清明節の連休を利用して香港に行きました。
2泊3日の短い日程ですが、まあ、香港ディズニーランドに行ければいいかなというくらいの旅行です。それに1歳の娘を連れて行くのに、あまり長い旅行だと疲れさせちゃいますしね。
The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.
清明節の連休を利用して香港に行きました。
2泊3日の短い日程ですが、まあ、香港ディズニーランドに行ければいいかなというくらいの旅行です。それに1歳の娘を連れて行くのに、あまり長い旅行だと疲れさせちゃいますしね。
今日はとても良い天気だったので、昼前に娘を連れて散歩に出ました。妻にはその間、自由に時間を使ってもらおうという算段です。
見事に雲一つない青空。北京市内を流れる亮馬河のほとりを東に向かって歩きました。もうすっかり春……というより、春を通り越して初夏のような陽気です。ベビーカーは持って行ったものの、大人と同じ目線でいろんなものを見せてあげようと抱っこ紐を使ったのですが、娘はしばらくするとコックリコックリ。ほどなく寝てしまいました(^^;)。
1時間ほど歩いたところで妻から連絡をもらい、昼食を一緒にとることに。ということで日本料理店が多く並ぶ麦子店で合流し、日本式のハンバーグがいただける「一番肉米」という店に行きました。名前からして「肉肉大米」*1のパクリかしらん。味はまあまあでございました。
*1 | 日本企業「物語コーポレーション」が中国で展開するチェーンのハンバーグ専門店。 |
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今日は娘を連れて動物と触れ合えるプレイグラウンドに行きました。
ショッピングモールの中にある施設で、割引サービスを使って「大二小一」*1が124元(約2500円)でした。店員さんから6回入場できる回数券のほうがお得だと力説されましたが、物は試しに来た程度ですし、やっと1歳になったばかりの娘を連れて今後5回も来るかな?という思うところもあって丁重にお断りしました。
この施設は衣料品店や雑貨店と並んで入居していて、面積も他店舗と同じくらいでした。アルパカをはじめ、ヤギ、ネコ、ウサギ、それにハムスターといった動物がいて、一部の動物とは触れ合えるようになっていました。日曜日ということもあって店内にはたくさんの親子連れがいました。
なかにはミーアキャットやプレーリードッグといった珍しい動物も。
娘がどんな反応をするか気にしていたのですが、全く物怖じしていませんでした(^^;)。
動物に興味があるのかな。先月一時帰国した際に私の実家に数日滞在したんですが、飼っている2匹の犬とずいぶん仲良く過ごしていました。あと弟宅におじゃました際にも飼っている猫に強い関心を示していましたし。小さいうちに動物に親しむ機会をたくさん作ってあげたいですね。
ハムスター、小さい!!手のひらに載せると心臓がバクバク動いているのが分かりました。生きているんですねえ。何匹ものハムスターが隅っこでお団子状態になっていました。おしくらまんじゅう、温かいのかな。
とても楽しく滞在した一方、私が少し気になったのは中国の子どもたちの動物に対する「ふれあい方」でした。施設には上の写真のような水辺のエリアがあって、長靴を履いて中に入ることができます。中には金魚が放流されているんですけど、子どもたちはバシャバシャ駆け回るんですよね。すると金魚がどうなるか……想像してもらえると思います。ちょっとのぞき込んだだけでも無惨な姿の金魚が何匹も見えました。
ほかにも乱暴に動物を扱ったり「野菜や果物を与えないでください」と書いてあるのにエサをやろうとしたり、そんな子どもが目立ちました。親は注意するどころか座り込んでスマートフォンをいじっているような感じだったので、そもそも気付いていないのかもしれません。そして残念ながら店員さんたちも動物の扱われ方に関心を寄せているようには見えませんでした。
日本だってかつては同じだったと思います。思い出されるのは志賀直哉の短編小説「城の崎にて」です。作中に大人や子どもが鼠を溺れさせて楽しむ場面がありました。主人公の「自分」は鼠の最期を見る気にはなれず「淋しい嫌な気持ちになった」ということですが、当時多くの人が動物をどう扱っていたかがよく分かります。衣食足りて礼節を知ると言いますが、自分たちの生活が豊かになってこそ動物愛護の意識が生まれるわけです。
