The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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娘と歩いてドイツ料理へ

今日はドイツ料理やビールのいただける“申德勒加油站西餐厅”(シンドラーのガソリンスタンド・西レストラン)に行きました。日壇公園の南門近くにあるレストランです。

自宅から「滴滴」に乗り、車はレストランのある南門ではなく北門で降りました。と言うのも、北門から南門にかけて散策して向かおうと思ったからです。

娘には笛付きのサンダルを履かせたので、歩く度にピヨピヨというか、チュッチュッ!と音が鳴ります。私も小さい頃に履きましたし、日本ではよく見かけますよね。中国では珍しいのか、皆さんこちらを一瞥します。で、娘は娘でジーッと見つめ返すので、向こうはニコッと笑ってくれます(^^)。些細なやり取りですが、中国の人たちは本当に小さい子どもが大好きなんだなあと感じる瞬間です。

うーん、相変わらずおいしい。ここのソーセージは本物の味です(ドイツに行ったことはないですけど)。中国のソーセージって、日本や世界で食べられるものと味が少し違うんですよね。ひと言で言うと「甘い」。中国では街なかの至る所でソーセージを売っていますが、おいしそうな見た目に惹かれて購入すると大体ガックシします。期待していた味と違うからです。けれど、ここのレストランのソーセージは本物です(何度も言いますが、ドイツに行ったことはありません)。

ちなみにこのレストランに最後に来たのは2年前のクリスマスでした。厳密に言うと、ここ日壇公園ではなく望京にある店舗でしたが、当時はまだ娘はいませんでした。生まれる直前でしたね、妻のお腹が大きかったですから。それが今では娘と公園を散策してから来られるようになりました。

很久以前羊肉串

自宅近くのショッピングモールに羊肉の串焼きがいただける店“很久以前羊肉串”がオープンしました。中国国内に何店舗も展開しているチェーン店で、ここの羊肉串が大好きなんです。まさか自宅近くにできるとは思わず、いつオープンするかと楽しみにしていました。

店内の作りは他店舗と変わりません。なぜか青色のジャージで統一された店員さんのコスチュームも同じです。相変わらずテキパキ動いているので、別店舗で働いていた人たちなのかもしれません。

テーブルにはコンロが備え付けられ、ここで店員さんが焼いてくれます。串には歯車が付いていて自動でクルクル回ります。焼き加減も店員さんが判断してくれるので、客は何もしなくて構いません。

ここの羊肉は内モンゴル自治区にある「フルンボイル大草原」の最高の仔羊を使っているんだそうで、本当に柔らかくておいしいです。日本だと羊肉のにおいが苦手だという方も多いですが、臭みは全く感じません。よその羊肉串は大量にスパイスをかけるところが多いですが、ここはそのままでも十分おいしくいただけます。

人気店でしかも予約もできないとあって、どの店舗も結構並びます。オンラインで順番待ちの整理券は発券できるんですが、いつもどのタイミングで発券しようか迷うんですよね。あまり早く発券しすぎると店に到着する前に順番が来てしまって無効になっちゃいます。かといってのんびりしすぎると結局店舗に到着して長く待つハメになっちゃうし。今後は自宅にいながら順番待ちして、自分の番号が近くなったら店へ……なんてこともできちゃいそうです(^^)。

中国の塩むすび

北京のセブンイレブンに行くと新商品のおにぎりが並んでいました。

その名も“稻香盐饭团”。“稻香”は漢字のとおり「稲の香り」、つまり米が炊けたときの香ばしい香りを指しています。“”は日本の漢字で書くと「塩」。“饭团”(飯団)はおにぎりという意味ですから、“稻香盐饭团”で「香ばしい塩むすび」といったところでしょうか。

日本のコンビニでも塩むすびを売っていますよね。具が入っていないので、米の本来の味が楽しめます。あとはおかずを別に食べるときにも、塩むすびなら味が邪魔をしません。私もわざと具の入っていない塩むすびを買うことがあります。ついに中国にも塩むすびが上陸しましたか。

気になって買ってみました。で、ガッカリ。全然おいしくありません。米はパッサパサ、食べているとポロポロしてきます。食べきるのも苦痛で、残してしまいました。これでは日本のコンビニおにぎりのクオリティーの足下にも及びません。

まあ、一応フォローしておくと、中国のコンビニって食品の配送が冷蔵に限られているんですよね。ごはんって冷蔵しちゃうとパサパサになってしまいます。だから中国のおにぎりは必ず温めないと食べられた味じゃないんですけど、その点、日本のコンビニおにぎりってそのままでも米がふわふわです。中国と違って常温輸送できるからという事情はありますが、いや、それ以上に企業努力が大きいように思います。中国では温かい米でもひどいことはままありますから*1

References
*1最近は改善されたように思いますが、私が15年前に北京に留学していた頃の中国の米はひどかったことを思い出します。まあ、安い学生食代で食べていたからかな。

北京満喫

今日は「潘家園旧貨市場」に行きました。中国最大級と言われる骨董市場で、北京に遊びに来ているお義父さんと弟さんの土産になるようなものが見つかればと思ったのです。

実は私がここを訪れるのは2回目。1回目は2007年の高校時代に初めて北京を旅行した際に来ました。今は「潘家園」という地下鉄10号線の駅ができていますが、当時北京の地下鉄は1号線、2号線、そして15号線の3つの路線しか走っていませんでした。なので地下鉄1号線で国貿駅まで行き、そこからバスに乗って来たことを覚えています。

