The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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帰宅してヘトヘト

最近すぐに疲れます。特に仕事を終えて家に帰るとクタクタなことが多いです。日本にいた頃より業務量が多いのも関係しているのですが、それでも帰宅して夕食を済ませると……もう眠たくなってしまうのです。何もやる気が起きないと言うか。

今日は仕事を終えて帰宅すると午後10時半でした。そこから風呂に入り、夕食を食べると……もう午後11時を回るんですよね。少し前は日付を跨いでも元気で、テレビを見ながら酒を飲んだり趣味に時間を費やしたりしていました。年もあるのかなあ。

東京にいた頃は仕事をもう少し早く終えて帰宅し、英語塾で勉強したりジムに通ったりしていました。まあ、今は駐在員という身分で仕事に邁進すべき時期ですから仕事が忙しいのは結構なのですが、日本にいた頃のほうがプライベートは充実していたように感じる今日この頃です。

世界各国の交通ルール

中国語は漢字を使うので、日本人にとって中国の街中は分かりやすいかもしれません。銀行には“银行”と書いてあり、地下鉄には“地铁”と書いてあるので、何となく「何の施設か」くらいは分かるかと思います。これが欧米人だとチンプンカンプンです。

ただ中国で使われている漢字は「簡体字」と言って、伝統的な漢字を「簡略化」したものです。日本の漢字に比べると字によってはあまりに簡略化されすぎて、何と書いているか分からないかもしれません。例えば、次の写真。逆三角形の道路標識には何と書いてあるか読めますか?

書いてあるのは“”という漢字。これ、日本漢字だと「譲」という漢字です。旧字体(繁体字)だと「讓」ですね。これが中国では簡略化されて“”になるんです。中国語を学んだことのない人には何と書いてあるのかさっぱり分からないかもしれませんね。

さて話は変わるのですが、この道路標識、どういうルールだと思いますか。日本だと逆三角形の道路標識と言えば「止まれ」ですよね。

「止まれ」の標識・マーク。道路表示|チューリッヒ
「止まれ」の標識・マークのご説明。道路標識「止まれ」に関する知識として、その意味と役割、道路上に表示された「止まれ」との違いなどご説明。

そんなこともあって、私は日本と同じ「止まれ」という意味かと思っていました。しかし調べてみたところ実はそうではなく、日本で言うところの「前方優先道路」に相当するようです。一方、中国での「止まれ」は八角形の道路標識が該当するとのこと。

てっきり日本が世界標準で、中国が独特なのかと思っていたところ、実はアメリカでも八角形で「止まれ」(=STOP)で、逆三角形で「譲れ」(=YIELD)なのだそうです。

ちなみに中国では赤信号だったとしても安全が確認できている場合には右折可能という交通ルールがあります。数十年前に北京に留学した際、それを知らなかった私は横断歩道に突っ込んでくる車に大いに驚いたものでした(全然安全が確認できていないじゃないかというツッコミはありつつも)。調べてみると、実はアメリカも赤信号でも右折可能というルールなのだそう。日本は左側通行のため、この場合「赤信号でも安全が確認できれば左折可能」か……ということになりますが、もちろん日本は不可です*1

アメリカと中国のほうが共通点の多い交通ルール。てっきり私が世界標準だと思っていた日本の交通ルールは実は独特なのかもしれません。

References
*1赤信号と同時に緑の矢印信号が点灯している場合や、白地に青の矢印の左折可の標示板が表示されている場合は赤信号でも左折が許可されています。

帰ると真っ暗な部屋

日本への一時帰国を終え、北京に戻ってきて3日目。昨日から普通に出勤もしているので、すっかり元の生活ですね(^^;)。本当に日本に帰っていたのだろうか、というような気分です。

ひとつ違いがあると言えば、妻はまだ日本にいるので家に帰ると真っ暗な部屋……といったところでしょうか。妻にLINEをすると、ずいぶん楽しそう(笑)。私ももう1週間くらい長く日本にいたかったなあ。いやいや、家族を養うために!頑張って働きます、はい。

帰省

岡山に帰省しました。昨日までの北海道旅行を終え、新千歳空港からそのまま両親や祖父母とともに岡山に向かったのです(厳密には神戸空港に向かい、そこから下道で岡山に帰りました)。最後に岡山に帰ったのは去年8月。まだ1年ちょっとですが、以前は年に数回は帰っていたので、ずいぶん久しぶりな感じです。

北海道旅行の間、母の友人に預けていた2人*1のワンコを迎えに行くと、飛び上がって喜んでくれました。若いほうのワンコは生まれて1歳にもならないうちに会ったきりだったのですが、もうピョンピョン飛びつき、私の顔をペロペロなめてくれました。

