The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

投稿者: ぼぼよる (140ページ目 (265ページ中))

出前なのに、出前じゃない

夜は出前にしようと思い、退勤する際にスマートフォンアプリで料理を注文した。こうすればちょうど家に着く頃に出前が届くのだ。

家の最寄り駅で地下鉄を降り、改札口を出たところでちょうど配達員から電話がかかってきた。

「出前が到着しましたよ」
「マンションの入り口に出前用のロッカーがあるので、そこに入れておいてください」
「ロッカーですね、分かりました」

私のマンションの入り口には出前用のロッカーがあり、そこに入れてもらえば直接やり取りせずに済むのだ。今は新型コロナウイルスの感染対策で配達員もマンションの中に入れないようになっているため、こうした方法がメインになっている。

しかし「もしや」と、足を止めた。どのロッカーに入れたか確認したところ……ああ、やっぱりだ。マンションの入り口ではない別のロッカーに入れている。

私のマンションは複合施設にあり、ほかにショッピングモールとオフィスビルがあるのだ。そしてオフィスビルの1階にも出前用のロッカーがあって、これが事を複雑にしている。以前何度かオフィスビルのほうのロッカーに入れられたことがあったので、今回もそうではないかと思ったのだ。

オフィスビルのロッカーまで来てアプリで解錠すると、果たして9番の扉が開いた。

今日は帰宅途中だったから良いが、部屋から取りに行くとなると結構面倒だ。と言うのもオフィスビルは少し離れたところにあるので、部屋からだと行き帰り10分ほどかかってしまう。マンションの入り口なら薄着でも取りに行けるのに。

もっと複雑なのが、マンションにも1号棟と2号棟があること。1号棟がメインの建物でフロントもこちらにあるのだが、私が住んでいるのは2号棟なのだ。出前用のロッカーがあるのは2号棟の入り口なので、電話で配達員に「2号棟の入り口にロッカーがある」と伝えても、向こうはおそらく1号棟にいるので「そんなものはない!」と怒り出す人さえいる。仮に彼らがやっとロッカーを見つけたとしても、それがオフィスビルのほうのロッカーだったりするから面倒なのだ。

とにかく私も出前のたびに場所の説明をしなければならないし、その苦労の甲斐なくして見当違いの場所に届くから困ってしまう。

何か方法がないものかと思い、マンションのフロントに相談しに行った。するとフロントのお姉さん、「うーん、それは避けられない問題ですねえ」と話す。うまい説明の仕方を自分で考えるしかないのかなあ。これから北京はどんどん寒い冬になるというのに、寒空の下オフィスビルまで出前を取りに行くんじゃ何のための「出前」なのか(^^;)。

おしりたんてい

今日からインドネシアでG20サミット=主要20か国の首脳会議が始まった。

各国の首脳がマスクを着けずに握手している様子を見ると、コロナ前に徐々に戻ってきているんだなあと感じるとともに、自らのいる中国の「ゼロコロナ」政策を思い出して少々憂鬱な気分になる。

ちなみに全然話が変わるのだが、韓国のユン・ソンニョル大統領を見るといつも「おしりたんてい」を思い出す。顔の形がおしりに見えるアニメのキャラクターだ。

おしりたんてい | アニメ公式ホームページ
アニメ「おしりたんてい」NHK Eテレにて好評放送中!エクセレントな推理と必殺技でどんな事件もププッと解決!是非お楽たのしみください!放送時間は(土)Eテレ 午前9:00~9:20、(木)Eテレ 午後6:55~7:15です。

別に私が発見したことではなく、今年行われた韓国大統領選挙の際から言われていた。韓国版ウィキペディアの「ナムウィキ」にも大統領のニックネームを紹介する欄に書いてある。

ナムウィキ「ユン・ソンニョル」のニックネーム項目 4.1. おしりたんてい

本人も公認らしい。政治的なことは抜きにして、ユン・ソンニョル大統領を見ると「おしりたんてい」を思い出し、心のどこかで可愛らしく感じてしまう。いや、得だと思うよ。私もそんな似ているキャラクターはないかなあ。そう言えば、数年前に会社の同期に「ずっと何かのキャラクターに似ていると思っていたけど、オバケのQ太郎だ!」と言われたことはあるなあ(^^;)。

