The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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この大変さも思い出

仕事で付き合いのある方からランチに誘われ、妻子を連れて行ってきました。あちらにも生まれたばかりのお子さんがいて、ずっと「家族同士で食事に行きたいですね」なんて話していたんです。

行ったのはイタリアン。選んでくれた店は高級ホテルにある本格的なレストランでした。こちとら娘が生まれて以来こんな立派な店に来たことがないので何だか緊張します(^^;)。いやいや、そもそもわたしゃーイタリアンなんて、いわゆる普通の「パスタ屋さん」「ピザ屋さん」でしか食べたことがないんだもの。メニューを開いたところで見たことも聞いたこともない料理ばかり。注文した料理のひとつが餃子にそっくりな見た目をしていたので「イタリアにも餃子があるのか」なんて思っていたら、ラビオリというパスタの一種なんだそうです。へええ、こんな見た目でもパスタなのね。

あちらのお子さんは生後4か月の女の子。うちの娘は9か月なので同じ0歳児同士なんですけど、ずいぶん違って見えました。うちの娘もわずか5か月前にはこんなに小さかったかしら……なんて思うと、時が経つ早さを感じずにはいられませんでした*1。ずっと一緒に過ごしていると分かりにくいですが、娘も成長しているんですよね。

最近、Xこと旧ツイッターで第一三共ヘルスケアの塗り薬「プロペト」のクレヨンしんちゃんとコラボした広告が話題になっていました。

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この大変さも、思い出だもんな。

眠るまで終わらない抱っこ。
背中スイッチが入らないようにそっと寝かせる緊張感。
コロコロ変わる機嫌。

キミとの毎日は、正直クタクタになるけど。
この時間が嫌いじゃないんだ。
なんとなく、わかってる。そう遠くない未来に、キミが離れて歩んでいくことを。

一緒に入ってくれるお風呂。
ほっぺにふれたとき、キャッキャッと笑ってくれる声。
ありふれてるかもね。でも、それが特別なんだ。

大人のキミは、今日のことなんか覚えてないだろう。
忘れずに、思い出として覚えておくよ。
大変だけど、とても楽しい日々だったって。

わあ、ここ最近の私も全く同じ。夜泣きした娘を寝かしつけるために抱っこして真っ暗な寝室を延々と歩き回っています。娘は最初はキョロキョロしていますが眠気が来るとコテッと私の胸にもたれ、スピースピーと寝始めます。そろそろ良いかな?と思ってベビーベッドに寝かせるんですが、これが起きちゃうんですよね。アアーと泣きながらベビーベッドの柵につかまって立ち上がります。こうなっちゃうと「振り出しに戻る」、寝てくれるまで一連の流れが繰り返されます。

正直、心の中で「早く寝てくれー」と思っていました。けど、この広告を見てから思わず考えちゃいました。いつか私が抱っこしなくても眠るようになるんですよね。娘を抱いて歩き回る寝室の窓から見える外の景色。胸に抱いた娘が上目遣いに私をのぞきこむ表情。眠っても私のパジャマを握って離さない小さな手。どれも永遠ではない、むしろ最後の時は意外と近いのかもしれません。写真やビデオは視覚・聴覚的な思い出なら残してくれますが、こうした感覚は記録に残すことができません。娘を抱いたときの重さ、感触、におい、すべてを忘れたくないと思うようになりました。

いつか、今日の私を懐かしむ日が来る。そう思いながら家族の時間を一秒一秒大切に過ごしていきたいです。

References
*1ただ実際のところ、うちの娘の生後4か月のほうが体が大きかったと思います(笑)。

広東料理

今日はイギリスの方とお昼を一緒に食べました。イギリス生まれ、イギリス育ちの華人の方です。

ご両親が広東省の出身だそうで、王府井にある広東料理の店「粤小館」に行きました。着いた時点で結構な人が待っていましたが、10分少々で案内してもらえました。おいしかったあ、広東料理はアッサリしているから日本人好みの味だと思います。もっといろいろ食べてみたかったですが2人なので食べきれる量で注文しました。

