The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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サイテック・ショッピングセンター

私の職場は建国門にあるんですが、近くにショッピングモールがオープンしました。

サイテック・ショッピングセンター(“赛特购物中心”)。オープンしたというより、厳密に言えばリニューアルですね。このサイテック・ショッピングセンターは私が留学していた頃にもあり、地下一階にあったスーパーに日本商品を買いに来たことがあります。当時でさえ施設が古い印象がありました。調べてみると1992年にオープンしたそうです。

中をウロウロしてみましたが、まだオープンしていない店舗もたくさんありました。平日なのにたくさん人がいましたが、おそらく私と同じように冷やかしに来たのかなあという感じ。建国門のあたりは店という店が少ないので、このあたりに住んでいる人たちは便利になるでしょうか。私はランチの選択肢が増えるかなあというくらいです。

自宅鍋

私は鍋が好きです。おいしいし、ヘルシーだし、何と言っても簡単。日本でひとり暮らしをしていたときも、夕食に迷ったら「もう鍋にしちゃえ」ってことで、しゃぶしゃぶ用の豚肉と白菜、長ネギ、豆腐あたりを水炊きにしてポン酢で食べていました。スーパーに行けばいろんな鍋の素が売っているので、味を変えられるのもいいですね。一番好きなのは定番ですけどキムチ鍋。私、エバラキムチ鍋の素が大好きなんです。コチュジャンやダシダなどを使って自分で作ったこともありますが、味はかなわないですね。

ただ北京に来てから「自宅鍋」とは疎遠になっていました。だって中国は外でおいしい鍋がいくらでも食べられるのです。あとは鍋(道具としての鍋です)を日本に置いてきてしまったのも理由のひとつ。妻は「フライパンを使っても鍋はできるんじゃない」と言いますが、いやいや何をおっしゃいますやら。鍋は鍋をつつくからおいしいのです。

とまあ、鍋を日本に置いてきた人間が何をエラソに言っているんだという話ですが、ここ最近の気温低下で自宅でも鍋料理を楽しみたいと思うことが増え、鍋を買うことにしました。

土鍋 | 無印良品
空気を多く含んだ土をつかっています。保温性が高く、食材にじっくり熱をとおすことができます。

購入したのは無印良品の土鍋。日本で売っているのと同じものです。あれこれ割引を駆使して259.20元(約5400円)。日本では3990円なのでずいぶん割高ですが、しようがないですね。中国っぽく“鸳鸯锅*1でも良いかなと思ったのですが、私が家で楽しみたいのは日本式の鍋ですから。

で、今夜はキムチ鍋~!日本から持ってきて使わずとっておいたエバラキムチ鍋の素を使いました。う~ん、すごくおいしい。やはり家でつつく鍋はそれなりの良さがあります。締めはマルタイの棒ラーメン。これまたマカオに出張した際に現地の「ドン・キホーテ」で見つけて買っておいたのです。

鍋料理は用意が簡単だし、野菜がたくさん食べられてヘルシーなのも嬉しいですね。今年は鍋料理にハマッちゃいそうです。

References
*1鍋の真ん中が仕切られ、2色のスープが楽しめる中華式の鍋。

加湿器はおあずけ

ここ最近北京は乾燥がすごいです。体中がかゆくてたまらないし、喉も心配。それよりなにより最近流行っているというインフルエンザが心配です。

なーんて言うと、この前買っていたパナソニック製の加湿器はどうしたんだって声が聞こえてきそうですが、実はあれ、調子がおかしくなっちゃったのです。電源を入れても「ピピピ」という音がしてすぐに止まってしまい、原因も分からず。信頼の日本メーカーだからと買ったのに、これじゃあ何とも情けない限りです。

北京の冬に加湿器
北京の冬はとにかく乾燥します。その昔、北京の人たちは冬になると毎晩寝る前に水を家の床にまいていたのだそうです。床はビショビショに濡れますが、それでも翌日の朝になると乾いていたとか。こうやって加湿していたんですね。この話は中国語教育者の相原茂先生のエッセイで読んだと記憶していますが、とにかく北京はそれほど乾燥しているのです。去年は加湿器無しで乗り切りました。いや、本当は加湿器、欲しかったんです。ただ十数年前の北京留学時代に加湿器で「とある経験」をして、買うことに二の足を踏んでいました。 十数年前...

