The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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ちいかわ

中国人の友人と食事をしました。行ったのは東直門にある「老井」というロシア料理のレストラン。ロシア大使館の近くにあり、なかなかの老舗なんだそうです。

友人は何度か来たことがあるらしく、オススメの料理を注文してくれました。おいしかったのが中国語で“男孩沙拉”と書いてあった料理。そのまま日本語にすると「男の子サラダ」、変わった名前です。千切りにしたジャガイモを揚げて、マヨネーズで和えたような味でした。持ってきてくれた店員さんが「時間が経つとふやけてくるのでパリパリなうちに食べてください」と教えてくれました。

友人は私よりも年下の中国人で、日本語ペラペラ。今度の春節に彼女さんと日本に遊びに行くんだそうです。で、彼女さんも日本語ペラペラなの?と聞いたら「いえ、全然話せないんですが、ちいかわが好きで」と。ちいかわ!!今、ずいぶん中国で人気ですね。ちいかわって中国語で何て言うのか聞いたら、中国語でも「ちいかわ」なんだそうです*1。そもそも「ちいかわ」ってどういう意味?と思って調べたら「なんか小さくてかわいいやつ」の略だとのこと。全然知らなかった。勝手に「鶏皮」ばかり想像していました*2

References
*1漢字で書くと“吉伊卡哇”(チーイーカーワー)。
*2「鶏」という漢字は中国語で「ちー」、そして「皮」(かわ)なので「ちーかわ」。

日本と中国の世論調査

今日、日本と中国が共同で行っている世論調査の結果が発表されました。それによると日中双方で9割近い人が相手国に対して良くない印象を持っている状況が明らかになったということです。

NPO法人「言論NPO」などは2日、日中共同の世論調査結果を発表した。相手国に良くない印象を持っていると答えた人の割合は、中国人で87.7%に上り、昨年よりも24.8ポイント増と大幅に悪化した。一方、日本人は3.2ポイント減って89.0%となったが、日中双方で9割近い人が相手国に対して良くない印象を持っている状況が明らかになった。

朝日新聞デジタル(2024年12月3日)

まあ、日本人が中国に複雑な思いを持つのは分かります。中国に住む私もそうだもの。北京で働いていた日本人が「スパイ行為に関わった」として逮捕されても、中国側は何がスパイ行為だったのか一切明らかしていません。さらにわずか半年の間に日本人の子どもが襲われる事件が2回も相次ぎ、そのうち1回は残念なことに命を落としています。

しかし中国まで日本に対して良くない印象を持つのは一体どうしたことやら。NHKの記事によると、中国の方が理由に挙げたもので最も多かったのは「福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出」だったんだそう。けどねえ……日本政府がいくら科学的根拠を説明しても中国国内では一切報じられないし、むしろ中国政府は「核汚染水」と呼んで危機を煽る一方だったんだもの。日本に良くない印象を持つ方が増えること請け合いです。

そもそも中国側で世論調査を担当したのは「中国国際伝播集団」という共産党の直属機関であるよし。自由に意見が言える日本で行われた世論調査と同じように扱っていいものかしら、なんて思ってしまいました。

酸菜の入った牛肉麺

今日のお昼は妻のリクエストで近所のモールに新しくできた蘭州牛肉麺の店に行きました。

初めて来ましたが、実はチェーン店なので別の店舗でなら食べたことがあります。

私は「酸菜」の載った蘭州牛肉麺を。この「酸菜」、字の如く酸味の強い漬物なんですが*1、私これが大好きなんです。そのまま食べられることは少なく、こうして牛肉麺の中に入れて食べることもあれば、あとは肉と炒めたり鍋に入れたりして食べることも。日本人の口にも絶対合うと思うので、日本でも広まればいいなあと密かに思っている中国料理のひとつです。

References
*1中国版ザワークラウトなんて呼ぶ人もいます。

前向き抱っこデビュー

週末のパパクッキング、今日は岡山のご当地グルメ「えびめし」を作りました。

先月にも「えびめし」を作りましたが、そのときの素が残っていたので。ただ私と妻の2人分を作るには足りず、ウスターソースや醤油を加えてみました。ちょうどプリプリの大きなえびがあったので、そちらも投入。錦糸卵を作って最後に載っければできあがりです。ちょっぴり甘めになってしまったかもしれませんが、まあ、良いでしょう。

午後も自宅でゆっくりしていたのですが、夕方から散歩を兼ねて娘を連れて妻と3人で出かけました。向かったのは東大橋の蔦屋書店。自宅から徒歩1時間近くかかりましたが、最近は気温も今までのように高くないので歩いていて気持ちよかったです。娘は抱っこ紐で連れて行ったんですが、今日初めて「前向き抱き」デビューしてみました。

対面抱きだと基本的に親の胸しか見えないので、娘はしばらくすると大体寝ていました。けれど前向き抱きだと視界にもいろんなものが入ってくるので興味津々のよう。本当キョロキョロするので私もうれしくなり、体をひねってはいろんなものが見せてあげました。

