The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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初めての採血法

肺炎の経過観察のため、会社に半休をもらって病院に行きました。

例によって今日も採血。私がワイシャツのそでをまくろうとしたら「まくらなくて結構です」と言います。どういうこと?と思ったら、今回は指先から採血するとのこと。日本語では「指先穿刺」と呼ばれる方法なんだそうです。

文房具みたいな道具を人差し指に当て、ペコッと音がしたと思うと指先から血が滲んできました。どうやら一瞬、針が出てきて指を刺したようです。看護師さんが私の指をつまんで血を1滴1滴しぼり出します。ある程度、血を採ったら止血用の絆創膏を貼って終了。あっという間でした。あまりに一瞬だったので看護師さんに「こんな採血の方法があるんですね」と聞いたら「採血が苦手な子どもはこの方法が多いですよ」と教えてくれました。

まず、分からないくらい針が刺さるのが一瞬でした。何か当たった?くらいの感覚しかないので痛くありません。そもそも採血って、あの針の見た目が痛々しいですよね。あの針を見なくて済むだけでもストレスが大幅に軽減されます。私の腕は血管が見つけづらいようで、毎回採血に苦労するんです。右腕を見て、左腕を見て、それでもやはり右腕をもう一度見て……いざ針を刺して血が出てこないと「勘弁してよ」という気分になっちゃいます。

結果、肺炎は大幅に良くなっているということで、再度来院する必要はなくなりました。残りの処方された抗生物質の飲み終われば治療は完了です。一時は医師から「入院しますか」「いやいや、そんな急に言われても困ります」なんてやり取りもありましたが、無事に回復して安心しました。それより1歳の娘に影響しないかが心配だったので、とりあえずホッとしています。健康は大切ですね。

第2の故郷

労働節の連休で香川県に旅行に行ったという中国人の同僚がお土産を買ってきてくれました。私が就職して最初の勤務地が香川県だったのを知っていて、私だけにわざわざ買ってきてくれたのです。紙袋に入ったお土産をサッと渡してきて「早くしまって!」と(笑)。わあ、うれしい(^^)。

袋を開けると醤油と骨付鶏の素が入っていました。醤油は「やまひら醤油」という小豆島の醤油蔵が作ったものです。骨付鶏は名前の通り、骨が付いた鶏のもも肉で、香川県丸亀市の名物。どちらも香川で慣れ親しんだものです。懐かしいなあ。

私はありがたいことに「人生第2の故郷」と呼べる場所がたくさんあります。本来の故郷は岡山ですが、中学3年間を過ごした東京、大学時代に留学して今も暮らしている中国北京。そして就職したての頃に5年勤めた香川。醤油蔵がたくさんある小豆島は何度も通いました。私の担当する自治体だったんです。そして骨付鶏、丸亀の一鶴(いっかく)で食べた味は忘れられません。あのときにご一緒した方はみんな元気かなあ。

お土産をくれた中国人の同僚は瀬戸内国際芸術祭2025に行ったんだそうです。この芸術祭は瀬戸内海の島々を舞台に3年に1度開かれていて、現代アートの祭典と呼ばれています。私が香川に住んでいた頃からやっていましたが、現代アートはさっぱり分からない人間なので「何が良いのやら」と思っていました(失礼、けれど正直今も思っています)。当時も世界各地から観光客が訪れていましたが、こうして身近なところでも中国からも行く人がいるのを見るにつけ、そんなに魅力があるんだなあと改めて感じさせられます。

病院で再検査

肺炎にかかってしまった件で医師から再検査(“复查”)を求められていたため、再び病院に行ってきました。昨日まではまだしんどかったのですが、処方してもらった抗生物質が功を奏したのか今日は大分楽。せっかくの日曜日ということもあり、家族みんなで出かけて外で昼食をとり、その足で病院に向かいました。ただ1歳の娘を院内まで連れてくるのは気が引けたので、近くのカフェで妻と時間を潰してもらいました。

肺の音を聴診してもらったところ、呼吸する際に異音が若干残っているそうですが、初診の日に比べたら良くなっているとのこと。血液検査の結果、白血球の数も大幅に減っているとのことでした*1。ちなみに今日の看護師さんも採血の際には一発で私の血管を探し当てていました。すごいなあ。

次の水曜日に再検査のため来院するよう言われ、今日は終了。天気が良かったので、自宅まで散歩がてら帰りました。徒歩で20分くらいの距離です。こんな程度でも健康のありがたみを感じます。

References
*1肺炎にかかると血液検査で白血球の数が上昇することが一般的なんだそうです。

身在福中不知福

一昨日から体調が悪く、今朝になっていよいよ体温が39度まで上がったので会社を休んで病院に行きました。私はけっこう「ずぼら」な性格で、身体はどちらかといえば頑健なほうですが、一度体調を崩すとみるみる悪くなります。

医師の問診を受け、2本の綿棒を鼻の奥に突っ込まれます(多分、インフルエンザと新型コロナウイルスの検査をしたんだと思います)。あとは採血。私の腕は血管が見つけにくいようで、毎回採血に苦労します。日本だと針を刺したものの血が出てこず、深く刺したり浅く刺したり、挙げ句の果てには針を抜いて刺し直す……なんてこともありました。けれど中国で経験した採血は今のところ一発成功ばかり。今日採血してくれた看護師さんも一瞬「分かりづらいな」と呟いたものの、採血は一発で成功。思わず「さすがですね」と言っちゃいました。やはり中国のほうが人口が多い分、採血をしている回数も多くて上手いのかしら。

数十分後に検査結果が出たのですが、何と肺炎でした。問診の際にも医師に「肺のあたりから“啰音”がする」と言われていたのです。そのときは“啰音”って何だ?と分からなかったのですが、日本語だと「ラ音」と言って肺から聞こえる異音のことを指すのだそう。採血以外にレントゲン写真も撮影しましたが、肺が炎症を起こしているのが確認できたとのこと。

急遽、抗生物質を点滴することになりました。個室のベッドに横たわり、毛布をかけてくれました。点滴が終わるまで約1時間半、部屋を暗くしてもらったのでゆっくり休むことができました。

こうして病にかかると健康のありがたみを感じます。“身在福中不知福”(幸せなときは、その幸せに気付かない)、幸いなことに明日から土・日の週末なので養生したいと思います。

人のいない駅

今日は連休最終日。私は当番なので出勤しましたが、地下鉄の駅は案の定ガラガラです。

平日なら駅を出る客で大行列ができている通路もこのとおり。この駅はオフィス街に位置しているので、土日祝日は人がいなくなります。

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