近所のショッピングモールの入り口に大きなのれんが設置された。

北京の冬の風物詩だ。結構分厚くて、これをめくって建物の中に入る。たまに前の人が勢いよくめくるので、のれんが「バコッ」とぶつかることもある。保温のために設置されるんだろうけど、留学していた頃は「じゃまだなあ」と思っていた。しかし今日設置されると確かに建物の中が暖かく感じる。外の冷たい空気をシャットアウトしてくれているのだろう。

明日の北京は最低気温が早くも0度近くになるらしい。冬支度を始めなければ。

推して知るべし

今日、会社のオフィス近くにびっくりするぐらいの行列ができていた。

時間は午後4時過ぎだったかな、みんなPCR検査を受けるために並んでいる人たち。

ここ朝陽区は北京で最も感染が確認されていて(と言っても100人余り)区内のあらゆる場所が24時間以内の陰性証明を要求するようになってきている。一方で大量のPCR検査場を閉鎖しているという話も。そりゃあ……こうなるよねえ。

私の会社のオフィス近くにも検査場がひとつある。誰でも入れるエリアではないので、そこは混んでいないようだ。しかしそうでない人はこの列を毎日並ばないといけないということ?

別の検査場もこの有様だ。働いている人は退勤時間まで待っていると検査場が閉まってしまうので、勤務時間中に検査するしかない。しかし、それで1時間、あるいはそれ以上並んでいたら仕事にもならないだろう。一方、夕方には「朝陽区の検査場を増やして、住民の利便性を高める」なんて発表もあった。とにかく混乱ぶりが露呈している。

北京はこれから冬になり、どんどん寒くなってくる。私も留学時代に経験したが、日中だって氷点下の気温になるのに……そんな中でも数時間立っていないといけないのかな。北京市民がどう思っているか、推して知るべし。

オマケが入っていた

日曜だけど仕事。夕方になっていろいろ仕事が発生し、帰宅できたのは22時頃。夕食を作る元気もなかったので“外卖”(出前)を取ることにした。

頼もうとしたのは“木须肉”(きくらげと豚肉の卵炒め)と“土豆丝”(ジャガイモの細切り炒め)。どちらも好きで、私がよく注文する定番の中国料理。いつも利用している店舗で注文しようとしたら、別の店舗でも同じメニューを扱っていて、しかもそちらのほうが安い*1ということが分かる。同じ料理ならと思い、今日は安いほうで注文してみた。

いざ届くと、容器が3つ入っている。あれ?私が注文したのは2品なはずだけど。取りだしてみると、もう1品入っていたのは“干豆腐丝”(千切り豆腐の和え物)だった。間違えて注文しちゃったかな?と思い、レシートを見てみると、注文しているのは確かに2品だ。容器をよくよく見てみると「無料サービスでお贈りします、ぜひ星5つの高評価をお願いします」と書いてあった。ははーん、そういうことか。

そのサービス精神、あっぱれ。ただ味はいつも注文している店舗のほうがおいしかった。ありがたいけど、次はいつもの店舗を頼んじゃうだろうなあ。

References
*1安いと行っても約250円程度だけど。

北京の黄昏

ここ最近、北京も寒くなってきた。

北京の黄昏時。北二環路は車がひっきりなしに走っている。“车如流水马如龙”(車は流れる水の如く、馬は龍の如く)*1だ。

イトーヨーカドーで買い物。ここは食料品売り場が充実していて、日本の調味料もたくさんあるので助かる。いざ自分が自宅隔離になったときのために、冷凍食品やカップラーメンなど日持ちしそうな食料をいろいろと購入。

冷凍庫におにぎりがたくさん並んでいた。見てみると「バラレイシ」「抹茶あずき」「白桃」「ティラミス」……こりゃ何だ?

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見た目はおむすび、なのに中身はケーキ。OMUSUBICake(おむすびケーキ)は、手土産や引き出物、ピクニックや女子会など、様々なシチュエーションで活躍間違いなしの新感覚スイーツです。PATISSERIE TSUBASAのオンラインショップから、通販でお買い求めいただけます。

よく見てみると“饭团蛋糕”(おむすびケーキ)と書いてある。大阪発の「新感覚スイーツ」で、発売からわずか1年で50万個を売り上げる人気となったらしい。

こんなものも並ぶとは、さすがイトーヨーカドー。

References
*1車や人が多く行き交い、とても賑やかな様子を指す。
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