The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

投稿者: ぼぼよる (160ページ目 (264ページ中))

大当たりのお店

夜は高校時代の友人たちと食事。中板橋にある友人行きつけの隠れ家居酒屋*1に行ったのだが、これがまたすばらしい店だった。

お通しからとても手が込んでいて、珍しい食材もたくさん。お酒の種類も豊富で結構の量を飲み食いしてしまったが、驚くほど良心的な値段だった。友人の飲み仲間でもある店主はとても気さくで、こまやかな気遣いがありがたい。

ちなみに今夜の飲み会は私を中国に送り出すという体で友人たちが開いてくれたので、ありがたいことに送別の品までいただいてしまった。

浄水機能付きのシャワーヘッド。中国は日本ほど水がよくないだろうという発想から選んでくれた品だ。イオナックという商品で、水道水を「軟水化」「塩素処理」「活水化」してくれるらしい。

浄水シャワー【イオナック】|髪や肌やお悩みを解決するシャワーヘッド
シャワーヘッドを取り替えるだけで、水道水を軟水化するイオナックの浄水シャワー。塩素を化粧水成分に変換し、アトピーや乾燥肌、海外生活でのお風呂など様々なお悩みに効果を発揮します。

学生時代の北京留学ではそんなのお構いなく寮のシャワーで体をジャブジャブ洗っていたなあ(^^;)。けれどよくよく思い出すと、冬には風呂上がりに全身の肌の皮がぽろぽろとむけていた。当時は乾燥した北京の気候が原因だと思っていたけれど、もしかすると水も関係していたのかもしれない。

高校時代からなんだかんだで定期的に集まっている友人たち。ぜひ北京に遊びに来てね、と言いたいが今はそう簡単にいかないのが惜しい。憎きコロナ、早く収まるべし。

References
*1本当に住宅街のド真ん中にあるので、向かいながら「こんなところに本当にあるのだろうか」と疑いたくなるくらいだった。

おのぼりさん

きょうは結婚指輪を見に銀座へ行った。

宝飾品には全くと言っていいほど詳しくなく、そもそも自分の指輪のサイズだって知らない。ぶっちゃけた話、結婚指輪もあってもなくてもという感じだが(笑)*1妻はやはりほしがっているし、とりあえず「まあ、このブランドくらいは知っているよね」という店舗を2つ訪問した。

どちらの店舗も立派な店構えで、中に入るのがためらわれるほど。東京に出てきて長くなるが、こうした銀座のお店に入るのはやはり緊張する。気持ちはおのぼりさんだ。しかし入店するとそこそこの客がいて意外だった。ブランドによって店員の雰囲気もまた違って、例えばアメリカのブランドT社の場合、「うちこそ世界が認めるブランド」というような自負?みたいなものが感じられた(笑)。確かに商品は立派。もちろんそれだけのお値段はするけれど、宝飾品に疎い私にもそのよさがよく分かった。一方、日本企業のブランドY社の場合「T社ほどのブランド力はないけれど、品質保証やサービスは責任を持ちます!」といった日本っぽい企業姿勢が感じられた。店員さんの接客について言えば、T社よりY社のほうが何倍もよかった。

つまりのところ、商品デザインの好みやブランド力を取るならT社。けれどこまやかなアフターケアや品質保証を取るならY社というところか。何度も言うが、Y社は店員の接客が本当によかったので「この方からなら買いたい」とさえ思ってしまった。両店舗でも買うならこれじゃない?という指輪は見つけたが、もう少し悩みたいという妻の気持ちを尊重して購入はしなかった。

References
*1おそらく私は結婚指輪を買ったとしても、四六時中つけているというよりふだんはしまっておいて、特別なときだけつける……という使い方になるような気がする。

過去の自分に感謝

数日前、愛用のVAIO(ノートパソコン)の液晶を壊してしまった。

壊したといっても、液晶にうーっすら影が出るような程度で、普通に使う分には全く問題がない。けれど気になってしまうのだ。

原因は思い当たる。先々週に岡山へ帰るときスーツケースにVAIOを入れたのだが、このスーツケース、荷物がパンパンだったので結構無理やり閉じてしまったのだ。あのときVAIOのモニターに圧力をかけてしまったのだろう。ああ、情けない……

