The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

月: 2024年8月 (1ページ目 (3ページ中))

今年3回目の日本帰国

弟の結婚式に出席するため、妻と娘を連れて一時帰国しました。

今回は全日空を利用しました。チェックインカウンターは朝6時過ぎにもかかわらず結構混んでいましたが、私たちは「小さな子ども連れ」ということで優先レーンを案内してもらい、あっという間に手続き完了。ありがたいことです。

ちょうど台風10号が日本列島に接近していたのでフライトに影響が出ないか心配でしたが、速度がやや遅くなったためか問題ありませんでした。

今年に入って何回目の帰国だろう(^^;)*1。生後6か月の娘もこれが3回目の国際線で、慣れたものです。出国審査を終えて搭乗口に着く頃には抱っこ紐の中で眠ってしまいました。

搭乗時間になり、列に並んでいたときのことです。私は飛行機で飲もうかとアイスコーヒーを買っていたのですが、そのカップをちょうど抱っこ紐で抱いた娘の足が届く位置に持っていたため、娘が足をバタつかせた瞬間、アイスコーヒーのカップに当たって床にバシャーとこぼしてしまったのです。私たちは子連れの優先搭乗、後ろにはまだまだたくさんの乗客が並んでいるというのに……青ざめてしまいましたが、どうしようもありません。ただ平謝りして搭乗ゲートをくぐりました。

日本に着いたらすごい気温でした。いや、気温というか湿度かな。そんな天気の中、娘を抱きながら私と妻でそれぞれスーツケース2つを抱えているので汗ダラダラ。赤坂見附に宿を取ったのですが、着く頃には服の上からシャワーを浴びたのかというような状態でした。

References
*1数えると今年に入って日本と中国の間を3往復していました。

前向き抱っこデビュー

週末のパパクッキング、今日は岡山のご当地グルメ「えびめし」を作りました。

先月にも「えびめし」を作りましたが、そのときの素が残っていたので。ただ私と妻の2人分を作るには足りず、ウスターソースや醤油を加えてみました。ちょうどプリプリの大きなえびがあったので、そちらも投入。錦糸卵を作って最後に載っければできあがりです。ちょっぴり甘めになってしまったかもしれませんが、まあ、良いでしょう。

午後も自宅でゆっくりしていたのですが、夕方から散歩を兼ねて娘を連れて妻と3人で出かけました。向かったのは東大橋の蔦屋書店。自宅から徒歩1時間近くかかりましたが、最近は気温も今までのように高くないので歩いていて気持ちよかったです。娘は抱っこ紐で連れて行ったんですが、今日初めて「前向き抱き」デビューしてみました。

対面抱きだと基本的に親の胸しか見えないので、娘はしばらくすると大体寝ていました。けれど前向き抱きだと視界にもいろんなものが入ってくるので興味津々のよう。本当キョロキョロするので私もうれしくなり、体をひねってはいろんなものが見せてあげました。

前向き抱きをめぐっては長時間やりすぎると子どもの股関節に影響するとか、刺激が強すぎる、親とのアイコンタクトが取れないといったデメリットも指摘されているようです。けれど時間に気をつければ、ずいぶん便利だなーと思いました。この前行った水族館とか、ああいう時に前向き抱っこなら娘にいろいろ見せてあげられただろうなあと思いました。

人生の2周目
妻と娘を連れて3人で北京市内の水族館「北京海洋館」に行きました。北京動物園の敷地内にあり、北京市内の水族館の中では最も大きいんだとか。水族館だけ行ければいいと思っていたのですが、北京動物園の一施設という位置づけのため「動物園+水族館」のセット料金でチケットを買わなければいけませんでした。娘は無料でしたが大人は1人175元(約3600円)、結構お高いです。ちなみに去年行った北京市内にある別の水族館「富国海底世界」は1人150元(約3000円)。どちらも高いですねー、北京は海に臨む港湾都市ではないので水族館の運営...

