやすくなってありがたいですが、ちょっぴり寂しい気持ちにもなりますね。ワガママな性格です(^^;)。

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