英語が母語とのことですが、基本的には中国語で会話。すごくしっかりしているので年上かと思っていたら、実は6歳も年下だったことが分かりました。トゥルリラー♪トゥルリラー♪

ブラジルのクッキー

南米に出張していた先輩が職場にお土産を持ってきてくれました。

ブラジルのクッキー。地元のスーパーで買ったとのこと。そうそう、意外と土産物店で買うより、スーパーで普通に売っているお菓子のほうが安くておいしいことが多いんですよね。私なんか、中国の伝統的なお菓子を買っても大概日本人には評判が悪いので、スーパーで“百奇”(ポッキー)なんか買っちゃう。“烧烤”味(中国式バーベキュー風味)なんて中国っぽいラインナップが用意してあるし、パッケージが漢字だらけなのも日本人には新鮮で結構ウケるんです。

実は先輩の南米出張、当初は私もご一緒する予定でした。結局叶いませんでしたが、もし行けていたら人生初の南米でした。ちょっぴり行ってみたかったかも……なんて思うと共に、やはり地球の裏側に行くのは移動だけで疲れちゃいますね。往路なんて2回も乗り継ぎして着く頃にはクタクタ……先輩の行程を見ていて思いました。そうすると何てことないこのクッキーだってブラジルからやって来たと思うとずいぶん高級に見えてきちゃいます。

日本と中国の世論調査

今日、日本と中国が共同で行っている世論調査の結果が発表されました。それによると日中双方で9割近い人が相手国に対して良くない印象を持っている状況が明らかになったということです。

NPO法人「言論NPO」などは2日、日中共同の世論調査結果を発表した。相手国に良くない印象を持っていると答えた人の割合は、中国人で87.7%に上り、昨年よりも24.8ポイント増と大幅に悪化した。一方、日本人は3.2ポイント減って89.0%となったが、日中双方で9割近い人が相手国に対して良くない印象を持っている状況が明らかになった。

朝日新聞デジタル(2024年12月3日)

まあ、日本人が中国に複雑な思いを持つのは分かります。中国に住む私もそうだもの。北京で働いていた日本人が「スパイ行為に関わった」として逮捕されても、中国側は何がスパイ行為だったのか一切明らかしていません。さらにわずか半年の間に日本人の子どもが襲われる事件が2回も相次ぎ、そのうち1回は残念なことに命を落としています。

しかし中国まで日本に対して良くない印象を持つのは一体どうしたことやら。NHKの記事によると、中国の方が理由に挙げたもので最も多かったのは「福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出」だったんだそう。けどねえ……日本政府がいくら科学的根拠を説明しても中国国内では一切報じられないし、むしろ中国政府は「核汚染水」と呼んで危機を煽る一方だったんだもの。日本に良くない印象を持つ方が増えること請け合いです。

そもそも中国側で世論調査を担当したのは「中国国際伝播集団」という共産党の直属機関であるよし。自由に意見が言える日本で行われた世論調査と同じように扱っていいものかしら、なんて思ってしまいました。

今が一番若い日

今日、娘がハーフバースデーを迎えました。2分の1バースデー、つまり生後6か月の誕生日です。私はそもそも「ハーフバースデー」を知らなかったのですが、最近ではケーキまでは買わなくとも記念写真を撮ってお祝いする人も増えているようです。

かく言う私はハーフバースデーに何をしようかとはあまり考えていなかったのですが、仕事中に妻からLINEで写真が送られてきました。見てみると、オムツを並べて「1/2」という文字を象り、そのわきに娘がコロンと転がっている様子でした。娘の隣にはダッフィーのぬいぐるみ。娘が生後3か月くらいの頃に私の母が贈ったものです。あのときは娘の体の半分以上あるように見えたダッフィーが、もう3分の1くらいの大きさ。こんなに大きくなったのかと感慨深く思ってしまいました。

ハーフバースデーみたいな節目は大切ですが、よくよく考えると娘は「今が一番若い日」なんですよね。毎日を大切に過ごしたいと思います。

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