The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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再び高速鉄道

昨日からの出張業務を終え、北京に戻ります。

だだっ広い駅です。北京や上海といった大きな街の駅はもう少し立派ですが、地方になるとこんながらんどうな駅が多いです。こういう駅を見るにつけ、贅沢な土地の使い方だなあと感じます。100メートル走(いや、それ以上?)ができそうなホーム。東京都内で見かける「まるで線路に落ちそうなほど狭いホーム」を思い出してしまいます。

一方、こちらは南京南駅。南京くらいの街になるとこのくらい立派な駅になります。乗り換え無しで北京に戻る高速鉄道が無かったため、ここで乗り換えました。

鉄道の車内でいただいた「葱爆牛肉飯」。実はこれ、車内販売ではなくてデリバリーです。

事前に注文しておけば途中の停車駅まで届けに来てくれます。車両まで運んでくれる上に乗務員が受け取って座席まで持ってきてくれるので、座っているだけでOK。日本は駅弁文化が根付いているのであまりハマらないかもしれませんが、デリバリーが普及している中国ならではのサービスですねえ。中国の人たちは日本の弁当のような冷えた食事が苦手なので、こうした温かい食事が食べられるのはありがたいと思います。

北京南駅に到着したのは午後11時51分。実に6時間も高速鉄道に乗っていたことになります。日本に例えると東京駅から博多駅の距離と同じくらいでしょうか。自宅に着いたら翌日の午前2時前。座っていただけのはずなのにクタクタです。

カップルシートでバック5時間

地方に出張。今回は久しぶりの高速鉄道です。

中国の高速鉄道の座席はビジネスクラス、一等席、二等席の3種類に分かれています。日本の新幹線に例えるなら二等席が普通車くらいの座席で、一等席になるとグリーン車くらいゆったりした座席になります。ビジネスクラスになるとマッサージチェアかと見まがうほど立派な座席が用意されています。二等席だと(大変失礼な言い方なんですが)乗客の客層が少々落ちることもあり、中国在住の日本人の間では一等席を利用することがほとんどです。まあ、そもそも中国の交通費は安いですから。

私の会社でもセキュリティなどの面から一等席を使うように言われていて、今回の出張でも一等席の予約をしました。で、一等席の車両に乗車したのですが……席がない。中国人の同僚と「あれ?なんでないんだ?」とキョロキョロ歩いていたら、ビジネスクラスの車両に来てしまいました。おかしいな?と思って乗務員に尋ねると、ビジネスクラスの車両に案内して「座席はこちらです」と言うじゃありませんか。

中国人の同僚から「間違ってビジネスクラスの予約をしたの?」と言われちゃいました。そう、予約は私がしたのです。いやあ、そんなはずはないんだけど……と首をかしげていたら、乗務員が「いえ、こちらは一等席です」と言います。じゃあ何でビジネスクラスの車両なの?と聞いたら「座席をよく見てください」とのこと。

よく見てみると……座席を隔てる肘掛けがない!!!!!乗務員曰く「だからビジネスクラスではなく一等席の扱いなんです」とのこと。ええ、目的地まで中国人同僚のおっさんと(失礼)5時間もカップルシートに座らないといけないの?

さらに参っちゃったのが、いざ出発すると後ろ向きに進み出したのです。この座席は前後を入れ替えられない固定式。目的地まで「バック状態」を絶えなければならない羽目になりました。車内でパソコンを使う作業をいろいろしようと思っていたのに……実際、出発して30分ほどで気持ち悪くなってしまいました(乗り物酔い)。

しかしこのカップルシート、私は同僚と座ることになったからまだいいけど、知らない人が座ることもあり得るのかしらん。その状態で5時間って結構キツいと思うんですけど……

ラオス出張5日目

ラオス出張5日目……と言っても、今日は中国に戻る日です。

例によって北京までの直行便がないため、復路は雲南省・昆明でトランジットします。国際線に乗ることを踏まえてビエンチャンのワットタイ国際空港には2時間前に到着したのですが、規模が日本の地方空港レベルであることを忘れていました。ちょっと到着が早すぎたかもしれません。チェックインカウンターも全く並びませんでした。