少し高めの買い物だったので大切に使っていたし、おかしくなってからも取扱説明書を読んでいろいろ試しました。万策尽き、加湿器を購入した通販サイト「タオバオ」(“淘宝”)を通じてパナソニックに対応を依頼。サポート窓口から「あれを試して下さい」「これはしましたか」と聞かれるも、全部試したっちゅーねんと答えるやり取りがしばらく続きます。

結局、新品交換してもらえることになりました。修理対応かと思っていたのでラッキー。購入してから1か月ちょっとしか経っていないので初期不良の範囲なのかもしれません。まず私が手元の加湿器を送り返し、向こうがそれを受け取った時点で新品を発送するとのこと。

私が留学していた頃は購入した商品が故障したって保証も何もないような感じでした。けれど今はネットショッピングが主流になったので店側が客のコメントや評価を異様に気にするようになり、アフターサービスもずいぶん丁寧に対応してくれるようになりました。個人的にはネットショッピング主流の社会は面白みに欠けるというか否定的に考えているほうですが、一方で今回の新品交換はそんな変化がもたらした副産物かもしれませんね。

北京の通勤ラッシュ

東京の通勤ラッシュは世界的に見てもすごい(らしい)ですが、北京の通勤ラッシュもまあまあです。こう言っちゃなんですけど、秩序だっていない分(爆)ある意味日本よりもすごいです。

例えば日本の駅って通路や階段は「左側通行」ということになっているじゃないですか。みんな強制されるわけじゃないけど、黙々と従っています。特に朝のラッシュ時でも秩序だって人が流れる様子は芸術的だとすら思います。これが北京の場合、そうはならないんですね。

今日の朝に撮影した写真です。向こう側から降車した人たちが左も右も関係なくやってきます。この流れに逆らって進むのはなかなかしんどい。

いつも中国でも左側ないし右側通行にしちゃえば楽なのにと思っていたんですが、今朝よく聞いたらボランティアおばちゃん*1が大声で「右側に寄ってぇ~!!」と叫んでいました。みんなに聞こえているのかどうなのかは分かりませんが、おばちゃんの甲高い声だけが駅構内に虚しく響いていました。

References
*1正しくは“公共文明引导员”。日本語にすると「公共文明指導員」といった感じ?車両の乗り降りなど乗客のマナーを指導するボランティアの人たち。

中国の交通事故

今日お昼を食べようと外に出ると人だかりができているのに気付きました。みんな同じ方向を見ていたので、私も同じ方向に視線を向けたところ自動車が交通事故を起こしていました。

黒色のSUVが中央分離帯の柵に突っ込んでいます。車の破損具合から見るにけが人はおそらくいないか、いても軽傷かなといったところです。

どういう原因があって事故が起きたのかは分かりませんが、まあ、中国の交通マナーを見ていれば「宜なるかな」という気がします。タクシーに乗ってもずいぶんスピードを出しますし、無理な割り込みは当たり前。まるでレーシングゲームをプレイしているかの如くガンガン車線変更をしながら車を追い越していきます。これ、乗っている側は結構怖いのです。

中国で気をつけないといけないことはたくさんありますが、交通事故は最たる例のひとつです。最近は中国の「反スパイ法」で拘束されないように!なんて言われますが、いやいや、交通事故で死ぬ確率のほうが何倍も高いと思います。まさに命がけです。

イスラム教のお祈り

今日いつも昼食を食べている蘭州牛肉麺の店に行くと、店主が壁を向いて座り込んでいました。

一瞬どうしたんだろうと思いましたが、すぐに分かりました。イスラム教徒のお祈りですね。この蘭州牛肉麺の店は「清真」と言って、イスラム教徒が経営しているんです。見た目は漢族と変わらないので、おそらく回族の人たちじゃないかと思います。

中国は多民族国家で、日本以上にイスラム教徒を見かける機会があります。回族以外にもウイグル族、カザフ族、トンシャン族……などなど全部で10の少数民族がイスラム教を信仰していて、街なかには「ごく普通」にイスラム教徒向けの飲食店やスーパーが立ち並びます。非イスラム教徒も普通に利用するので、日本以上にイスラム教が身近です。日本だとハラール*1対応の飲食店ってまだまだ少ないですもんね。