インド独立の父とされるマハトマ・ガンジーは「国の偉大さや道徳的発展の程度は、その国の動物の扱い方で判断できる」と言ったそうです。動物は弱く、言葉も話せない存在。動物を愛し大切に扱えるような国なら、人間についても弱者や声なき人たちを尊重し、守ることができるはずだ。そういう意味ではないでしょうか。
中国がそんな国になれたかどうか、日本人である私がとやかく言う資格はないでしょう。しかし国の指導者が「中国は世界第2の経済大国に成長した」と胸を張る一方、窓もない蛍光灯に照らされたショッピングモールで動物たちが子どもに追いかけられる姿を見ていると「おもしろうて、やがて哀しき動物たち哉」というか、何とも言えない気分になるのでした。
*1 | 大人2人と子ども1人。 |
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国貿のショッピングモールのおもちゃ店にアンパンマンコーナーできたそうで、行ってみました。
中国でもアンパンマンは大人気で、ずいぶん昔から親しまれてきました。けれど日本のアンパンマンが正式に中国に進出したのは2023年だそう*1。つまり、それまで中国にあったアンパンマンは海賊版だったわけです。経済発展に伴って中国でもライセンスといったものが尊重されるようになり、満を持して正式に中国市場に参入することになりました。
先月オープンしたアンパンマンコーナーです。
中国語でアンパンマンは“面包超人”と書きます。“面包”が「パン」なので「パンの超人」という意味ですね。ちなみに「ばいきんまん」は“细菌人”=細菌の人、しょくぱんまんは“吐司超人”=トーストの超人。いや、そのとおりなんですけど、漢字にするとそのままで面白いです。
日本で販売されているおもちゃがたくさん並んでいました。価格を見るに日本よりはお高めの設定ですが、北京に住む富裕層からすれば何でもない値段です。むしろ日本に行かずして正規品の商品が購入できることを考えればお得かもしれません。
うちの娘もアンパンマンが大好きです。おもちゃにアンパンマンがプリントされていると強い関心を示しますし、何なら最近「アンパンマン」って喋っているような気がします(^^)。確かに発音しやすいですもんね、アンパンマンって。あとはシンプルな顔も乳幼児には認識しやすいのかと。きっと中国の子どもたちにも受け入れられると思います。
*1 | 2023年に上海の会社が日本の権利者から正式に許諾を受け、中国大陸にてアンパンマンを展開することになったそうです。 |
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今日は同じ業界で働く日本人駐在員の友人宅を訪ねました。去年12月にお子さんが生まれ、かねてから「会いに来てね」と誘ってくれていたのですが、ことごとくタイミングが合わず、あれよこれよという間に3か月が経ってしまったのです。
お呼ばれになるということで、お礼と出産祝をかねて日本で購入したベビー服をお持ちしたのですが、向こうからも娘にかわいいエプロンをいただいてしまいました。いやはや恐れ多い限り。
友人のお子さんはまもなく寝返りするかというくらいで、まだ首もすわっていませんでした。娘にもこんな時期があったんだなあと抱かせてもらいましたが、そこまで懐かしさはありませんでした(^^;)。抱いたときの感じが少し違ったのかな。娘のほうがふっくらしていたかもしれません。
3か月はまだまだ「赤ちゃん」ですねえ。1歳を迎えたうちの娘は幼児らしくなってきました。自分自身、人と話をしていても「うちの赤ちゃん」じゃなくて「うちの子ども」と言うようになっていることに気付きます。どんどん赤ちゃんでなくなっていることに若干の寂しさはあるものの、私が帰宅したらニタッと笑ってトテトテ駆け寄ってきたり、大人が話していることを理解しようとしたり、赤ちゃんの頃にはなかった幸せを感じることも増えているのはうれしいです。友人に「今もかわいいけど、これからどんどん『かわいい』を更新してきますよ~」なんて先輩パパ面をしちゃって。この友人とは子どもが生まれる前からよくしてもらっていましたが、生まれたら生まれたで子どもを囲んでお付き合いすることができて、ありがたいことです。
友人は私が酒飲みだと知っていることもあり、昼だというのにお酒を出してくれました。いただいたのは見たことのないパッケージの珍しいクラフトビール。で、オシャレなビールグラスに注いでくれました。一番搾りやスーパードライを缶から直接がぶがぶ飲む私と大違いです。
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