The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

投稿者: ぼぼよる (5ページ目 (260ページ中))

北京ユナイテッドファミリー病院

今日は都合あって病院に行きました。娘の出産でお世話になった「北京ユナイテッドファミリー病院」(“北京和睦家医院”)です。

この病院に来ると、妻の妊婦健診に付き添ったときのことや、娘が生まれたときのことを思い出します。出産直後に妻が手術を受けることになったのも、ここでした。いやあ、あのときは本当に大変でした。当時のあれこれが胸に去来して、ちょっと泣けてきます。

ちなみに、病院にいるあいだ娘はずっとおとなしくしていてくれました。お医者さんにも「いい子ね~」と言ってもらえて、娘もなんだか得意げに見えます。いろいろなことがあったけれど、今こうして家族みんなが元気でいられることに、心から感謝です。

蘇州の女

上海出張の最終日。今日は上海随一の観光地「外灘」(ワイタン)に行きました。観光ではなく、もちろん仕事です(^^)。

今日は少し霞がかっているかな、ぼやけているようです。

ここ外灘は英語名で「バンド」とも呼ばれますが、なぜそう言うのか知りませんでした。中国語のほうは何となく分かります。漢字の「灘」()は岸のことを指すので、おそらく「外側の岸」とかそういう意味でしょう。調べたところ、上海では川の上流を「裏」、下流を「外」と言うそうです。なので外灘は外側の岸ではなく「川の下流側の岸」という意味で、これが固有名詞になったんですね。一方、英語名の「バンド」は埠頭、堤防を意味する”Bund”に由来するようです。

ちなみに最初にあげた写真は外灘ではなく「外灘から対岸を見た様子」です。あのビルやタワーが建ち並んでいる地域は「浦東新区」で、私たちが立っている側が外灘。写真のように19世紀後半から20世紀前半にかけて建てられた西洋建築が建ち並んでいて、レトロを売りにしたバーやレストランが多く入っています。

以前、東京で働いていた頃に上海に出張する機会があったのですが、その際に上海オフィスの先輩が外灘のバー、というかクラブ?に連れて行ってくれました。先輩が飲み物を注文しに行ってくれたのですが、戻ってくるとなぜか女性を連れているのです。どう見ても東南アジア系ですが、外国語訛りの中国語で「アタシは蘇州人」と言い張ります。年齢は私より10歳は上だったかなあ、正直おばさんです(失礼)。私の隣に居座って「疲れたからホテルに行きたい」なんて言い出すので、私が絶句していると先輩がケラケラ笑っていたなあ。外灘に来ると、そんなことを思い出します。

上海料理の夕食

上海出張2日目、今日は朝から見事な豪雨でした。雨の少ない北京ではお目にかかることのないほどの規模でした。

そんな中で仕事を済ませ、夜は上海オフィスで働く先輩に声をかけて一緒に食事。上海料理がいただける“帅帅精致家常菜”という店に行きました。店内の写真は撮り忘れたのですが、ずいぶんオシャレ。こちらの料理長はパリにある世界最大の料理学校「ル・コルドン・ブルー」で中華料理の講師を務めているんだそうです。

こちらは“松露香美芹盐田虾球”、エビとセロリにトリュフで香り付けがしてある料理でした。エビはプリプリ、セロリはシャキシャキ、あっさりですが、しっかり味がついていたのでおいしかったです。まさに日本人好みの味。

こちらは上海蟹と豆腐の煮込みスープ。中国語では“蟹粉豆腐”と言います。蟹粉というのは上海蟹の蟹肉と蟹みそ、贅沢な味です。鶏ガラスープがベースになっているのかな、とても優しい味でした。これぞ上海料理という感じです。

こちらは“外婆红烧肉”、日本語にすると「おばあちゃんの紅焼肉」。醤油で甘くトロトロに煮込んだ豚の角煮です。肉の下には白米が少量盛り付けてあって一緒に食べるようです。とても柔らかくて、箸で簡単にほぐれるくらいでした。

何という種類だったかは忘れてしまったのですが、こちらは魚を“清蒸”にしたもの。“清蒸”というのは調理法の一種で、魚を蒸してほんのり醤油ダレをかけていただくものです。この魚のメニューはもともと辛い味付けだったのですが、私たちのほうで“清蒸”で調理してもらえないか頼んだら快諾してもらえました。

ぎっしりと身が詰まっていて、とてもおいしかったです。あっさり味の好きな日本人には“清蒸”がおすすめ。これを食べると、ああ、上海に来たなあという感じがします(^^)。

上海大学再訪

出張で上海に来ました。

以前、広州に出張した日本人の同僚が「北京に比べて広州の人はみんな『生きている』感じがする」と言っていましたが、上海も同じですね。ふとした小さな通りでもオシャレなレストランや雑貨店が溢れ、人々が生活を楽しんでいる感じがします。

んなことを言ったら「北京の人は『生きていない』ってのか」なんて言われちゃいそうです(^^;)。いえいえ、北京には北京の良さがあると思います。ただ経済の都市・上海と政治の都市・北京ではどうしても違いがあるのは事実です。実際、今回一緒に出張した中国人の同僚は上海のほうが“开放”(開放的)だと言っていました。

私は今北京に住んでいて、学生時代に留学したのも北京です。中国語を話せば「発音が北京寄り」と言われることが多く、どちらかというと私は北京と縁の深い人間だと思います。け・れ・ど、実は上海とも縁があるんです。と言うのも、私が中国で初めて訪れた都市は北京ではなく上海なんです。高校時代に日中の高校生が交流するプログラムに参加し、地元・岡山の高校生で作る訪問団の一員として上海を訪問しました。当時は2005年、もう20年前のことなんですね。確かこの年は中国各地で反日デモが起きて大変な1年でした。プログラムの主催者からは再三「安全はきちんと確保します」という説明があったことを覚えています。

今日は仕事で上海大学に行きました。ここ当時も訪れた場所です。いくつかキャンパスがあるそうなので、本当に当時訪れた場所と同じかどうかは分かりませんけど。初めて訪中した際に訪れた場所に、こうして中国で働くようになって再訪する。何だか感慨深いです。

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