The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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とにかく疲れている

最近、午前0時を過ぎたら眠くてしようがありません。いや、それが普通だと思うんですけど、もう少し若かった頃は午前1時を過ぎてもへっちゃらだったんですよね。寝るのが惜しいとさえ思っていました。日中は仕事で忙しいので、家にいるにアレコレやらねば!なんて思っちゃって。

ひとつは年齢のせいかもしれません。就職したての頃は朝5時まで飲んで、数時間だけ寝てから出勤……なんてことをしていました。めちゃくちゃですよね。そういう業界だったというのもありますが、疲れ知らずで……いや、疲れはあるんですが「楽しみ」のほうが勝っていました(笑)。しかし以前のように無理が効かなくなっているように思います。きちんと寝たほうが、翌朝起きたときの「爽快感」が半端ではありません。

もうひとつは北京に来てから慢性的な「疲れ」かなと思います。日本にいた頃に比べると仕事が忙しい。帰宅したときにはクタクタなんです。以前なら帰宅後は自分の余暇に当てていましたが、何をする気も起きなくなる。一日に何度も「はぁ~」というため息が無意識のうちにこぼれ、妻から「またため息が出ている」と指摘されるほどです。

周囲からはエナジードリンクやサプリや、あと漢方薬の服用なども勧められました。ただ、あんまりそういったものには頼りたくありません。いったん頼ってしまったら、もう二度とそれへの依存から抜け出せないような気がするからです。エナジードリンクの、あのカフェインが大量に入っている刺激的な感じ。以前同僚が買ってきてくれたのですが、ひとくち口をつけただけで飲むのをやめちゃいました(ごめんなさい)。

中国語を学び始めて以来、夢に見てきた中国勤務をかなえてもらったのだから、しっかり働くのは当然だと思います。けれどたまには仕事を早く切り上げて、家に帰ってビールでもぱーっと飲んで、日付が変わる前にコロッと寝てしまいたいものです。

脅威!キャッシュレス社会

今朝、職場の最寄り駅を出ると物乞いがいました。小さな車輪の着いた板の上に座り込み*1、お金をくださいと言わんばかりに小銭が少し入った缶をシャカシャカ鳴らしていました。

しかし珍しい。最近の北京では物乞いなんて見かけません。私が十数年前に留学していた頃はそこそこいました。地下鉄に乗っていても物乞いの母子が突然現れ、3歳か4歳くらいの子どもが乗客の前でひざまずき、缶を持って金を要求するんです。大勢の乗客がいる中、自分の前で小さな子どもがひざまずいて何度も頭を下げられては複雑な気持ちになります。だから私は母子の物乞いが現れたら、いつも寝たふりをしていました。私に前に来ませんように……なんて考えながら。まるでロシアンルーレットです。それも今は昔で、公共交通機関の利用マナーにうるさくなった現在では物乞い行為が禁止され、見かけなくなりました。

けど、中国はキャッシュレス社会。現金を使っていた頃ならいざ知らず、猫も杓子もスマートフォン決済アプリを使うようになった今では通りすがりに「チャリンッ」とお金を入れてくれる人なんていないんじゃないの?と思ったら、その物乞いの方、缶の中にきちーんと支払い用のQRコードがプリントされたカードを持っていました。あらら、物乞いにまでキャッシュレス決済が浸透しているのか、裏で差配する親方がいるということなのか。どっちにしても中国らしいと思っちゃいました。

References
*1例えるなら「ハンドルの付いていない台車」といった感じです。

ワンオペデー

今日の午後は娘と二人っきりで過ごしました。

妻が中国人の友人から「中国文化体験講座」なるものに誘われ、赤ちゃんも連れてきていいと言われたそうですが、私のほうから「せっかくなんだから1人で行って自由な時間を楽しめば」と提案したのです。ということで、今日はパパのワンオペデー。

娘は最近後追いが激しく、ベビーサークルの中に1人にすると延々「アーアー」と泣いています。私も日曜日だからこそ片付けたいことが山ほどありますが(掃除、洗濯、加湿器の清掃など)これじゃとても作業になりません。そこでエルゴベビーの抱っこ紐をおんぶ仕様にし、娘をおぶってみると……おとなしくなります。おお、これなら作業がしやすい。娘も最初は足をバタバタさせていますが、そのうち「ずいぶんおとなしいな」と思うと大体寝ています。午後にもまとまった時間のお昼寝をしてくれ、パソコンの前に座る時間も持てました。

午後3時過ぎになってお散歩のためお出かけ。今日の北京は氷点下近い気温だったので防寒対策をバッチリしました。外を歩いているとたくさんのジジババがベビーカーの娘をのぞき込んできます。大体“多大了?”(何か月になるの)と聞かれるので、私が“快十个月了”(もうすぐ10か月です)と答えるやり取りが繰り返されます。

