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The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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だんだん長くなる日

ここ最近、日が長くなってきました。

北京の午後7時半の空です。スマートフォンのカメラで撮影しました。明るく写るように自動で調整しているので実際はもうちょっと暗いですが、それでも午後7時半の空にしては明るく感じます。

1年で最も日が長いのは「夏至」ですね。今年は6月21日が「夏至」ですから、もう来月です。そして「夏至」を過ぎると、どんどん日が短くなるんですよね。夏の盛りは8月というイメージがありますから、ちょっと意外にも感じます。

日本版カップヌードル

職場近くのセブンイレブンに行くとカップラーメンのコーナーに新商品が並んでいました。

真ん中に並んでいる日清の「カップヌードル」に「新商品」というタグが付いています。おそらく日本人の方は「なぜ新商品?」と思われるでしょう。だって日本で「カップヌードル」と言えば、50年以上販売されているロングセラーです。

中国でも「カップヌードル」は売られていて、上の写真の両端にある“合味道*1がそれです。ただ味は日本と少し違い、中国用にローカル味の「カップヌードル」が販売されていたんです。こうした中で、日本のオリジナル味の「カップヌードル」が発売されたのです。

先日、日清が日本オリジナル味のカップ焼きそばを中国で発売したと書きましたが「カップヌードル」についても同じことをしていたんですね。

中国ローカル版「日本味UFO」
先日、ツイッター上で中国在住日本人の方々が日清のカップ焼きそば「UFO」の話で盛り上がっていました。https://twitter.com/xiaolong761216/status/1653622971263774720?s=20日本で販売されているカップ焼きそば「UFO」と同じ味の「UFO」が中国で発売されたそうです……と言っても、分かりづらいですよね。カップ焼きそばって、誰でも一度は食べたことがあると思います。日清の「UFO」だけでなく「ペヤングソースやきそば」とか、明星食品の「一平ちゃん」とか。名前に「焼きそば」と付いていますが、実際には濃いめのソースや調味料で...

ただ、カップ焼きそばと違って「カップヌードル」は中国のローカル味でも結構「イケる」んです。そんなこともあって「UFO」ほどの感動はありませんでした(^^;)。とは言えせっかく発売されたので、今度中国のローカル味と食べ比べてみたいと思います。

References
*1もともと香港で先に販売されていて、それが中国大陸でも販売されるようになりました。“合味道”で「口に合う」という意味です。香港で使われる広東語の発音で「ハップ・メイ・ドゥ」と読み、これもどことなく「カップヌードル」に似ています。

新装開店した「蘭州牛肉麺」

私は「蘭州牛肉麺」が好きです。

日本にいた頃からしょっちゅう食べていましたが、中国に来てからは行きつけの店を見つけ、よく通っています。ただ、この店が現在クローズしていて(どうやら閉店したのではなく改装しているようです)ここ最近は食べられていません。インターネットで検索してみると、職場から少し歩いたところに別の「蘭州牛肉麺」の店があったので、行ってみました。

东方宫”(東方宮)という名前の店舗でした。店の前に(くたびれちゃっていますが)大麦が並んでいるので、新しくオープンしたようです。「大麦」を中国語で発音すると「ターマイ」、これが“大卖”(大売)=「よく売れる」と同じ発音なので、中国では新装開店の際によく並べられるんです。

まあ、可もなく不可もなく……といったところでしょうか。麺はそれなりにおいしかったですが、牛肉は「入れ忘れたのかな」と思うほど少なかったです(笑)。

オープンしたばかりだからか、店内はとても明るく清潔な印象でした。ほかにもいろいろメニューがあったので、今後また来てみたいと思います。

中国のトイレ

今日は東京から来た出張者を迎えて食事をする機会がありました。今はまだコロナ禍の前みたいにノービザとまではいきませんが*1、厳しかった頃に比べればビザも出やすくなったようです。

というのが、中国はこの数年間、特別な場合を除いてビザを発給してきませんでした。かわいそうなのが中国語を学ぶ学生たちです。中国に留学することを夢みて中国語を学び始めるもビザが発給されず、結局渡航ができずに日本にいながらオンライン授業を受けていた学生もいるやに聞いています。さらに少し前までビザが発給されても中国への入国者は10日間の隔離が必要でした。飛行機で4時間ちょっとで来られる中国ですが、その渡航は簡単ではなかったんですよね。東京からの出張者を迎え、いよいよ「アフターコロナ」の時代なんだなあと感慨深いものがあります。

