The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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人が戻り始めている?

オフィスの同僚で出勤できない人が相次いでいるため、今日もフル稼働で出勤。私に関して言えば、もはや「在宅勤務」という状況ではなくなってきたかもしれない(^^;)。

昨日PCR検査の結果で「異常」が出てしまったので(抗原検査で陰性は確かめたものの)再度検査をするため営業しているPCR検査場に向かう。夕方まで仕事でバタバタしていたので、その合間を縫ってやって来たら閉まる数十分前だった。

片付けをしていたので「まだ間に合いますか」と聞くと、防護服の女性は無言のまま、あごで「こっち」という仕草で私を誘導してくれた。相変わらずだなあ(笑)。そこで「1人1検体(“单人单管核酸检测”)の検査はできますか」と聞いたら、これまた何も答えてくれない。中国のPCR検査場は10人の検体を1つの試験管にまとめて検査する“十混一”が一般的なので、場所によっては1人1検体でやってくれないところもあるのだ。

ダメとは言わなかったので、とりあえず検査をしてもらった。できていなかったら、そのときだ。中国ではこういう潔さも大切だというのは留学時代に学んだことだ。

心なしか、街に人が少しずつ戻ってきた気がする。本当に少しずつだけど。こんな道ばたの屋台も、先週は全くいなかったもんなあ。ましてや、そこに群がる人たち。陽性になった人が回復して外に出て来ているのだろうか。

とは言え、感染のピークはもうちょっと先だと予想されている。北京ではすでに2回感染したという人もいるそうだし、まだまだ気が抜けない。

久しぶりのビックマック

今日は日曜日だけど、週末当番で仕事。

昼飯時になり、食事をどうしようかと考える。今はみんな「ステイホーム」なので、出前だと配達までえらく時間がかかってしまう可能性も。どうしようかなあと、ふと会社近くのマクドナルドをのぞくと店頭での注文は受け付けているようだった。ということでビックマックのバリューセットを注文。いつぶりのハンバーガーだろう、ちょっぴりワクワク。

ビックマックは中国語で“巨无霸”、かつて中国に存在したとされる身長2メートルを超す大男の名前に由来する*1。ビックマックはあの酸味のあるソースが好き。なんでだろう、年を取るにつれ「妊娠しているのかっ!」というくらい、すっぱいものが好きになっている。

ちなみに単品のビックマックは24元(約470円)だった。日本のビックマックは410円なので、中国のほうが少し高い。そう言えば少し前に東洋経済に「日本人はビッグマック410円の貧しさを知らない」という記事があったのを思い出した。

日本人はビッグマック410円の貧しさを知らない
アップルは9月7日、新機種iPhone14シリーズを発表した。日本での価格は、最も安いタイプで11万9800円。 Pro Maxは約20万円だ。昨年9月にリリースされたiPhone13シリーズでは、最も安いタイプが9万9800円だったから…

ざっくり説明すると、各国のビックマックの価格を比べるとどの国も日本より高く、それだけ日本が貧しくなったことを表している……というものだった。

ただ私の率直な印象を言うなら、そう簡単に比較できるかなあと疑問だ。

例えば東京でランチを食べようとしたら、410円(ビックマックの日本での価格)ではちょっと難しいだろう。一方、中国のビックマックは24元だが、これだけあれば北京のそこらの食堂で立派な定食が食べられる。つまり日本人は「おトク」だと思ってビックマックを食べるかもしれないが、中国人は「ちょっぴり高めの外食」と思っているかもしれない。人によって感覚は違うだろうから一概には言えないけど。

ちなみにビックマックをセットで注文したら35.50元(約700円)だった。いつも昼食を20数元で食べている私からすれば、まさに「ちょっぴり高い昼食」をいただいた気分。日本で食べていたビックマックと味は同じだったけどね。