このとき水族館では娘をずっと抱っこしていたので、途中には私も妻も腕が疲れちゃいました。あと気温も高かったので、体温の高い娘を抱いていると親も子も汗ダラダラになっちゃって。かと言ってベビーカーに乗せると娘は嫌がっちゃうし、本当に大変でした。娘もクタクタで悪いことしちゃったなあ。このときに前向き抱っこを知っていたならと思うばかりです。

蔦屋書店にはカフェも併設されているのでアイスコーヒーを飲んで休憩しました。さすがに片道1時間近い距離を娘を抱いて戻る元気は無かったので、帰りは車を使いました。

今が一番若い日

今日、娘がハーフバースデーを迎えました。2分の1バースデー、つまり生後6か月の誕生日です。私はそもそも「ハーフバースデー」を知らなかったのですが、最近ではケーキまでは買わなくとも記念写真を撮ってお祝いする人も増えているようです。

かく言う私はハーフバースデーに何をしようかとはあまり考えていなかったのですが、仕事中に妻からLINEで写真が送られてきました。見てみると、オムツを並べて「1/2」という文字を象り、そのわきに娘がコロンと転がっている様子でした。娘の隣にはダッフィーのぬいぐるみ。娘が生後3か月くらいの頃に私の母が贈ったものです。あのときは娘の体の半分以上あるように見えたダッフィーが、もう3分の1くらいの大きさ。こんなに大きくなったのかと感慨深く思ってしまいました。

ハーフバースデーみたいな節目は大切ですが、よくよく考えると娘は「今が一番若い日」なんですよね。毎日を大切に過ごしたいと思います。

北朝鮮レストラン

先輩から食事に誘われ、北朝鮮レストランに行きました。レストランというか、焼肉屋です。

ぶれた写真ですみません。店名は「銀畔焼肉」(“银畔烤肉”)、ハングル文字でも“은반불고기”(ウンバン・プルコギ)と書いてあります(ウンバンは『銀畔』の韓国・朝鮮語読み)。「銀畔館」と呼ばれることもあるようです。

店内は至って普通。かの国のお偉い方々の肖像画が飾ってあるわけでもありません。客は全然おらず、私たち以外に1組いただけでした。北朝鮮訛り(に聞こえる)朝鮮語でワイワイ会話していたので、おそらく客も北朝鮮の方でしょう。このレストランは北朝鮮大使館のすぐ隣にあるので大使館の関係者もよく利用しているようです。

店員さんもみんな北朝鮮の方のよう。若い女性ばかりで、北朝鮮のバッジを付けたミニスカートの制服を着ていました。で、特筆すべきはみんなひどく接客態度が悪い!おそらく私たちが日本人だと分かっているからでしょうね。連れてきてくれた先輩はこの店をよく利用しているので、顔を覚えられているのです。上手な中国語で接客してくれるのですが、笑顔を見せないその表情は「あ~あ、あとちょっとで店じまいするところだったのに、なんで来るかねえ」と言わんばかりです。

焼肉のセットを注文しました。メニューに載っていた写真より少し貧相に見えましたが、まあいいでしょう(^^)。ここで女性店員から「厨房で焼いてカットしてから持ってきましょうか?それてもご自身で焼きますか?」と聞かれました。まあ、すでに焼かれてカットされた肉だけが出てきても味気ないので自分たちで焼くと伝えました。

で、肉が焼けてきました。大きめのサムギョプサル(豚の三枚肉 )があったので、女性店員に「カットをお願いできますか」と頼みました。すると大きなため息をついて「あなたたち、さっき自分で焼くと言いましたよね?」と言うのです。そりゃあ、確かにそう言ったけどさ、あなたたちがそれを言っちゃおしまいでしょう(^^;)。

キムチの盛り合わせも注文しました。韓国のキムチに比べるとあっさりした味の印象でした。水キムチっていうんですか、辛くないキムチもあって、味は日本の浅漬けみたいでした。

北朝鮮レストランに来たら食べておかなければ、ということで平壌冷麺も。冷麺の本場といえば北朝鮮……とは言え、今まで食べたことのある冷麺と何が違うのかよく分かりませんでしたが、おいしかったです。

先輩と北朝鮮の大同江(テドンガン)ビールをぽんぽん開けながら飲んでいると、ふと女性店員が「私たち、そろそろ退勤するんですけど」と言います。周りを見渡すと客は私たちだけ。他の女性定員たちは肘をついて店内のテレビで中国ドラマを見ていました。今あるビール瓶だけ飲み終えさせてくださいと伝えて飲んでいると、次の瞬間、店内の照明を半分くらいガチャンと消されてしまいました。はいはい、早く帰れってことね(^^;)。

最後の最後まで「無愛想」という言葉がピッタリな接客でした。唯一、周りから「サジャンニム」(사장님=社長様)と呼ばれていた支配人の女性は愛想が良かったです。もしや若い店員は「日本人にヘラヘラしていた」と上に思われてはいけないので、わざと無愛想に接客していた面もあるんじゃないかしら。で、支配人クラスになると地位があるから、そこまで考えなくても良いと。考えすぎかもしれませんが、北朝鮮だったらそのくらいありえるんじゃないかと思っちゃいました。