で、何人かの人に聞かれたのが“她妈妈呢?”(その子のママは?)。確かに中国ではパパが1人で子守をする姿をあまり見かけません。男が1人でベビーカーを押している様子がよほど異様に見えたのでしょう。ほほう、私のことを男やもめか、あるいは人さらいと思ったのかな。いや、冗談なしに中国では今も幼児の誘拐事件がたびたび起きていて、人々の中での警戒心は薄れていません。若い男が1人で赤ん坊を連れていたら「人さらいかも」と思っちゃう人は多いと思います。

自宅から東大橋にある「蔦屋書店」まで50分ほど歩きました(結構歩きました)。併設されているカフェでアイスコーヒーを飲みつつ、娘にミルクをあげました。よくよく考えればカフェで男が1人で赤ちゃんにミルクをあげている光景も中国の人からしたら珍しいのかしらん。相変わらず娘は外ではおとなしくて助かります。どう思われたかは分かりませんが、これからもいろんなところに娘を連れて行ってあげたいと思います。

この大変さも思い出

仕事で付き合いのある方からランチに誘われ、妻子を連れて行ってきました。あちらにも生まれたばかりのお子さんがいて、ずっと「家族同士で食事に行きたいですね」なんて話していたんです。

行ったのはイタリアン。選んでくれた店は高級ホテルにある本格的なレストランでした。こちとら娘が生まれて以来こんな立派な店に来たことがないので何だか緊張します(^^;)。いやいや、そもそもわたしゃーイタリアンなんて、いわゆる普通の「パスタ屋さん」「ピザ屋さん」でしか食べたことがないんだもの。メニューを開いたところで見たことも聞いたこともない料理ばかり。注文した料理のひとつが餃子にそっくりな見た目をしていたので「イタリアにも餃子があるのか」なんて思っていたら、ラビオリというパスタの一種なんだそうです。へええ、こんな見た目でもパスタなのね。

あちらのお子さんは生後4か月の女の子。うちの娘は9か月なので同じ0歳児同士なんですけど、ずいぶん違って見えました。うちの娘もわずか5か月前にはこんなに小さかったかしら……なんて思うと、時が経つ早さを感じずにはいられませんでした*1。ずっと一緒に過ごしていると分かりにくいですが、娘も成長しているんですよね。

最近、Xこと旧ツイッターで第一三共ヘルスケアの塗り薬「プロペト」のクレヨンしんちゃんとコラボした広告が話題になっていました。

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この大変さも、思い出だもんな。

眠るまで終わらない抱っこ。
背中スイッチが入らないようにそっと寝かせる緊張感。
コロコロ変わる機嫌。

キミとの毎日は、正直クタクタになるけど。
この時間が嫌いじゃないんだ。
なんとなく、わかってる。そう遠くない未来に、キミが離れて歩んでいくことを。

一緒に入ってくれるお風呂。
ほっぺにふれたとき、キャッキャッと笑ってくれる声。
ありふれてるかもね。でも、それが特別なんだ。

大人のキミは、今日のことなんか覚えてないだろう。
忘れずに、思い出として覚えておくよ。
大変だけど、とても楽しい日々だったって。

わあ、ここ最近の私も全く同じ。夜泣きした娘を寝かしつけるために抱っこして真っ暗な寝室を延々と歩き回っています。娘は最初はキョロキョロしていますが眠気が来るとコテッと私の胸にもたれ、スピースピーと寝始めます。そろそろ良いかな?と思ってベビーベッドに寝かせるんですが、これが起きちゃうんですよね。アアーと泣きながらベビーベッドの柵につかまって立ち上がります。こうなっちゃうと「振り出しに戻る」、寝てくれるまで一連の流れが繰り返されます。

正直、心の中で「早く寝てくれー」と思っていました。けど、この広告を見てから思わず考えちゃいました。いつか私が抱っこしなくても眠るようになるんですよね。娘を抱いて歩き回る寝室の窓から見える外の景色。胸に抱いた娘が上目遣いに私をのぞきこむ表情。眠っても私のパジャマを握って離さない小さな手。どれも永遠ではない、むしろ最後の時は意外と近いのかもしれません。写真やビデオは視覚・聴覚的な思い出なら残してくれますが、こうした感覚は記録に残すことができません。娘を抱いたときの重さ、感触、におい、すべてを忘れたくないと思うようになりました。

いつか、今日の私を懐かしむ日が来る。そう思いながら家族の時間を一秒一秒大切に過ごしていきたいです。

References
*1ただ実際のところ、うちの娘の生後4か月のほうが体が大きかったと思います(笑)。

広東料理

今日はイギリスの方とお昼を一緒に食べました。イギリス生まれ、イギリス育ちの華人の方です。

ご両親が広東省の出身だそうで、王府井にある広東料理の店「粤小館」に行きました。着いた時点で結構な人が待っていましたが、10分少々で案内してもらえました。おいしかったあ、広東料理はアッサリしているから日本人好みの味だと思います。もっといろいろ食べてみたかったですが2人なので食べきれる量で注文しました。

英語が母語とのことですが、基本的には中国語で会話。すごくしっかりしているので年上かと思っていたら、実は6歳も年下だったことが分かりました。トゥルリラー♪トゥルリラー♪

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