まあ一方、この国で宗教がどれだけ保護されているかという課題はあります。特にチベット族やウイグル族の方々が直面している宗教迫害については憤りを感じざるを得ません。この蘭州牛肉麺の店で働く回族の皆さんも一見イスラム教徒の伝統をしっかり守りながら過ごしているようで、実は裏で大変な思いもしているのだろうかと、お祈りをする店主の背中を眺めて考えてしまいました。

References
*1イスラム教(ムスリム)の戒律によって食べることが許された食べ物。

出退勤はしばらく「急行列車」かな

今朝の出勤する際、いつもよりのんびり家を出たんですが気持ち早めに職場に到着しました。タイミングよく電車に乗れたからかなと思ったのですが、どうやら理由は違いました。

帰りに気付いたのですが、いつも途中通る「東四十条駅」を止まらずに通過していたのです。あっという間に自宅の最寄り駅に着きました。

しかし中国の地下鉄は日本と違って「急行」とか「快速」といったものはなく、基本的に全て「各駅停車」。なぜ通過したんだろうと調べてみると、どうやら東四十条駅で工事が始まり、駅を閉鎖しているのが理由のようです。何と閉鎖期間は来年2月末まで!ええ、3か月近くも閉鎖するんですか?

私は駅の利用客じゃないので出退勤の時間が速くなって助かりますが、駅の利用客は困るでしょう。北京は1駅1駅の距離が結構ありますから前後の駅に歩いて行くのだって大変だと思います。まして北京は最近氷点下になる日も増えたというのに。

中国のSNSで調べたら、やはり指摘する投稿がありました。

封那么长时间,太不方便了。
こんなに長期間閉鎖するなんて、あまりに不便すぎる。

规划者咋想的?为啥非得挑这最冷的三个月,有没有考虑这站下车的人怎么办???
企画した人は何を考えているんだ?なにも最も寒い3か月でなくてもいいだろうに、駅の利用客はどうすればいいのか考えていないのだろうか。

一个寒冷的冬天就要这样渡过,每天早晚朝阳门至东四十条走路受大风吹。
毎日、朝も夜も朝陽門駅から東四十条駅まで強風を受けながら歩く寒い冬を過ごすことになるよ。

东四十条站旁边都是写字楼,人流量很大。封时间太长了很不方便,尤其是在寒冬腊月里。
東四十条駅の近くはオフィスビルばかりで人通りも多い。こんなに長期間閉鎖するのはあまりに不便、それに厳冬の時期だというのに。

东四十条每次下车人很多哎 还好我是东直门下车。
東四十条駅はいつも降車客が多いよ、私は幸い東直門駅で降車しているけど。

ちなみに東四十条駅の工事理由は新しくできる地下鉄路線への乗換通路を整備するためのようです。まあ、理解できないわけでもありませんが、都心にあってそれなりに利用客のいる駅を3か月も閉鎖するって、日本じゃちょっと考えられません。せめて振替輸送みたいなことをしてくれないと、批判の声が上がること請け合いです。

こういう「有無を言わせず」って感じ、本当に中国っぽいなあと感じます。

露天商ミスターミニット

私がよく昼食を食べに行く麺料理店の近くに「便利屋さん」がいます。

こちらの便利屋さんは何をされるかと言うとカギの交換、合鍵の作成、エアコンの修理、電動バイクや自転車の修理、革靴の修理……など多岐にわたります。日本の「ミスターミニット」みたいな感じですね。こちらは寒空の下、道路脇で黙々と働いています。

しかし器用ですよねえ、これだけの作業を1人でこなすわけですから。私が今日通りかかったときも女性が自転車のタイヤ修理を依頼していたようです。よくよく見たらメニュー表の脇にあるダンボール紙に“理发10元”(理髪10元)と書いてあります。おお、ヘアカットまでしてくれるとは。ただ私はちょっと勇気ないかな(^^;)。

上海行4日目

上海旅行の最終日、徐家匯にあるメトロシティ(“美罗城”)に行きました。ここにも日系の店がたくさん入っていて、十数年前の留学時代にも来たのを覚えています。

地下にヤマザキパンのカフェが入っていて、こちらでモーニングをいただきました。上海滞在中は何店舗か見かけましたね。食パン、菓子パンのほかにケーキ、プリン、大福なんかも売っていました。私はソーセージを挟んだホットドッグみたいなパンをいただきましたがおいしかったです。