家族で近所散歩

今日は日曜日、とはいえ日中は暑いので家の中でゴソゴソしていました。

夕方になって妻が娘を連れて散歩に行くというので、私も一緒に外に出ました。生暖かい感じはあるものの、7月のジリジリ肌が焼けそうな暑さではなくなっています。あまり長くウロウロすると娘の風呂や就寝の時間にも影響してくるので家の周辺をちょこっと歩いて帰ることにしました。

0歳児の娘は歩けないので抱っこ紐を使います。最近ベビーカーだとじっとしてくれなくなりましたが、抱っこ紐だとおとなしいので助かります。東直門から亮馬河まで向かい、川沿いをのんびり散策しました。涼しげな雰囲気を味わえたらいいなと思ったのですが、歩いているとジワジワ汗が出て来ます。ところどころ水草が生い茂ったところがあり、何だか蚊が発生しそうだとも思っちゃいました。娘が肌を露出していたこともあり、気にしながら散歩しました。日本に一時帰国したときに虫除けスプレーを買わなきゃ。

それにしても北京の道はどこもデコボコしています。近所の歩道、ブロックが全部剥がされて「未舗装状態」になっていました。北京って年に数回、こうしてブロックを敷き詰めなおすんですよね。日本人からすると「そんな頻繁に!?」と思っちゃいますが、まあ、これも業者に「仕事を作り出してあげる」ため。そんなわけで、北京はどこもかしこも万年工事中です。娘を抱っこ紐で抱いていると足元が見えづらくなるので、こけないようにしないといけません。

娘の離乳食

娘の離乳食を始めました。米1に対して水10の割合で炊く「10倍がゆ」から始めるのが定番なのだそう。アレルギーが出にくく、赤ちゃんでも消化しやすく食べやすいからだそうです。妻が朝からおかゆを炊き、ブレンダーを使って細かくしてくれました。出来上がったおかゆは原型をとどめておらず、何だか介護用の流動食みたいですけど(笑)こういうものなんですね。

まずは妻が娘に食べさせました。で、私はビデオカメラを構えて初めての離乳食の瞬間を撮影。お腹が空くのを待ってからだったので、娘は「ペコペコだよー」と言わんばかりにぐずっていましたが、おかゆを口に入れた途端「……!?」という表情。おかゆが気に入ったのか、スプーンが気に入ったのかは分かりませんが、妻が持つスプーンをワシッと掴んで自分の口に移そうとしていたので、思わず私も妻も笑ってしまいました。

本当は離乳食初日は1さじでやめておくそうですが、私も娘に少量あげてみました。これまで「食べる」という行為をしたことがないのに、私がスプーンを口元にやると自ら口を開けてパクッ。これは本能的に分かっているのかしらん。

何でもかんでも儀式化するのは良くないですけど、こうして「記念すべき離乳食1日目」は終わるんですね。だんだんミルクの比率が下がっていき、いつかは卒業する。一緒に食事ができるようになるのは楽しみですけど、それはそれで寂しいですね。娘の体からミルクのにおいがプーンと漂ってくるのも好きなので(笑)。

夕食は週末クッキングパパということで、皿うどんを作りました。今度の週末に友人が我が家に遊びに来るんですが、そのときに大皿いっぱいの皿うどんを用意したいと思い、その練習を兼ねて挑戦したのです。

困ったのが麺。日本だと皿うどんのパリパリした麺ってスーパーに売っているので餡だけ作れば完成します。けれどここは中国。そんなものは売っていないのです。皿うどんと言えば長崎の中華料理店「四海樓」が発祥だし、だったら中国にもあるんじゃないかと思ったんですけど、オンラインスーパーでも見当たらないんですよねえ。

そこで素麺を揚げてみました。しっかり水は切ったつもりだったのですが、鍋に投入した途端、油がボコボコ跳ね始めて大変でした。思った以上に水分が残っていたのと、もっとゆっくり鍋に入れるべきでした。あとはもう少し温度が低めのほうが良かったかな。揚げ物って何度やっても難しいです。

けれど結果的には大成功。よく揚がってパリパリの皿うどんができました。餡がしみて柔らかくなってきた食感も溜まらないんですよね。妻もおいしいと言ってくれたので一安心です。これなら友人にもお出しできるかなあ。

子どもと過ごす生涯の時間

昨日、岡山の地元紙「山陽新聞」に次のようなコラムが掲載されました。

岡山市歯科医師会の横山尚史会長が寄せたコラムです。これを読み、私はちょっと……というか、だいぶ衝撃を受けてしまいました。何がって、父親が我が子と一緒に過ごせる生涯の時間は約2万9200時間(約3年4か月)なんだそうです。幼稚園の入園時には18%、卒園時には32%、小学校の卒業時には55%が経過し、高校の卒業時には何と73%もの時間が過ぎ去っているとのこと。