2007年当時はスマートフォンなんて当然ないので、どのバスに乗ればいいのか分からず大変苦労しました。やっと着いて、この“潘家園舊貨市場”(潘家園旧貨市場)という看板が見えたときはホッとしましたねえ。確かバスの乗車券も車内にいる「バスおばさん」こと“乘务员”=乗務員に現金を渡して買いました。今じゃスマホで「ピッ」ですけど。思い出すとよくやったと思います、自分。

約20年ぶりの再訪ですが、正直どんなんだったかあんまり覚えていません。ただ当時はオシャレなテーブルランナーや爪楊枝入れなど日常で使えそうなものも売っていたように思います。このたび訪れてみると見事に「骨董市場」でした。置き所に困ってしまいそうな仏像や腰の高さまでありそうな巨大な壺など、うーん、ちょっとこれは「玄人向け」かもしれません。

古い書籍やポスターを扱うエリアもありました。文化大革命期のポスターや毛沢東語録など“真っ赤”な商品がいっぱい。これは当時も売っていましたね。高校時代の私なら喜んで買ったでしょうけど、別に何とも思わなくなったのは私も成長したからかしらん(笑)。

初めて潘家園を訪れたときは店員さんと楽しんで“讨价还价”(値段の掛け合い)をしましたが、今回は買い物をする気にならず1時間経らずで市場を後にしました。お義父さんと弟さんもお目当てのものが見つからなかったようです。そりゃそうですよね、玉とか石とか私もよく分かんないですもん。まさに「玉石混交」です。

潘家園を後にし、次は天安門や紫禁城と共に北京のシンボルと言われる世界遺産「天壇」に行きました。

これが天壇の一番のメイン「祈念殿」です。皇帝は春節になるとここを訪れ、天に五穀豊穣を祈ったのだそうです。その昔は国の重要な儀式を行う場として一般の人は立ち入りが禁じられていたよし。こうして訪れると何だかパワーを感じます。

しかしこの時点で気温は38度近く、ちょっと危険を感じる暑さでした。特に祈念殿のあるあたりは日陰が少なく、直射日光が容赦なく照りつけます。私はまだ良いですけど、1歳の娘や80を超すお義父さんが心配。他にもある様々な建築物を見ようと思っていたのですが、この祈念殿だけ見たら天壇公園を後にすることにしました。

夕食は東直門のグルメストリート簋街にある有名レストラン「花家怡園」に行きました。本格的な北京料理がいただける店です。北京市内に何店舗かあって別の店舗には行ったことがあるのですが、こちらの総本店は初めて。一際目立つ外観が目印です。

店内に入ると、こんな感じの中庭が広がっています。屋外のように見えますが、屋根が着いた「なんちゃって屋外」。冷房も効いていてすずしいです。本当はここで食事をしたかったのですが、案内されたのは建物の中でした。まあ、しようがないですね。

で、注文したのは北京料理の定番。鶏肉をピーナッツと炒めた“宫保鸡丁”、羊肉をネギと炒めた“八爷大炒肉”、スープは(私の好きな)“酸辣汤”(酸辣湯=サンラータン)を注文しました。こちらの酸辣湯は海鮮ということで、イカをはじめとした具材がゴロゴロ入っていました。おととい万里の長城近くのレストランで食べた酸辣湯とは雲泥の差です。おいしい~。

あとは忘れちゃいけない“北京烤鸭”(北京ダック)。1羽だと多いかと思い半羽にしました。ほかにも料理をたくさん注文していたので、ちょうどいいくらいだったかもしれません。

ちなみに北京に住み始めて3年目になりますが、私は北京ダックを食べる機会がそんなにありませんでした。せいぜい東京から出張者が来たときにお連れするくらいかな。実は私もこれが北京に来て2回目?か3回目?北京ダックです。ここ「花家怡園」は伝統的な北京料理が楽しめ、時間帯によっては伝統楽器や変面のショーもあるので観光客に打って付けです。

ワイワイ手巻き寿司

今日は友人の日本人家族を家に招いて食事をしました。もともとは妻のほうで繋がりがあった家族ですが、旦那さんが私と同じ職業なので仕事でご一緒することがちょくちょくあり、今では家族ぐるみでお付き合いしています。

幼稚園に通う男の子と1歳児の男の子がいらっしゃるということで、食事は子どもも喜んでくれそうな手巻き寿司に決定。夕食をめがけて、昼過ぎから寿司桶で酢飯を作ったり刺身を盛り付けたり作業にかかりました。私も小さい頃、母親がよく手巻き寿司を用意してくれました。たくさんの具から選んでオリジナルの手巻き寿司を作るのは楽しいですよね。酒を飲むようになって食べなくなりましたが、そのワクワク感はよく覚えています。

手巻き寿司って簡単に用意でき、かつ見た目が豪華にできます。お招きした家族の皆さんもパクパク食べてくれて、余るかと思った酢飯がきれいになくなりました。手巻き寿司は少人数だと食べきれないので、こうして人と集まったときならではの楽しみ方ですね。

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