1階には「少年ジャンプ・ショップ」が。こちら海外1号店なんだそうです。確かに中国は日本の漫画・アニメ作品が大好きって人が多いですからねえ。そんな広くない店舗でしたが、商品を手に取って熱心に品定めをする人たちが何人か。

こちらのメトロシティには「ロフト」も入っています。2020年7月にオープン*1した、こちらも海外1号店のロフトなんだそうです。上海は日本人も多いし、海外出店に当たっての試金石みたいなところがあるのかもしれませんね。

店舗の面積は日本のロフトと同じくらいでしょうか。半分くらいは日本製品が占めていて、店内をウロウロしていると日本にいるような気分になります。

ロフトと言えば私は学生時代から文房具を買うのにお世話になった印象が強いんですけど、こちら上海のロフトにも文房具がたくさん並んでいました。日本の文房具って、何と言うか、きれいですよね(笑)。見ているだけで楽しくなります。

今がどうかは分かりませんが、私が留学していた頃は品質があまり良くありませんでした。留学先の大学キャンパス内にあった店舗*2で買ったボールペン、それはそれはインクの出が悪くって。買ったノートの紙質もザラザラで、ああ、日本でたくさん買って持ってくれば良かったと思ったものでした。留学当時に中国にロフトがあったら便利だっただろうなあ。まあ、そうだったとしても上海にできて北京ではなかったでしょうけど。

メトロシティには「どんぐり共和国」もありました。スタジオジブリ公認のキャラクターグッズを専門に販売する店舗ですね。ここが中国1号店だそうで、海外出店という意味では香港、韓国、台湾に続くものなんだそうです。2016年のオープンということで、すでに7年近く経つもののこうして営業を続けているということは中国でのジブリ人気を反映しているのかもしれません。

ネコバスの行き先が上海になっています。ちなみに「トトロ」は中国語で「龍猫」、「ネコバス」は「猫巴士」と言います(『巴士』というのは中国語で『バス』という意味です)。

ここ最近は「天空の城ラピュタ」や「紅の豚」といった往年のジブリ作品が中国で再上映される動きが相次いでいます。こちらの「どんぐり共和国」もお客さんで賑わっていましたし、今後店舗数が増えていくかもしれませんね。

References
*1中国ではコロナ禍真っ只中だったかと思いますが、そんな大変な時期にオープンしたんですね。
*2「合作社」という店舗で、日本の協同組合みたいなものです。さしずめ日本の大学の生協といったところでしょうか。

上海行3日目

上海旅行3日目の今日は上海ディズニーランドに行きました。

私は(自他共に認める)ディズニーランド好きです。上海に来ていながらディズニーランドに行かないという選択肢はありえん!と先週のうちにパークチケットも購入しておきました。ちなみに購入したのは“一日票赠100元餐饮抵扣券”という、1デーパスポートに100元の食事優待券が付いたチケットです。額は1人599元、日本円で1万2500円くらいですね。ちなみに食事優待券の無い通常の1デーパスポート(“一日票”)でも同じ額の599元でした。これはどういうカラクリかしらん。

ちなみに東京ディズニーランドは高い時期でも1万900円らしいので、上海は高めですね。まあ、100元(約2000円)の食事優待券があることを考えれば、実質同じくらいでしょうか。

上海ディズニーランドは広いですね。妻が「広すぎて歩くのが疲れる」と漏らしていましたが、調べてみると確かに世界最大のディズニーランド・パークなんだそうです。ちなみに写真の城は「エンチャンテッド・ストーリーブック・キャッスル」(“奇幻童话城堡”)と言い、カリフォルニアの「眠れる森の美女の城」や東京ディズニーランドの「シンデレラ城」みたいな特定のディズニー・プリンセスに関連せず、全てのディズニープリンセスが集まる魔法の城という設定なんだそうです。

上海ディズニーランドは東京ディズニーランドなどと比べ、オリジナルの新しいディズニーランドだと感じます。東京ディズニーランドは当初からアメリカにあるディズニーパークの完全再現を目指していましたから。逆に言うと、上海ディズニーランドには既存のディズニーランド「らしさ」がないんです。

これは私の想像ですけど、中国の方々に受け入れられるように工夫した結果なんじゃないかと思います。例えば上海オリジナルのテーマランド「トレジャー・コーブ」。18世紀のカリブ海の海岸をモチーフにしているそうですが、エリア内の難破船にはデデーンと漢字で“宝藏湾”と書かれています。そりゃあ「トレジャー・コーブ」だから「宝物の湾(入り江)」だけど……私なんかは「なんで18世紀のカリブ海に漢字があんねん!」と思っちゃうわけです。

对不起,我错了!”(ごめんなさい、私が間違っていました!)

