BOBOYORU.NET

The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

42ページ目 (259ページ中)

ラオス出張2日目

ラオス出張2日目。昨日は実質北京から移動してきただけなので今日からが本番。ホテルの朝食がとてもおいしかったです。

東南アジアっぽい料理がポツポツ並んでいました。特にうれしかったのは「ヌードルステーション」なるコーナー。ベトナムのフォーなんかが注文できるようになっていました。コックさんから「具は何にしますか」と聞かれるので、鶏肉やキノコを指差すと麺をゆでて盛り付けてくれます。最後にパクチーといった調味料を自分で振りかけたら完成。うーん、出汁がよくきいていておいしいー。

ほかにも空心菜の炒め物みたいな料理もあり、もともと東南アジア料理が好きな私としてはたまりませんでした。

東南アジアのラオスはさぞ蒸し暑いのだろうと覚悟していたのですが、意外なことに北京より涼しかったです。おそらくここ最近の北京が異常なんだと思います。

ビエンチャンの街なかは写真のような感じ。ラオス語以外ではやはり中国語が目立ちます。のどかな街にいささか不釣り合いな豪華ホテルがポツポツありますが、よく見ると中国企業の名前が書いてあるので中国資本なんでしょうね。大量に来る中国人観光客相手に稼ぐのが目的かもしれません。

昼になったので食事をどうしようかと考えていると日本人の同僚が「近くに良い店を見つけた」と言います。それならば……とワクワクしながら向かってみると……なんと日本料理!ザ・和食というより、カフェスタイルでおしゃれな店舗でした。うーん、せっかくラオスの来たのだから地元の料理を食べてみたいところでしたが、あまり時間もなかったので入ることにしました。

メニューを見ると牛丼、親子丼、ハンバーグ、生姜焼き……などと日本の家庭料理が一通りありました。どれも「なんちゃって日本料理」ではなく日本で出されてもおかしくないクオリティーです。Googleの口コミによるとオーナーは日本に留学した経験があるよし。なるほど、日本現地仕込みの腕前なわけですね。

ただ私はせっかくラオスに来たのでメニューに唯一載っていた東南アジア料理「ガパオライス」を注文しました。鶏肉、豚肉、牛肉から選べるようになっていて、私は豚肉を選択。見た目は普通ですが、食べてみると意外と辛い!トウガラシがかなり効いて汗が噴き出てきました。けれど、やっぱり現地の味はおいしいー。ナンプラーの風味がたまりません。“Kafepa’ Coffee & Cafe”というお店です、もしラオスに行って日本料理が食べたくなるという希有な方がいらっしゃったら是非。

ラオス出張1日目

東南アジアのラオスに出張しました。

失礼ながらラオスには何の印象も持っておらず、タイの隣にある国……くらいの知識しか持ち合わせていません。日本からの直行便はなく、タイのバンコクかベトナムのハノイで乗り継ぐのが一般的なんだそうです。おそらく今後も旅行でラオスを訪れることはなかっただろうなあ。仕事とはいえ、一生行くことがなかったかもしれない国に行ける機会ができたならありがたいことです。

向かうのはラオスの首都・ビエンチャンにある「ワットタイ国際空港」。北京からは直行便がないので広州白雲国際空港で乗り継ぎをしました。利用したのは中国南方航空で、広州からビエンチャンくらいは機内アナウンスでラオス語が使われるかと期待したのですが、完全に中国語。乗客もどうやらほとんど中国の方のようでした。

北京を離陸したのは午前11時半で、最終的にビエンチャンのワットタイ国際空港に着陸したのは午後6時半頃でした。着いてみると、まあーのどかな空港です。そして日本の地方空港を思わせるような小ささでびっくり。空港の敷地内の至る所で日本の国旗を目にしましたが、日本がターミナルの拡張事業を支援しているんだそうです。

空港に着いてまず向かったのはSIMカードを販売するカウンター。複数の店が並んでいましたが、特にこだわりはなかったので人が少ないところに行きました。買ったのは5日間で10GBが使えるSIMカード。ラオスの通貨だと2万5000キープ(約170円)、アメリカドルだと2ドル(約300円)、中国の人民元だと15元(約310円)でした。通貨によって値段が違いますが、いずれにしても安いもんです。私は人民元しか持っていなかったので人民元で。現金を出そうとしたら「WeChat Payで支払ってくれ」とQRコードを見せられちゃいました。

ちなみにラオス滞在中、通信環境は悪くなかったです。グレート・ファイアーウォール*1でGoogleも、YouTubeも、Xも、Facebookも、何もかも見られない中国の通信環境に比べれば、それらにアクセスできるだけでもありがたく感じました。

宿泊するホテルは空港から車で20分ほど。ホテルは立派でしたが、その周辺は午後7時過ぎだというのに真っ暗でした。聞くと、ビエンチャンは「世界一何もない首都」とも言われているよし。私が生まれ育った岡山の片田舎のほうがよっぽど賑やかかもしれません(笑)。

ホテルの目の前に路上ATMがあったので、そこでクレジットカードのキャッシング機能を使って現金を入手。引き出したのは30万キープです。ものすごく高価に聞こえますが、その実、日本円にして2000円ちょっとです。現金を握りしめてホテル脇にあった「Mini Big C」というコンビニでビールとつまみを購入しました。

購入した「ビアラオ」というビールはラオス国内で9割を超えるシェアを誇るんだそうです。そんなことも知らずに買ったのですが、うーん、確かにおいしい。数々の賞を受賞していて、東南アジアで最もおいしいビールとも言われているんだとか。一方、つまみにはトムヤムクン味のスナック(だと思われるもの)を買いましたが、こちらは少々微妙なお味でした(^^;)。