前向き抱きをめぐっては長時間やりすぎると子どもの股関節に影響するとか、刺激が強すぎる、親とのアイコンタクトが取れないといったデメリットも指摘されているようです。けれど時間に気をつければ、ずいぶん便利だなーと思いました。この前行った水族館とか、ああいう時に前向き抱っこなら娘にいろいろ見せてあげられただろうなあと思いました。

人生の2周目
妻と娘を連れて3人で北京市内の水族館「北京海洋館」に行きました。北京動物園の敷地内にあり、北京市内の水族館の中では最も大きいんだとか。水族館だけ行ければいいと思っていたのですが、北京動物園の一施設という位置づけのため「動物園+水族館」のセット料金でチケットを買わなければいけませんでした。娘は無料でしたが大人は1人175元(約3600円)、結構お高いです。ちなみに去年行った北京市内にある別の水族館「富国海底世界」は1人150元(約3000円)。どちらも高いですねー、北京は海に臨む港湾都市ではないので水族館の運営...

このとき水族館では娘をずっと抱っこしていたので、途中には私も妻も腕が疲れちゃいました。あと気温も高かったので、体温の高い娘を抱いていると親も子も汗ダラダラになっちゃって。かと言ってベビーカーに乗せると娘は嫌がっちゃうし、本当に大変でした。娘もクタクタで悪いことしちゃったなあ。このときに前向き抱っこを知っていたならと思うばかりです。

蔦屋書店にはカフェも併設されているのでアイスコーヒーを飲んで休憩しました。さすがに片道1時間近い距離を娘を抱いて戻る元気は無かったので、帰りは車を使いました。

北朝鮮レストラン

先輩から食事に誘われ、北朝鮮レストランに行きました。レストランというか、焼肉屋です。

ぶれた写真ですみません。店名は「銀畔焼肉」(“银畔烤肉”)、ハングル文字でも“은반불고기”(ウンバン・プルコギ)と書いてあります(ウンバンは『銀畔』の韓国・朝鮮語読み)。「銀畔館」と呼ばれることもあるようです。

店内は至って普通。かの国のお偉い方々の肖像画が飾ってあるわけでもありません。客は全然おらず、私たち以外に1組いただけでした。北朝鮮訛り(に聞こえる)朝鮮語でワイワイ会話していたので、おそらく客も北朝鮮の方でしょう。このレストランは北朝鮮大使館のすぐ隣にあるので大使館の関係者もよく利用しているようです。

店員さんもみんな北朝鮮の方のよう。若い女性ばかりで、北朝鮮のバッジを付けたミニスカートの制服を着ていました。で、特筆すべきはみんなひどく接客態度が悪い!おそらく私たちが日本人だと分かっているからでしょうね。連れてきてくれた先輩はこの店をよく利用しているので、顔を覚えられているのです。上手な中国語で接客してくれるのですが、笑顔を見せないその表情は「あ~あ、あとちょっとで店じまいするところだったのに、なんで来るかねえ」と言わんばかりです。

焼肉のセットを注文しました。メニューに載っていた写真より少し貧相に見えましたが、まあいいでしょう(^^)。ここで女性店員から「厨房で焼いてカットしてから持ってきましょうか?それてもご自身で焼きますか?」と聞かれました。まあ、すでに焼かれてカットされた肉だけが出てきても味気ないので自分たちで焼くと伝えました。

で、肉が焼けてきました。大きめのサムギョプサル(豚の三枚肉 )があったので、女性店員に「カットをお願いできますか」と頼みました。すると大きなため息をついて「あなたたち、さっき自分で焼くと言いましたよね?」と言うのです。そりゃあ、確かにそう言ったけどさ、あなたたちがそれを言っちゃおしまいでしょう(^^;)。

キムチの盛り合わせも注文しました。韓国のキムチに比べるとあっさりした味の印象でした。水キムチっていうんですか、辛くないキムチもあって、味は日本の浅漬けみたいでした。

北朝鮮レストランに来たら食べておかなければ、ということで平壌冷麺も。冷麺の本場といえば北朝鮮……とは言え、今まで食べたことのある冷麺と何が違うのかよく分かりませんでしたが、おいしかったです。

先輩と北朝鮮の大同江(テドンガン)ビールをぽんぽん開けながら飲んでいると、ふと女性店員が「私たち、そろそろ退勤するんですけど」と言います。周りを見渡すと客は私たちだけ。他の女性定員たちは肘をついて店内のテレビで中国ドラマを見ていました。今あるビール瓶だけ飲み終えさせてくださいと伝えて飲んでいると、次の瞬間、店内の照明を半分くらいガチャンと消されてしまいました。はいはい、早く帰れってことね(^^;)。

最後の最後まで「無愛想」という言葉がピッタリな接客でした。唯一、周りから「サジャンニム」(사장님=社長様)と呼ばれていた支配人の女性は愛想が良かったです。もしや若い店員は「日本人にヘラヘラしていた」と上に思われてはいけないので、わざと無愛想に接客していた面もあるんじゃないかしら。で、支配人クラスになると地位があるから、そこまで考えなくても良いと。考えすぎかもしれませんが、北朝鮮だったらそのくらいありえるんじゃないかと思っちゃいました。

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