The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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北京オリンピックタワー

今日は仕事で「オリンピック公園」の近くに行く機会がありました。2008年の北京オリンピックが開催された際にメイン会場となった「国家体育場」(鳥の巣)などがあるエリアです。

ここには「北京オリンピックタワー」(“北京奥林匹克塔”)という246.8メートルの塔があり、夜になるとライトアップされてギラギラ光っていました。プロジェクションマッピングみたいな感じで、こういう派手な演出を見るにつけ中国っぽいなあと感じます。

そういえば私が北京に留学した十数年前もオリンピック公園には何度か来ましたが、このタワーが記憶にありません。北京オリンピックは2008年だから開催後だったはず……と思ったら、このタワーは2014年に完成したものなんだそうです。

帰宅してヘトヘト

最近すぐに疲れます。特に仕事を終えて家に帰るとクタクタなことが多いです。日本にいた頃より業務量が多いのも関係しているのですが、それでも帰宅して夕食を済ませると……もう眠たくなってしまうのです。何もやる気が起きないと言うか。

今日は仕事を終えて帰宅すると午後10時半でした。そこから風呂に入り、夕食を食べると……もう午後11時を回るんですよね。少し前は日付を跨いでも元気で、テレビを見ながら酒を飲んだり趣味に時間を費やしたりしていました。年もあるのかなあ。

東京にいた頃は仕事をもう少し早く終えて帰宅し、英語塾で勉強したりジムに通ったりしていました。まあ、今は駐在員という身分で仕事に邁進すべき時期ですから仕事が忙しいのは結構なのですが、日本にいた頃のほうがプライベートは充実していたように感じる今日この頃です。

世界各国の交通ルール

中国語は漢字を使うので、日本人にとって中国の街中は分かりやすいかもしれません。銀行には“银行”と書いてあり、地下鉄には“地铁”と書いてあるので、何となく「何の施設か」くらいは分かるかと思います。これが欧米人だとチンプンカンプンです。

ただ中国で使われている漢字は「簡体字」と言って、伝統的な漢字を「簡略化」したものです。日本の漢字に比べると字によってはあまりに簡略化されすぎて、何と書いているか分からないかもしれません。例えば、次の写真。逆三角形の道路標識には何と書いてあるか読めますか?

書いてあるのは“”という漢字。これ、日本漢字だと「譲」という漢字です。旧字体(繁体字)だと「讓」ですね。これが中国では簡略化されて“”になるんです。中国語を学んだことのない人には何と書いてあるのかさっぱり分からないかもしれませんね。

さて話は変わるのですが、この道路標識、どういうルールだと思いますか。日本だと逆三角形の道路標識と言えば「止まれ」ですよね。

「止まれ」の標識・マーク。道路表示|チューリッヒ
「止まれ」の標識・マークのご説明。道路標識「止まれ」に関する知識として、その意味と役割、道路上に表示された「止まれ」との違いなどご説明。

そんなこともあって、私は日本と同じ「止まれ」という意味かと思っていました。しかし調べてみたところ実はそうではなく、日本で言うところの「前方優先道路」に相当するようです。一方、中国での「止まれ」は八角形の道路標識が該当するとのこと。

てっきり日本が世界標準で、中国が独特なのかと思っていたところ、実はアメリカでも八角形で「止まれ」(=STOP)で、逆三角形で「譲れ」(=YIELD)なのだそうです。

ちなみに中国では赤信号だったとしても安全が確認できている場合には右折可能という交通ルールがあります。数十年前に北京に留学した際、それを知らなかった私は横断歩道に突っ込んでくる車に大いに驚いたものでした(全然安全が確認できていないじゃないかというツッコミはありつつも)。調べてみると、実はアメリカも赤信号でも右折可能というルールなのだそう。日本は左側通行のため、この場合「赤信号でも安全が確認できれば左折可能」か……ということになりますが、もちろん日本は不可です*1

アメリカと中国のほうが共通点の多い交通ルール。てっきり私が世界標準だと思っていた日本の交通ルールは実は独特なのかもしれません。

References
*1赤信号と同時に緑の矢印信号が点灯している場合や、白地に青の矢印の左折可の標示板が表示されている場合は赤信号でも左折が許可されています。

帰ると真っ暗な部屋

日本への一時帰国を終え、北京に戻ってきて3日目。昨日から普通に出勤もしているので、すっかり元の生活ですね(^^;)。本当に日本に帰っていたのだろうか、というような気分です。

ひとつ違いがあると言えば、妻はまだ日本にいるので家に帰ると真っ暗な部屋……といったところでしょうか。妻にLINEをすると、ずいぶん楽しそう(笑)。私ももう1週間くらい長く日本にいたかったなあ。いやいや、家族を養うために!頑張って働きます、はい。

帰省

岡山に帰省しました。昨日までの北海道旅行を終え、新千歳空港からそのまま両親や祖父母とともに岡山に向かったのです(厳密には神戸空港に向かい、そこから下道で岡山に帰りました)。最後に岡山に帰ったのは去年8月。まだ1年ちょっとですが、以前は年に数回は帰っていたので、ずいぶん久しぶりな感じです。

北海道旅行の間、母の友人に預けていた2人*1のワンコを迎えに行くと、飛び上がって喜んでくれました。若いほうのワンコは生まれて1歳にもならないうちに会ったきりだったのですが、もうピョンピョン飛びつき、私の顔をペロペロなめてくれました。

ふと実家で窓を開けてボーッと外を眺めていると、電車の音が聞こえました。近所をJRが走っているのです。田舎の電車ですから本数は多くないし、かすかに「ガタンゴトン」と走る音が聞こえてくるくらいなのですが、小さい頃から何気なく耳にしながら育ったので、ああ、実家だなあという気持ちになります。すると「あれ、私は今、中国で仕事をしているんだったっけ」と得も言われぬ感情がこみあがってきます。

もうひとつ今回の帰省で意外だったのは、実家の近所に「スターバックス」ができていたことです。

東京や大阪といった大都市ではどこでも見かけるスターバックスですが、私が高校生だった頃は岡山県内に2、3店舗しかありませんでした。ましてや私の実家の近所にスターバックスができるなんて想像も付かなかったのが……今年8月にできたようです。地方にありがちな、駐車場を備えた「ドライブスルー式」の店舗。午後3時頃に行ったのですが、満席で賑わっていました。

思えば、中国もびっくりする量のスターバックスがありますよね。北京なんて同じビルの中に3店舗くらいあることも。全世界で展開していて、それが実感の近所にも作っちゃうわけですから、すごい勢いだなあと感じます。

JRの最寄り駅から歩くと30分近くかかり、車がなければ不便な場所です。都会のスターバックスは「ふと入る」んでしょうが、地方の場合は「スターバックスを目的地に来る」ということでしょうか。でも満席でしたから、その戦略は成功しているのかもしれません。

ちなみにこの写真、私はスターバックスの看板を撮影したつもりでしたが、それ以上に「はるやま」の看板が目立ってしまいました。紳士服などを手がけるはるやまは岡山本社の企業です。これはこれで「岡山の風景」なのかもしれません。

References
*1大切な家族の一員なので「2匹」でなく「2人」と呼んでいます。
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