東南アジア各国から出張に来ていた同僚の中にはラオスで少しゆっくりして帰る人もいるみたい。かたや私はラオスの「ラ」の字も分からないままの帰国となってしまいました(^^;)。チェックイン手続きをしていると、周りには同じように北京から出張していた他社の人たちを発見。顔を見合わせ「北京組は真面目なんだからあ」と思わず笑っちゃいました。

空港のトイレに貼ってあった禁煙の案内です。中国語では“谢谢你不吸烟”(タバコを吸わないでくれてありがとう)……うーん、なぜ違和感があるんでしょう。中国ではこういうとき“禁止吸烟”(禁煙)とはっきり書くと思います。あと“”ではなく“”なのも変?ちなみにラオス語でも同じように書かれているようです。日本だと「きれいにご利用いただきありがとうございます」なんて感謝の言葉で婉曲的に禁止を表す手法がありますが、似た類いなのかな。

ワットタイ国際空港の搭乗口は全部で7つ。見る限り搭乗を待っていたのはほとんど中国人で、実際搭乗案内が行われていたのも中国行きばかりでした。

今回の出張ではラオスのことを何も知らないまま帰路に就くことになりましたが、中国の影響力たるや絶大なことだけはよく分かりました。街なかには中国の一地方都市であるが如く当然のように中国語が見られます。空港の案内も日本語がない一方で中国語は必ずあります。チェックインカウンターのスタッフも中国語が流暢でした。日本からの直行便がない一方でこれだけたくさんの中国人観光客が訪れるんですから、そりゃそうなりますよね。聞くとカンボジアはもっとすごいそうで、街なかに中国語が溢れているそうです。

中国の支援が吉と出るか凶と出るかは別にして、これらの国に積極的に投資しているのは事実です。日本人でラオスのことを知っている人がどれほどいるでしょうか。国際的な影響力の違いをまざまざと思い知らされたような気がします。

ラオス出張4日目

ラオス出張4日目。明日は朝から中国に戻るので、今日がラオス出張の実質的な最終日です。

今回ラオスには東南アジア各国の支社に勤める同僚が集ったので、それぞれのお国事情について話を聞けたのが大変興味深かったです。それぞれの支社で働いている現地スタッフにも会いましたが、中でもマレーシアから来ていた中国系のスタッフがすごい。マレーシアの公用語であるマレー語はもちろん、英語はペラペラだし、それに加えて北京語(普通話)、広東語、閩南語、客家語……あと何て言っていたかな?とにかくすごい数の言語を操るので衝撃的でした。

これだけ各国の同僚たちが集うので最終日くらい打ち上げでもあるかな?なんて思っていたのですが、最後の最後まで仕事が目白押しでした。日本と2時間の時差があるラオスで日付が変わるくらいまで働いていましたから、日本で言えば午前2時ですね。みんな打ち上げをする気力もなくホテルの自室へと解散しました。

私はと言えば、どうせ明日は北京に帰るだけ。せっかくのラオス最後の夜……といっても外に出る勇気は無かったので、出張期間中に幾度とお世話になったホテル脇のコンビニ「Mini Big C」でビールとつまみを買って1人打ち上げに興じました。

ラオス出張3日目

いやー、今日は忙しかった。朝の7時にはホテルを出発し、昼間は昼間でノンストップで仕事が降ってくる始末。ホテルに戻ったのは午後11時でしたが、部屋でも作業が続いてベッドに入ったのは午前2時頃でした。

夕食を食べる間も無かったので初日にお世話になったホテル脇のコンビニ「Mini Big C」に行き、日本語で「おにぎり」と書かれたおにぎりを買ったら、まあ、微妙な味。ひと口、ふた口だけ食べて諦めてしまいました。東南アジアに来たら東南アジア料理を食べるべきですね。

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