References
*1中国政府によるインターネット上の規制。

ELOとTM NETWORK

最近、エレクトリック・ライト・オーケストラの「トワイライト」という曲にハマッています。1981年リリースの曲で、シンセサイザーとリズミカルなドラムが“80’s”感満載です。

曲名の「トワイライト」というのは日没前や夜明け前の薄明かりのこと。この曲の場合は夜明け前のほうで、全体を通して「もうすぐ夜が明ける、起きなければいけないけど、もう少しこのままでいたい」みたいなことを歌っています。今から40年以上前の曲なのに、むしろ未来を感じさせる曲調。この「レトロフューチャー」な感じがたまらないんですよね。

で、何度も「トワイライト」を聞いていると……ふと別の、とある曲に似ていることに気付きました。TM NETWORKの「パノラマジック(アストロノーツの悲劇)」です。

この動画の2分50秒くらいから聞けます。TM NETWORKとしては初期の作品で、私もカラオケではよく歌いました(笑)。副題に付いている「アストロノーツ」というのは宇宙飛行士のことで、歌詞を読むに、とある宇宙飛行士が(おそらく)恋人が乗っていた宇宙船が壊れ、地球に帰れなくなった状況を歌っているようです。

残りひとつのエアロビクスを
心をこめ君にプレゼント
静かに Milky Way 漂う小舟のように
さよなら Nice Sleeping 切なき想いに身を任せて

エアロビクスというのは宇宙船に備蓄されている酸素のことでしょうか。シンセサイザーを使った曲調と宇宙を歌ったSFチックな歌詞がマッチしていて、私の好きな歌の1つです。で、聞き比べるとと分かるんですけど、雰囲気が「トワイライト」と似ているんです。

調べてみると、初期のTM NETWORKはかなりエレクトリック・ライト・オーケストラに影響を受けているよし。インターネットで検索すると多くのファンの方が考察を書かれていました。私が「トワイライト」に出会ったのは最近ですが、知らず知らずのうちにTM NETWORKのルーツをたどっていたわけですね。知っていて聴くのと、ふと「アレ?何か似てる」と思って気付くのでは味わい深さが全く違いますね。エレクトリック・ライト・オーケストラは他にもTM NETWORKに影響を与えた曲があるようで、いろいろ聞いてみたいと思います。

ギラギラな世界

今日は仕事で国貿にある「チャイナワールドホテル北京」に来ました。中国語では“北京中国大饭店”、五つ星の高級ホテルです。

仕事を終えて外に出ると高層ビルがズラッ……どれも輝いていて眩しいです。ここ国貿地区はビジネスエリアで、夜になったらギラギラ度が半端ではありません。たまに来るにはいいですが、住となったら疲れちゃう?いや、私は刺激の好きな人間なので、こういうギラギラな世界に住んでみたいなあとも思ってしまいます。

手作り讃岐うどん

私は麺料理の中ではうどんが好きです。それも讃岐うどんが好きで、日本にいた頃は「はなまるうどん」や「丸亀製麺」に行ってしょっちゅう食べていました。うどん好きになった一番のきっかけは社会人になって初めて勤めたのが香川県だったからです。地元の人たちがおいしいうどん店をいろいろと教えてくれました。特に製麺所で食べるうどんは新鮮な麺そのものの味を楽しむためにつゆも加えず醤油で食べるんですよね。

中国でも日本料理店に行けばメニューにうどんがある店は少なくありません。けれど、どれも讃岐うどんみたいなコシがないんですよね。噛みごたえがなくて柔らかい。コシは讃岐うどんに欠かせない特徴のひとつで、あの弾力を味わいたくてうどんを食べている身としては味気なく感じてしまいます。私が留学していた頃には上海に「はなまるうどん」があったし、北京でも「丸亀製麺」が展開されていた時期があったようです。しかし今や店舗はゼロ。中国撤退の背景にはおそらく「ゼロコロナ」の影響が大きかったのだと思いますが、とても残念です。

だったら……自分で作ればいいのでは?と思い立ち、挑戦してみることにしました。インターネットで検索してみるとレシピはすぐ見つかりました。

さぬきうどんの作り方 | さぬきうどんの作り方 | 讃岐うどんならおまかせ 吉原食...
材料 塩水の作り方 ボウルに塩と水を入れます。 箸などを使い、塩が完全に溶けるまで混ぜます。 加水(小麦粉に塩水を加える) 大きめのボウル(あればこね鉢)を用意し、小麦粉を入れ表面を少し平らにします。 ...

レシピに書いてある通りに小麦粉、塩、水を加え、しっかりこねて生地を作ります。で、それをビニール袋の中に入れて何度も踏みます。踏むことによって讃岐うどん独特のコシが出てきます。

最後に包丁で細く切って讃岐うどんの完成です。あっさり味のぶっかけにしようと思い、つゆも手作りしてみました。

……で、食べてみたのですが、おいしくない(笑)。麺が硬いのです。それってコシじゃないの?と思われるかもしれませんが、いえいえ、コシがあることと硬いことは全く違うのです。それに粉っぽい。踏む回数が足りなかったのかなあ。それとも使っている小麦粉が日本でうどん作りに使われるものと違うとか?見た目はそれなりに「讃岐うどんらしい」ものができたのですが、味は……うーん、合格ラインに届きませんでした(^^;)。

«過去の 投稿 新しい 投稿 »

© 2025 BOBOYORU.NET

Theme by Anders Noren上へ ↑