これはどうやらNHK総合のバラエティー番組「チコちゃんに叱られる!」の情報のようです。放送では母親が我が子と一緒に過ごせる生涯の時間も紹介されたとのこと。父親より長いものの、それでも約7年6か月なのだそうです。

父親の私が娘と一緒に過ごせるのは「約3年4か月」。しかも、それはすでにカウントダウンを始めています。娘はまもなく6か月になるので、今の時点で残り「約2年10か月」……3年を切っているわけです。さらに残りの日数は均等にやってきてくれません。今は毎日一緒に暮らしていますが、小学校、中学校、高校と成長するほどに家にいる時間は減り、休日も親と過ごすよりは友だちと遊びに出かける頻度が増えていくかもしれません。そう考えると、実質的に親子で一緒にいられる時間はもっとずっと短いのかもしれません。

以前X(旧ツイッター)にこんなポストに出会ったことを思い出しました。

いつかは必ず「最後の時」が来る。当たり前ですけど、娘と過ごしている日々は永遠ではないんですね。「今、この瞬間」の大切さをしっかりと噛みしめて、毎日を過ごしたいと思います。

任務失敗

自宅のマンションに帰ると、いつも部屋まで出前を運んでくれるロボット君が地下一階のエレベーターホールで開かずの扉にもたれかかって動かなくなっていました。

ロボット本体のライト(?)は付いています。どうしちゃったのかな、ここで保管することにしたのかしらん。試しにロボットの上部にあるモニターをのぞいてみると……

モニターには“任务失败”(任務失敗)との文字。ロボット君は任務に失敗して、息絶えてしまっていたのでした。その背中の虚しさたるや……すぐに救出されたと願いたいところです。

公安局で居留許可申請

今日は「居留許可」の更新をするため地元の公安局に行きました。「居留許可」というのは読んで字の如く、中国に住んでも良いですよ、という許可のことです。この許可は1年間しか出ないため、毎年更新しないといけないのです。私と妻は許可の延長を申し込み、娘は新規で申し込みます。

申請は無事に終了。パスポートは一旦預けることになり、約1週間後に再度受け取りに来ます。

中国の印刷屋

日本だと自宅用のプリンターを持っているという人は珍しくないと思います。昔は印刷専用機がメインでしたが、今はスキャナー機能も有した複合機が多いでしょうか。年末年始が近くなると年賀状の印刷なんかにも活躍してくれます。私が自分で初めてプリンターを買ったのは大学生の頃で、講義のレポートを印刷するのに使っていました。

一方、中国で自宅用のプリンターを持つのは一般的ではないようです。少なくとも私は持っているという人に会ったことがありません。実際、中国の家電量販店に行ってもプリンターが売っているのを見たことがないのです。けれど中国の人たちだって印刷することはあるはず。自宅にプリンターが無いならどうしているのかというと、中国の人たちは街なかにある「印刷屋」を使っているのです。中国語では“打印店”と言います。

中国はホントどこにでも印刷屋があって、私が留学していた頃には大学のキャンパス内にもありました。印刷したいデータをUSBメモリーに入れて持って行けば、すぐに印刷してくれます。ただ返してもらったUSBメモリーを自分のパソコンに接続すると毎回「ウイルスが検出されました」と表示されていたのは今となっては良い思い出です(^^;)。友人に話を聞くと昔はもっと安かったそうで、学生時代は誰かが代表で教科書を買い、印刷屋に持ち込んで格安でコピーして製本までしてもらっていたとか。よくよく考えれば著作権的にアウトですけど。

業務用の印刷機が揃っているのでポスターやチラシなんかも作ってくれるし、もちろん写真だってきれいにプリントしてくれます。確かにこういう印刷屋が街なかにたくさんあれば、わざわざ自宅にプリンターが無くても困ることはありませんね。

ふと証明写真を用意する必要が出てきたので印刷屋にお願いしました。事前にWeChatで写真データを送り、“两寸”(3.5×5.3cm)で印刷してほしい旨を伝えておけば、あとは受け取りに行くだけ。写真のカットまでしてくれます。

日本だと印刷・コピーしたいときはコンビニのコピー機を使い、写真の現像ならカメラのキタムラにお願いしたり、家電量販店に設置しているセリフプリント機を使ったりします。あと証明写真なら駅などに証明写真ボックスがありますもんね。これらは中国にありませんが、すべて印刷屋が解決してくれます。

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