The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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今年最後の寿司

年の瀬ですが、旧暦の正月を重視する中国では何でもない週末。せめておいしいものを食べて年末年始の気分を味わおうと、寿司を食べに行きました。去年北京にできた日本の回転寿司チェーン「スシロー」です。ただの回転寿司と侮るなかれ、海鮮がお高い北京で「安くておいしい寿司」がいただける日本の回転寿司チェーンは貴重な存在です。

スシローは中国語で「寿司郎」。北京に3店舗あり、中心部から一番遠い店舗に行くことにしました。スシローのスマートフォンアプリで確認したら順番待ちをしている客数がゼロだったからです。とは言え、中心部から離れているので店に着くまでに時間がかかります。こういうときはアプリ上で「オンライン整理券」を発券。店舗に着く頃にはゼロだった待ち時間が40分に増えていましたが、事前にオンライン整理券を発券していたので到着後ほどなく席に着くことができました。

うーむ、口福。こうやって海外にいても手軽に寿司が食べられるんだから、わたしゃ幸せな時代を過ごしています。だって、たかが十数年前の留学時代だって中国で寿司を食べようと思ったら高級な「回らない寿司店」か、味が中国化している「ローカル回転寿司店」*1しか無かったんだもの。これで今年の寿司は食べ納めかな。

References
*1中国ローカルの回転寿司店の特徴として炙り物など「火を加えた」ネタが豊富。今でこそ中国の人たちも刺身を食べるようになりましたが、以前は「生もの」に抵抗があるという人が多かったのです。

北京のクリスマスマーケット

クリスマスも近くなったので、期間限定で実施しているクリスマスマーケットに行ってみました。霄雲路にある「福楼法」というフレンチレストランが開いているそうで、どんなものか分かりませんが、まあ雰囲気だけでも楽しめればと。

ここ、パリで1901年に創業した由緒正しいレストランなんだそうです。北京でも20年以上営業していて、口コミアプリで検索してみると1人あたりの平均消費額は576元(約1万2000円)、それなりの正統派レストランです。私たちが訪れたクリスマスマーケットは入場が有料で、支払ったのは大人2人で59.80元(約1300円)。うーむ、稼ぎますなあ。でも北京にはあまりこうした場所がないのでおとなしく支払って入場しました。

夕方に来たのですが、案の定、芋洗い状態。レストランの庭?に屋台というか店舗がいくつか並び、飲食や雑貨が売られています。中央には立派なクリスマスツリーが立っていました。

みんなヨチヨチ歩きで前進するような感じ。中国の人たちはとにかく「映える」写真が撮りたいので、あちこちで無秩序に撮影会を始めるカップルがいて進まなくなります。列の歩みを止め、冷ややかな目線を浴びながらモデル顔負けのポーズを決める勇気には全くもって恐れ入ります。

店舗では温かい飲み物やホットドッグといった軽食が販売されていました。

小腹が空いたのでホットドッグをいただきました。立派なソーセージにチーズがかかっていて、周りの人が私の手にしたホットドッグを見て「わあ、おいしそう」なんて言っていました(^^)。

ホットドッグをいただいたら、そそくさと退散。人も多いし、何より寒いし、そもそも購買意欲をそそるものもないので(^^;)。あまり人が多いところに長居して娘が風邪をもらってもいけませんからね。クリスマスの雰囲気を味わうのが目的だったので十分です。私が十数年前に留学していた頃はクリスマスというと「西洋の文化」という感じでしたが、今では中国の人たちも自分たちの文化として楽しむようになっているように感じます。特に宗教を意識していない感じ、日本と似ているかもしれません。娘にとっては人生で初めてのクリスマス、いろいろ感じてくれたかな。

北京で思いを馳せる四国

今日は土曜日だけど出勤。

仕事で四国から来た方々にお会いしました。実は私、20代の就職したての頃に香川県で働いていたので、何だか「懐かしい」人たちに会った気分。とは言え、向こうからすれば「はじめまして」なわけですから、私一人が興奮して奇妙に見えたかもしれません(^^;)。

四国、特に香川県は20代の新人時代に5年半もの時間を過ごした場所なので特別な場所です。あまりにも「馴染み」すぎちゃって、このまま永遠に香川県に住み続けるんじゃないかと勘違いするくらいでした。2018年に東京に異動しましたが、とても寂しかったです。朝日を浴びるJR瀬戸大橋線の快速マリンライナーの車内から眺めた瀬戸内海の景色は忘れません。

今、北京で働いている日々もいずれ同じように思い出すときが来るかもしれないですね。一日一日、ご縁を大切にしながら過ごしたいと思います。

北京に来た香港ディズニーランド

北京の将台にあるショッピングモール「頤堤港」*1に妻情報によると期間限定で香港ディズニーランドのイベントスペースができているということで、物見遊山に行ってきました。

このモールの吹き抜け、贅沢な空間の使い方が中国っぽいです。真ん中のスペースが香港ディズニーランドのイベントスペースとのこと。たくさんの人で賑わっています。

香港ディズニーランドの「メインストリートUSA」を再現しているとのこと。至る所にクリスマスの飾り付けがしてあって、わあ、まるで本当にディズニーの世界に入り込んだようです。

ひと昔前はディズニーランドのパクリ遊園地*2なんて盛んに報じられた中国ですが、それも今や昔ですね。2005年に香港、2018年には上海にディズニーランドができました。今や「本物」があるわけで、生活水準の向上に伴って人々の「本物」志向は強くなっているように思います。

中国の方々も「ダッフィー」が大好き。右がダッフィーで、左はクッキー・アンというそう。娘を真ん中に座らせて写真を撮りました。ちなみに中国語でダッフィーは「達菲熊」。「達菲」が「ダーフェイ」でダッフィーの音訳で、そこに「熊」(シオン)が付いて「ダーフェイシオン」です。

こういうイベントスペースが北京で楽しめるということ自体、何だか隔世の感です。

しかし同じディズニーでも上海ではなく香港のイベントなんですね。香港ディズニーランドは上海との競争激化で苦戦していると聞きます。上海ディズニーランドが「完全に新たなディズニーランド」であるのに比べて、香港ディズニーランドは比較的アナハイムのディズニーランドを再現している傾向にあると思います。香港には香港の良さがあるし、私はやっぱりオリジナルのディズニーランドが好き!って思っちゃうほうなので、ぜひ頑張ってほしいと思います。

References
*1「インディゴというモールの英語名で呼ぶ人もいるようです。
*22007年頃に日本のワイドショーでは北京にある遊園地「石景山遊楽園」がディズニーランドを“パクッている”と盛んに報じられました。

新しい地下鉄路線の開通

三里屯に出かけました。何だかずいぶん久しぶりです。少なくとも娘が生まれてからは来ていなかったんじゃないかな。

三里屯は北京のオシャレ一丁目一番地とも言える場所です。私が初めて北京を訪れた20年近く前だと西単が「北京の原宿」と呼ばれましたが、今では三里屯こそ相応しいと思います。週末なこともあってたくさんの若者で溢れかえっていました。お茶でもしようかと思って出てきたのですが、どこのカフェも満席。座るところもないくらいで、結局すぐに三里屯を離れちゃいました(^^;)。

三里屯を離れてふらふら歩いていると地下鉄「工人体育館」駅に新しい出入口ができていました。明日開通する予定の北京地下鉄3号線は「工人体育館」駅も通っていたはずです。それで新しい出入口を作ったんでしょうね。景気が減速していると言われる中国ですが、新しい地下鉄が開通するくらいには変化が続いているようです。

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