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The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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少年の君

最近、あまり中国映画を見ていなかった。

今回久しぶりに見たが*1、青春映画でありながら、いじめ、受験戦争、格差社会といった現代中国のさまざまな課題を描いていて、いろいろ考えさせられる佳作だった。

映画『少年の君』公式サイト|7月16日公開
映画『少年の君』公式サイト|7月16日公開|第93回アカデミー賞国際長編映画賞ノミネート!

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References
*1厳密には中国・香港合作の映画。監督は香港出身のデレク・ツァン(曾国祥)。

新コロ・自宅療養3日目

新型コロナウイルス感染発覚後、自宅療養3日目。

きょうは悪寒で目覚めることもなく、朝までよく眠ることができた。ただのどの痛みは相変わらずで、きのうより悪化しているような気がする。

固形物を食す気分にならず、昼食はウイダーinゼリーで済ませる。いつも食い意地の張る私がここまで食欲減退するなんて、恐ろしき!新型コロナウイルス!……と思ったが、日がな一日家にいればエネルギーも消費しないし、実はそっちが原因なのかも。案の定、夕飯時になれば、それなりにおなかが減ってきた。夜は通常通りの食事。一応、まだ「味」も分かる*1

バファリンを飲んだので熱もないし頭痛もなし。のどの痛みを除けばいつもぐらい元気だった。きのうはあんなにしんどかったのに……うーむ、嫌な予感。あまり油断せず、きょうも早めに寝ることにしよう。

References
*1新型コロナウイルス感染症の初期に、嗅覚・味覚障害が生じた人が多数みられたという報告があった。

PLAY 25年分のラストシーン

新型コロナウイルスに感染して自宅療養中の身。熱は出るし、のどは痛いし、相変わらずの状態なんだけれど、解熱剤を飲んだら少し楽になったので、せっかくの時間だし映画を1本鑑賞。父親から勧められていた『PLAY 25年分のラストシーン』。

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新コロ・自宅療養2日目

明け方、ひどい悪寒で目を覚ます。

エアコンを消して布団にくるまるも寒くて寒くてたまらない。おそらく高熱が出ているのだろうけど、あろうことか体温計を中国への引っ越し荷物に入れてしまったため手元にない。自分は何度の熱が出ているのか……そんなことを考え出すと眠れなくなってしまった。中国渡航にあたってスーツケースに解熱剤を忍ばせていたことを思い出し、これを服用したら一気に楽になった。

朝になって妻が食料や日用品を持ってきてくれた。玄関前に置いて帰るだけのつもりだったかもしれないが、それだけは何だかさみしくて、玄関を開けて数メートルの距離を取り、もちろんマスクを着用して少しだけ会話。

物資を見てみるとお願いしていたもの以外にもいろいろ買い込んでくれていた。ありがたい。

食料、水、スポーツドリンク、のどあめ、熱さまシートなどなど。なかでもウイダーinゼリーは助かった。と言うのが食欲が湧かないのだ。特にのどの痛みによるところが大きく、唾を飲み込むたびに激痛が走って固形物を食す気分にならない。その点、ウイダーinゼリーは飲み込みやすく、病床での栄養補給にうってつけ。

会社からも体調を心配する連絡があった。気持ちは焦るだろうが、今は療養せよとのお達し。

気持ちが焦っているのはその通り。だって本来ならあすにも中国へ出発だったのに、今やそれがベッドに寝転がってるんだもの。情けないったらありゃしない。しかし治らないことには始まらないので、きょうはおとなしく一日中布団に入っていた。

ニュースでは「きょうも東京は暑い1日」と言っていたが、悪寒でとてもエアコンどころではなかった。その代わり窓を開けたところ、入ってくる風がちょうどいいくらいに気持ちよかった。

 

新型コロナウイルスに感染しました

新型コロナウイルスに感染してしまった。それも2日後の中国渡航を前に。

中国への渡航者は飛行機に乗る前日・前々日に必ずPCR検査を受けることを求められていて、このうち前々日の検査を受けたら陽性判定となってしまったわけ。

検査を受けたのは港区のクリニック。中国大使館の指定検査機関で、当日のうちに陰性証明書を発行してくれる「お墨付き」。それだけあって検査料は何と3万5000円!無料のPCR検査場だって街なかに増えてきているというのに、何とも足元を見た商売だ。

しかし受けないことには渡航できないのだからしようがない。午前中に検査を受けて*1、午後は役所へ行って転出届を出したり、会社へ行って仕事をしたり……そんなことをしていると夕方近くに非通知でずっと鳴り続ける電話があったので、出てみるとまさかの陽性判定の連絡だった。

コロナ禍になって2年余り。ここまで感染せずに来たのに、出国の前々日に感染するとは……自分の不甲斐なさに落ち込む。もちろんフライトはキャンセルだし、それどころか中国渡航は1か月近く延期ということになる*2。会社に大迷惑をかけ、直近で接触した人たちを感染リスクにさらしてしまった。その責任と申し訳なさで潰れそう。

とりあえず自宅(というか、ウィークリーマンション)に帰ってから、会社や直近で接触のあった人たちに連絡した。みんな「ここまで感染者が増えれば、かかるもかからないも運だから気にしないで」と慰めてくれる。かえって申し訳なさが増して泣けてくる。中国駐在にあたって再開したブログなのだから中国での「隔離生活」から幕を開けるだったはずが、まさかの日本での「療養生活」から始まるとは……情けない限り。

方々に連絡を済ませて時計を見ると午後9時前だった。いざ自分が陽性だと思うと一気にだるさを感じだし、とりあえず早めに布団に入って寝ることにした。

References
*1少し長めの綿棒のようなものを鼻にぐいぐい突っ込まれる、インフルエンザ検査なんかのときにやるタイプだった。結構痛くて鼻血が出るんじゃないかと思った。
*2日本政府の求める自宅療養10日間に加え、完治後も中国政府から14日間の健康観察を求められて、これが終わってようやく今回受けた渡航前PCR検査にたどりつける。
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