ここは英語だけのほうが「っぽい」感じがして良いように思うんですけど、中国の方は「英語だけだと何て書いてあるか分からん」「中国の遊園地なんだから中国語があったほうがいい」という考えが強いんだと思います。

逆に言うと漢字の分かる日本人には園内表記がおもしろいです。

  • 「ロアリング・ラピッド」(轟音の急流)=“雷鸣山漂流
  • 「ストーリーハウス・ステージ」(物語小屋の舞台)=“故事舞台
  • 「ソアリン・オーバー・ザ・ホライズン」(地平線の彼方に舞い上がる)=“翱翔・飞越地平线

東京ディズニーランドだとカタカナでそのまま書いてしまうそうですが、中国では(当然ですが)アトラクション名は全て漢字。日本人だと何となく分かりそうな感じがいいですね。

こちらは“皮诺丘乡村厨房”。“皮诺丘”は発音すると「ピーヌォチウ」で、ピノキオという意味です。つまり「ピノキオの農村厨房」。おそらく日本語のガイドマップなんかでは「ピノキオのビレッジ・キッチン」と表記されるでしょうか。

こちらは“M大街购物廊”。「アベニュー・エム・アーケード」、土産店です。上海ディズニーランドは入園してすぐの、東京の「ワールドバザール」に当たる部分に「ミッキーアベニュー」が広がっています。おそらく「アベニュー・エム」というのはそのことかな。

週末だったので混んでいることは混んでいましたが、日本みたいにアトラクション3時間待ちみたいなことはありませんでした。妻が妊娠していたので激しいアトラクションには乗りませんでしたが、それでも1日で10くらい乗れたんじゃないでしょうか。一番長く並んだのは「ソアリン・オーバー・ザ・ホライズン」ですが、それでも75分待ちでした。

昼食をいただいたのはトレジャー・コーブにある「バルボッサ・バウンティ」(“巴波萨烧烤”)。このレストランは東京ディズニーランドにある「ブルーバイユー・レストラン」と同様、アトラクション「カリブの海賊」に隣接しています。屋内なんですが、まるで川沿いで食事をしているような気分を味わえます。

ただ空間は東京の「ブルーバイユー・レストラン」のほうが広いかな?こちらのほうが若干狭く感じました。レストラン側からはボートに乗ったゲストたちが見えるんですけど、今日は「カリブの海賊」がメンテナンスでクローズしていたため見られませんでした。

一応洋食ということになっているんですが、やはりどこか漂う中華風。私は「ウィルのグリル・ストリップ・ステーキとフライ・ヌードル」(“威尔扒牛排配炒面”)をいただきました。付け合わせがチンゲンサイだったり味付けも中国料理風だったり、中国の方の好みに合わせたのかもしれません。

夜は午後8時から花火が始まるとのことでしたが、鑑賞しようとする人たちですごい混雑だったので見ないままパークを後にしました。

私が初めて上海ディズニーランドに行ったときは上から目線ながら「中国の方々はディズニーの世界観を分かるのかしら」と思いました。日本人って小さい頃から周りにアメリカ文化が溢れる中で過ごし、幼少期にディズニー映画を見たっていう人が多い。けれど中国の人たちって日本人ほどディズニーに親しんで育っているのかといったらそういうわけでもないような気がするんですよね。

けれど、いざ行ってみると「ディズニー好き」の中国人が増えたんだなあということを実感しました。一番印象的だったのは映画「アナと雪の女王」をテーマにしたミュージカルショー「フローズン・シング・アロング・セレブレーション」(“冰雪奇缘:欢唱盛会”)で、途中に映画の挿入歌をみんなで歌うシーンがあるんですね。スクリーンに歌詞は表示されるんですけど、みんな大声で歌うんです。ここ最近のディズニー映画は日本とほぼ同じタイミングで劇場公開もされますから、都市部の人たちは日本人と変わらないくらいディズニーに親しむようになっているのかもしれません。

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