BOBOYORU.NET

The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

51ページ目 (265ページ中)

そうめんやっぱり揖保乃糸

今日は夕食にそうめんを食べました。それも「揖保乃糸」。「そうめんやっぱり揖保乃糸~♪」というCMがおなじみですよね。

お高めのそうめんとして有名な「揖保乃糸」。プライベートブランドのそうめんだと100円くらいで買えるのが、揖保乃糸だと300円くらいしますよね。もともとは私も「そうめんなんて何を食べても同じ」と思っていましたが、香川県で働いていた際に小豆島のそうめんをいただき「開眼」しました。おいしいそうめんって本当においしい。かといって小豆島のそうめんは結構お高いので、揖保乃糸を買ってみたらこれも結構おいしくて、爾来そうめんは揖保乃糸をよく買っています。

北京に来てからこちらのイトーヨーカドーにもセブンプレミアムのそうめんは売っていたのですが、近所の輸入品を多く置くスーパーに行くと揖保乃糸を見かけて思わず買っちゃいました。ご多分に漏れず、結構な値段でしたけど。

今日はめんつゆを使わず、鶏ガラスープにオリーブオイルをかけたつゆを作ってみました。そして夏野菜のきゅうりとトマトを加え、たっぷりの薬味をかけていただきました。うーん、あっさりしていておいしい。夏の味ですねえ。

揖保乃糸が作られているのは兵庫県でも比較的岡山寄りの姫路市やたつの市で作られているんですよね。なじみ深い……ってほどではないですが、自分のふるさとに近い味を北京で食べられるのはいいもんです。

えびめし

今日は昼に岡山のご当地グルメ「えびめし」を作りました。

岡山のえびめしを知らない人は初めて見たときに「想像と違った」と思う方が多いかもしれません。なんせ、こんな真っ黒な見た目をしていますから。ざっくり言えば「えびの入ったソース味のチャーハン」。岡山の郷土料理という言い方をする人もいますが、郷土料理というには歴史が短すぎると思います。ご当地グルメとかB級グルメといったところでしょうか。

えびめし
「えびめし」の情報は「岡山観光WEB」で。人気のご当地洋食グルメ「えびめし」は、カラメルソースとケチャップ、カレー粉などを合わせたものにスパイスをきかせたソースを使った独特の焼飯。甘辛く、香ばしいのでソースは、お店ごとに様々な隠し味を施してオリジナルの味を出しています。「えびめしのたれ」も販売されています。

正直、小さい頃はそんなに好きな料理ではありませんでした(笑)。ウスターソースっぽい甘くて濃いソースが苦手だったのかなあ。けれど年をとってくると独特な味わいがクセになるんです。わざわざ東京・新橋にある岡山県のアンテナショップに行ってえびめしのたれを買うこともありました。今日作ったえびめしも岡山で買っていたたれを使って作りました。

使ったのはこれ。たれのほか、フリーズドライされたえびなんかも入っていて、お湯で戻して使います。あまりに小さいえびだったので、冷凍庫にあったえびを加えましたけど。炒めたごはんにたれを絡ませるだけなので簡単です。

ちなみにここまで書いておいて何なんですが、えびめしの発祥の地は岡山ではないんですよね。元祖は東京・渋谷にある小さなカレー屋「いんでいら」。ここで働いていた店員が岡山に持ち帰りアレンジを加えて売り出したところ、岡山でのほうが人気になっちゃったというわけ。濃い味付けが岡山の人の口に合っていたのかな。

東京都渋谷区宮下のカレー屋「いんでいら」(2019年8月撮影)

私も渋谷にある「いんでいら」、行ったことがあります。この店は道玄坂にあるんですが、えびめしが生まれたのは別に場所にあった渋谷本店だそう(宮下公園のあたりにあったそうです)。ただ本店は2011年に閉店してしまい、今はここだけになったようです。