食事は例によって北京ダック。職場近くの、安く食べられる店に行きました。私は日本を離れてまだ半年ちょっとですから、出張者から聞く日本の話はそんなに珍しくありません。一方、出張者は中国がとても新鮮なようです。皆さん、中国を専門に仕事をしている方々ではないので余計にいろいろと感じることがあるんでしょうか。

尾籠な話で恐縮ですが、一番盛り上がったのはトイレについての話題です。中国はここ十数年で大きく経済発展しましたが、トイレだけは変わらないんですよねえ。環境もそうですが、人々の「トイレの利用の仕方」も変わっていない(=良くなっていない)と思います。

男性トイレで言えば、小便器の足元がべちょべちょ。一体どうやって用を足しているのだろうと疑いたくなるレベルです。もう少し一歩前に立つだけで「垂れない」と思うんですけど。私が留学していた頃からトイレには“向前一小步,文明一大步”(少し前に一歩、それが文明の大きな一歩)なんて貼り紙がしてありましたが、どうやら状況は変わっていないようです。

お掃除さんはいるんですけど、そのべちょべちょになった足元をモップで擦るんです。んで、ぐちゃ~と広げてしまうんですよね。さすがにモップは水で濡らしているものの、私からすれば「汚れを広げている」だけです。私の同僚が話していましたが、とある日本人は中国では外出先でトイレをしたくないと我慢するクセができ、膀胱炎になってしまったそうです。ほ、ほんとうでしょうか………気持ちは分かりますけど。

それに比べて、日本のトイレは本当にきれいだと思います。もちろん公園の公衆トイレなんかは別です。けれど、デパートのトイレなんて個室に住めちゃうほどきれい。だって中国はデパートのトイレでさえも汚いんです。なんででしょうね……環境もさることながら、利用する側の人たちにも問題があると思います。

食事の終わりには「ぜひ体験してみてください」ということで、出張者にレストランのトイレを利用してもらいました。トイレから出てきた皆さん、苦虫を噛み潰したような顔で「べちょべちょでした」と話していました(笑)。

References
*1コロナ禍の前は日本国籍の所有者なら15日以内の中国滞在であればビザが必要ありませんでした(ノービザ)。

海鮮を“烧烤”でいただく

今夜の夕食は何にしようと妻と話していたところ、お互い久しぶりに海鮮が食べたいという話になりました。日本料理店に行けば話は早いですけど、自宅近所に海鮮を扱った“烧烤店*1があるので、そちらに行ってみることにしました。

この店、何度かデリバリーを頼んだことがあるので食べたことはあるのですが、実店舗を訪れるのは初めてです。スマートフォンの地図アプリのナビゲーションを頼りに向かってみました。しかし地図上に示されている場所に着いても該当する店がないのです。もしや閉店したのかしらん?と思い、いつもデリバリーに使用しているアプリを開いて店名を検索すると……「営業中」と表示されているではありませんか。

しばらく周囲をウロウロするも見つからず、近所の人に聞くと「そこだよ」とのこと。けれど「そこ」には名前の違う店しかありません。不思議に思って入店すると、店主曰く「名前を変えたんだよ」とのこと。デリバリーサービスのアプリを見せると「そのアプリの店名もそろそろ変えなきゃと思っていたんだ(呵々)」と笑っていました。何とも中国らしいです(^^;)。

初めて訪れた店舗なので前と比べられませんが、中国の80、90年代の街なかを模したような内装でした。中国は最近こういうノスタルジックな感じの店舗が流行っていますね。先日、四川省成都に旅行に行ったときもそれぞれの観光スポットに1つはこういう「懐かしい雰囲気」を再現した店舗がありました。売っているのは駄菓子みたいなものでしたけど。

牡蠣やホタテ、それにイカといった海鮮のあぶり焼きをいただきました。あとタチウオの唐揚げも。もちろん定番の羊肉・牛肉の串焼きも注文しました。北京で食べる海鮮はどれも高いですが、こういうローカルの店で食べる牡蠣やホタテは意外と安いから不思議です。日本だとどれも結構な値段がするような気がします。

References
*1肉や野菜をあぶり焼きにした串焼きを提供する店。中国式バーベキューといったところでしょうか。
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