References
*1ちなみに台湾のマクドナルドではビックマックを“大麥克”と呼ぶ。直訳すると「大マック」。

「年末感」のない師走

今日はどうしても行かなければならないところがあって外出。

同僚に陽性が相次いでいるため、残った陰性の人間で仕事を回さなければならないのだ。中国で新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、今週から北京のオフィスは在宅勤務の指示が出ている。少しはゆっくり働けると思ったが、ぜーんぜん。むしろ忙しいったらありゃしない。

まあ、私は出国間際に日本で陽性になって多くの方に迷惑をかけたクチなので、今こそ「お返し」のときだと思って働くが……私以外の「陰性要員」は大変そうだ。

感覚的には、まさに感染爆発といったところ。医療体制も逼迫しているようで、臨床実習を受ける医学生さえも動員されている状況。中国政府はもはや感染者の数を追わなくなっているため、死者の人数も「ゼロ」と発表し続けている。しかし実際には医療崩壊への懸念が高まっているようだ。

ただ……日本にこうした状況がどれほど伝わっているのか。知ってか知らずか、東京からびっくりするような仕事のオーダーが来ることがあるのだ。そのたびに「こちらはこんな状況で、人も動けなくて」と説明すると「へええ」みたいな反応が返ってきて、肩すかしを食らう。

今年も残り2週間らしい。クリスマスも控えているし、日本では「年末感」が漂い始めているのだろうか。方や、こちら中国は街から人が消え、今まで会社と自宅の往復だけだったのが、在宅勤務でさらに後退してしまった。もともと中国は年末年始より旧正月を重視する文化ということもあるが、ここまで「年末感」のない師走は初めてだ。

ノンストップな一日

今日も在宅勤務。ただ明日仕事で24時間以内のPCR検査の陰性証明が必要な場所に行くため、朝から職場近くのPCR検査場に向かった。

恐ろしいほど強い風が吹いていた。増してや気温が氷点下なことも手伝って、体が凍ってしまうかと思った。しかし強風が汚い空気を飛ばしてくれたのだろう、今日の空は昨日より改善していた。

少し前まで大混雑していたPCR検査場は閑古鳥が鳴いていた。閉まっているのかと思ったくらいだ。口の中を綿棒でチョンチョンとさするだけの検査を終えて、すぐ家にとんぼ返り。

在宅勤務なのに普段より仕事が忙しくて、今日は早朝5時から午後10時頃まで休む間もなく動きっぱなしだった。仕事を終え、ビールを飲んでぼーっとしていたらウトウト。寝支度してベッド向かったらバタンキューだった。

北京でも始まった在宅勤務

上司から一斉メッセージが届き、今日から原則全員が在宅勤務になると連絡があった。

週末の間にオフィスで新型コロナウイルスの陽性確認が相次いだらしい。なかには金曜日に私と結構「密」に仕事をした人も何人か。私の両隣に座っていた同僚も陽性に。おそらく次は私だと思ったのだろう……上司からわざわざ電話があり、発熱やのどの痛みはないかと心配してくれた。

ちなみに言うと、症状はまーったくない。私は一度陽性になった人間だから「前日にああいう症状があったな」「感染するとこういう症状が出たな」などなど、感染した場合どうなるかを今でもよく覚えている。そのどれも感じていないから、おそらく感染していない。まあ、無症状という可能性はあるかもしれないけど。

今日はおとなしく自宅で仕事。ふと窓の外を見ると、今日は空気が悪いようだ。大気が霞んで、数百メートル先が見えなくなっていた。

空を見上げると、この丸い光。お月様ではない、これは太陽だ。

太陽もこんな風に見えるくらいだから相当空気が悪いのだろう。中国もここ数年は大気汚染が改善されて、あまりこういう空を見ることはなかったが……こういう日は出歩かないに限る。在宅勤務になって良かったかもしれない。

東京で緊急事態宣言が出て連日在宅勤務をしていたのが2020年4月。まさか2年以上が経って、再び同じ状況を経験することになるとは思わなかった。しかし、日本はすでにコロナ前の生活に戻り始めている。そう考えると、中国はせっかく「ゼロコロナ」政策で得た3年の猶予を本当に無駄にしてしまったんだなと感じる。

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