ふと実家で窓を開けてボーッと外を眺めていると、電車の音が聞こえました。近所をJRが走っているのです。田舎の電車ですから本数は多くないし、かすかに「ガタンゴトン」と走る音が聞こえてくるくらいなのですが、小さい頃から何気なく耳にしながら育ったので、ああ、実家だなあという気持ちになります。すると「あれ、私は今、中国で仕事をしているんだったっけ」と得も言われぬ感情がこみあがってきます。

もうひとつ今回の帰省で意外だったのは、実家の近所に「スターバックス」ができていたことです。

東京や大阪といった大都市ではどこでも見かけるスターバックスですが、私が高校生だった頃は岡山県内に2、3店舗しかありませんでした。ましてや私の実家の近所にスターバックスができるなんて想像も付かなかったのが……今年8月にできたようです。地方にありがちな、駐車場を備えた「ドライブスルー式」の店舗。午後3時頃に行ったのですが、満席で賑わっていました。

思えば、中国もびっくりする量のスターバックスがありますよね。北京なんて同じビルの中に3店舗くらいあることも。全世界で展開していて、それが実感の近所にも作っちゃうわけですから、すごい勢いだなあと感じます。

JRの最寄り駅から歩くと30分近くかかり、車がなければ不便な場所です。都会のスターバックスは「ふと入る」んでしょうが、地方の場合は「スターバックスを目的地に来る」ということでしょうか。でも満席でしたから、その戦略は成功しているのかもしれません。

ちなみにこの写真、私はスターバックスの看板を撮影したつもりでしたが、それ以上に「はるやま」の看板が目立ってしまいました。紳士服などを手がけるはるやまは岡山本社の企業です。これはこれで「岡山の風景」なのかもしれません。

References
*1大切な家族の一員なので「2匹」でなく「2人」と呼んでいます。

今日から日本に一時帰国

今日から日本に一時帰国します。

午前8時25分の飛行機だったので、国慶節の連休で混んでいることを見越して午前5時半には空港に到着する予定で向かいました。それでも空港手前で事故車に遭遇して途中渋滞したり、せっかく早く着いたのにチェックインカウンターがまだ開いていなかったりで結構良い時間になりました。

国内線の保安検査場は相当な混みようでしたが、国際線はそこまでではありませんでした。中国では今年2月に海外団体旅行が解禁されましたが、それでもコロナ前に戻ったとは言えないですね。中国経済も停滞する中、節約志向が強まり、海外旅行を控えようという傾向が出ているんだと思います。

フライトは揺れることもなく順調でした。入国審査にはたくさんの外国人が並んでいましたが、日本人には専用の自動化ゲートがあったので申し訳ないほど一瞬でした。ただ自動化ゲートだとパスポートに「日本入国」のスタンプが残りません。なのでゲートの先にあるカウンターでスタンプだけ押してもらいます。というのが、中国にいると「日本入国のスタンプがないぞ」と言われて面倒になることが多々あるので、スタンプは必須です。これも一瞬で押してもらえました。

いざ到着ロビーに出てくると、フジテレビのクルーから「中国からいらっしゃったのですか」と話しかけられました。おそらく国慶節に関連した取材で中国から到着した人たちにインタビューしているんでしょうね。私は事情あって取材はお断りしたのですが、日本で中国の動向への関心の高さを感じました。

1年ぶりの日本、とても新鮮です。別に海外在住者を気取るわけではありませんが、何だか地に足が付かない感じ。

  • 街が異様なほどにきれい。
  • 周りの会話がみんな日本語で、何かをしながらでもすべて完全に聞き取れる。
  • 電車ではみんなマナーが良い。特に「降りる人が先、乗る人が後」が徹底している(北京でも守る人は増えてきましたが、日本に比べたらまだまだです)。
  • 店員さんがとても優しい。書店のセルフレジで私が本をビニール袋に入れようとして本の角で袋を破ってしまったところ、隣から店員さんがサッとやって来て「新しい袋をお使いください」と手渡してくれた。よく見ているし、すごく気が利く。
  • 路上でタバコを吸う人がいない。
  • トイレが本当にきれい。駅のトイレだってきれい。
  • コンビニで売っている食べ物がどれもおいしい。おにぎりなんて米がフワフワ。

……どれも日本では当たり前のことですが、いちいち感動していまうお上りさん状態。まだ感覚が中国のままなのかもしれません。昼食をいただいた店でコップにお冷やを注いでくれた店員さんに思わず“谢谢”(シエシエ)と言いそうになりました。

これも数日経ったら「日本人の感覚」に戻っちゃうのかもしれませんね。別に中国をけなしているわけではありません。日本人にとってはやはり日本がとても住みやすい街だということを再認識した次第です。

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