意気揚々とえびめしを注文したら、店主から「作れないのよ」と言われちゃいました。どうも忙しいと作れないそうで、火曜・水曜・木曜あたりの午後3時以降ならできるかも、とのこと。なので実は渋谷の元祖・えびめしはまだ食べられていないのでした。

パパ友ママ友

知人宅に夕食を食べに行きました。そちらのお宅は去年11月に第二子が生まれたばかりで、家に上がるとかわいい赤ちゃんがちょうどお食事中でした。パクパク離乳食を食べていてかわいいなあ。娘に会えていない分、しっかりチャージさせてもらいました。

食事はショーロンポーをデリバリーしたほか、同じようにお呼ばれした友人がたこ焼きを作ってくれました。カセットボンベを使った直火で焼ける本格的なたこ焼き器でしたが、中国で購入したとのこと。とても上手に焼いてくれ、おいしかったです。そしてたこ焼きって意外とビールに合う~。缶ビールを片手に自分でクルクルとたこ焼きを回転させて作るのも楽しそうです。

小さい子どものいる家庭だったので、ベビーカーはどこのメーカーにどういう特徴があるだとか、抱っこ紐はどこが使いやすいとか、ベビーグッズの話で盛り上がりました。こうやってパパ友、ママ友ができていくんですね。去年11月に生まれた男の子は娘と同級生。娘が北京に戻ってきたらぜひお友達になってほしいなあ。

私の宝

ふと、こんなステッカーを貼っている車を見かけました。

车内有宝宝”、日本の漢字で書くと「車内有宝宝」です。つまり「車の中に『宝宝』があります」という意味なのは、中国語を学んだことのない日本人でも分かるんじゃないでしょうか。では「宝宝」とはどういう意味でしょう。

これ、赤ちゃんという意味です。何だか言い得て妙ですね、両親にとっても社会にとっても赤ちゃんは宝です。それに発音すると「バオバオ」になって、何だか赤ちゃんの声みたいだし、英語の「ベイビー」にも似ているように思います。両親だけでなく、例えば小児科に行ったら医師や看護師も「あなたの『宝宝』ですが」なんて使います。うちの娘が生まれたばかりの頃、私は日本語に引きずられて“我的女儿”(私の娘)とか“我的孩子”(私の子ども)なんて表現ばかり使っていましたが、最近は私も“我的宝宝”と言うようになりました。

都市の美容師

中国に住んでいるとごみ箱が多いことに気付きます。日本の街なかってごみ箱を見かけることはほぼないですよね。駅のような建物の中に入るとありますけど。中国は路上にも数十メートルおきにごみ箱が設置してあります。で、設置されているからにはごみを回収する人がいます。

ごみを回収して回る職業は“环卫工人”(環衛工人)と言います。訳すと「清掃作業員」といったところでしょうか。大体オレンジ色の服を着ていて、ごみの回収以外に路上の清掃もします。街をきれいにしてくれるので「都市の美容師」とか「道路の天使」という呼び方もあるんだとか。

華々しい呼称に比べて、その労働環境は過酷です。中国版Wikipediaの「百度百科」によると1日の労働時間は10時間以上。朝は午前4時に始まり、午後5時まで働くんだそうです。想像つくかと思いますが給料も決して高くありません。北京や上海のような大都市なら3000元から4000元(約6万6000円~約9万円)ですが、地方の小さな都市になると1000元から2000元(約2万2000円~約4万4000円)になるそうです。こうした清掃作業員が中国全国に200万人余りいるんだとか。

北京みたいな物価の高い都市でどうやって暮らしているんだろうと思っちゃいます。あとは熱中症。ここ最近、北京も猛暑が続いています。日本みたいに国民皆保険ではない中国、彼らにとって治療費だって安くないはず。いや、本当全くの余計なお世話なんですけどね。

«過去の 投稿 新しい 投稿 »

© 2025 BOBOYORU.NET

Theme by Anders Noren上へ ↑