修理をするなら中国行きには間に合わせなければならない。ということで、岡山から東京に戻って修理に出した。数日後には修理代の見積もりが来るだろうと思っていたら……連絡が来ないのだ。

修理に出したのは先週の月曜日で、もう1週間以上も前。見積もりの連絡も来ていないということは、まだ修理だって始まっていないはずだ。きっと修理工場だってお盆休みに入るだろうし、これじゃ中国行きに間に合わないじゃないの。

問い合わせの電話を入れてみたところ「まもなく修理は完了するようです」とのこと。

ええ??だって見積もりも聞いていないのに。すると「お客様、今回は無料修理のようです。長期保障に入っていたのではないですか」とのこと。調べてみるとソニーストアでVAIOを買った場合、3年間の長期保障が無償で付いてくるらしい。

もし有償なら液晶画面の故障だと5、6万円ほどかかったのではないか。ソニーストアで買っていたからこその棚からぼた餅。そんな選択をしていた過去の自分に感謝感謝。

じゃなくて反省ですね、はい、もう壊しません。

言語の奥深さ

連日の飲み会、最後に控えしは、もともと仕事でつながりができ、今や友人と言える仲になった中国人の女性。同じ業界で働いているが、とにかく「できる」方で、いつも会うたびに刺激をもらっている。

日本語が本当に上手で(いや「上手」という表現も失礼かもしれない)話していると一瞬、中国の方だと忘れてしまうほどだ。彼女が日本語で話すのを聞いていても「こんな表現をよく知っているなあ、自分は同じ表現を中国語で言えるだろうか」と感心してしまう。

飲みながら話が出たのが「きしむ」という日本語だ。尾崎豊の「I love you」に次のような歌詞が登場する。

きしむベッドの上で優しさを持ちより
きつく躰 抱きしめあえば
それからまた二人は目を閉じるよ
悲しい歌に愛がしらけてしまわぬ様に

「きしむ」という日本語は中国語にピッタリな訳語が存在しない。辞書を引いても”吱吱嘎嘎响“と説明があるだけだ。これじゃあ「ギシギシと鳴る」になっちゃって、風情?というものがない。こんな歌詞では「壊れているベッドなのかな、直せばいいのに」と感じられること請け合いだろう。

日本語は木と木がこすれ合うことを形容する動詞があるのだなあ。もちろん逆に日本語にピッタリする訳語のない中国語だって存在する。どの言語にも、それぞれの奥深さがあるのだ。

彼女もまた仕事で中国に来ることがあるだろう。別れ際に「さようなら」じゃなくて「また会いましょう」と言えるのが何だかうれしかった。私にとって引き続き刺激をもらい続けたい人の1人。

外食続き

金曜日から連日の外食続き。どれも私が中国に赴任するに当たっての送別会だ。

ビザが出ずに出国が延びているので、飲もう飲もうと言いながら飲めていなかった人たちと会える機会ができるのはありがたい。

日曜日のきょうは妻のご両親と一席あって浦和へ。自宅に上げてくれ、頼んでもいないのに隅から隅まで見せてくれた。妻は「やめてよ」と恥ずかしがっていたが、あれはきっとご両親なりの誠意なんじゃないかなあ。見せるのが目的というより「私たちに隠し事はありません」という気持ちを伝えようとしてくれたんだと思う。

夜は駅近くの居酒屋へ飲みに行った。

やはりお酒を交えて話をするというのは大切だ。ざっくばらんにいろいろと話ができて、私のこともしっかり理解してもらえたんじゃないかと思う。

もうひとつ思ったのは、親は子どものことをよく理解しているということだ。妻が席を立ったときに、ふとお父さんが「娘、どうですか。いろいろ思うことがあるでしょう(笑)」なんて聞いてくる。私からはうまーく答えておいたが、お父さんが「娘はこんなことやあんなことをしちゃう性格で」なんて挙げる例が、まさにそのとおりなのだ。妻が戻ってきて「何を話したの」と聞くのに対し、ニコッと笑って「おまえのことを褒めていたんだよ」と話すお父さん。仲よくなれそうです(^^;)。

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