ふとスターバックスの店舗の前を通ると「無料です、ご自由にお取り下さい」という文字が目に入りました。何だろうと思って見てみると“咖啡渣”(コーヒーかす)でした。
コーヒーを淹れた後に出るかす、私は捨てちゃっていますが乾燥させれば脱臭剤なんかにして再利用できるんですよね。灰皿に敷き詰めて吸い殻のにおいを消臭しているのとか見たことがあります。中国の方々はこれを持って帰ってどういう使い方をするのか、ぜひ見てみたいですね。
The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.
岡山に帰省しました。昨日までの北海道旅行を終え、新千歳空港からそのまま両親や祖父母とともに岡山に向かったのです(厳密には神戸空港に向かい、そこから下道で岡山に帰りました)。最後に岡山に帰ったのは去年8月。まだ1年ちょっとですが、以前は年に数回は帰っていたので、ずいぶん久しぶりな感じです。
北海道旅行の間、母の友人に預けていた2人*1のワンコを迎えに行くと、飛び上がって喜んでくれました。若いほうのワンコは生まれて1歳にもならないうちに会ったきりだったのですが、もうピョンピョン飛びつき、私の顔をペロペロなめてくれました。
ふと実家で窓を開けてボーッと外を眺めていると、電車の音が聞こえました。近所をJRが走っているのです。田舎の電車ですから本数は多くないし、かすかに「ガタンゴトン」と走る音が聞こえてくるくらいなのですが、小さい頃から何気なく耳にしながら育ったので、ああ、実家だなあという気持ちになります。すると「あれ、私は今、中国で仕事をしているんだったっけ」と得も言われぬ感情がこみあがってきます。
もうひとつ今回の帰省で意外だったのは、実家の近所に「スターバックス」ができていたことです。
東京や大阪といった大都市ではどこでも見かけるスターバックスですが、私が高校生だった頃は岡山県内に2、3店舗しかありませんでした。ましてや私の実家の近所にスターバックスができるなんて想像も付かなかったのが……今年8月にできたようです。地方にありがちな、駐車場を備えた「ドライブスルー式」の店舗。午後3時頃に行ったのですが、満席で賑わっていました。
思えば、中国もびっくりする量のスターバックスがありますよね。北京なんて同じビルの中に3店舗くらいあることも。全世界で展開していて、それが実感の近所にも作っちゃうわけですから、すごい勢いだなあと感じます。
JRの最寄り駅から歩くと30分近くかかり、車がなければ不便な場所です。都会のスターバックスは「ふと入る」んでしょうが、地方の場合は「スターバックスを目的地に来る」ということでしょうか。でも満席でしたから、その戦略は成功しているのかもしれません。
ちなみにこの写真、私はスターバックスの看板を撮影したつもりでしたが、それ以上に「はるやま」の看板が目立ってしまいました。紳士服などを手がけるはるやまは岡山本社の企業です。これはこれで「岡山の風景」なのかもしれません。
*1 | 大切な家族の一員なので「2匹」でなく「2人」と呼んでいます。 |
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今日は日曜日ですが、中国では平日扱いです。悪しき「振替出勤日」というやつです。
日本なら「いっそのこそ日曜日も休みに」ってなるところでしょうが、そうならないんですよねえ……中国は。ま、私の周りの中国人たちはみんな“抱怨”*1していますけど。
けれど出勤すると今日は月曜日だったような気がしてきます。だって周りの人みんなが平日と変わらぬ生活をしているんです。いつも通りの通勤ラッシュ、駅は仕事に向かう人や通学する人でごった返しています。しかし日本とやり取りをした瞬間に「あ、今日は日曜日だったんだ」と気付きます。
日本は休みだし、夕方には仕事を切り上げました。気分転換に職場から地下鉄で1駅のところにあるショッピングモールまで散歩。昼間は暑いですが、夕方になると涼しいですね。ショッピングモールもいつもの日曜ならもう少し賑わっているでしょうが、今日は平日扱いだからか人は少なめです。
スターバックスでアイスコーヒーを飲んでまったり。
以前はスタバに来たらフラペチーノみたいな甘いものばかり飲んでいたのに、この年になって甘いものが全くダメになってしまいました。専らブラックのコーヒーか、飲んでラテくらいです。果汁100%のジュースなんか、ドロドロ甘く感じて飲めません。
でも毎回聞かれるんですよね、「お飲み物と一緒に甘い食事はいかがですか」と。うーむ、私に売りつけるのにその文句ではそそられませんなあ(^^;)。ホットドッグやサンドイッチみたいなものなら喜んで食べるんですけどね。つくづく日本のドトールコーヒーが懐かしいです*2。
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