BOBOYORU.NET

The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

61ページ目 (260ページ中)

日本式の妊産婦検診

今日は定期的に通っている妻の妊産婦検診で病院に行ってきました。日曜日だけあって心なしか患者さんが多かったような気がします。この病院はアメリカ資本なので雰囲気が「中国っぽくない」というか良い意味で病院っぽくないので、診察の待ち時間もリラックスできますね。

いつもは私が妻と医師のやり取りを訳しているのですが、今日は日本語を話せる中国人の医師をお願いしました。いやあ、母語で説明されるのって助かりますね。ところどころ「?」という箇所はあったものの、母語の安心感は違います。そして今日の医師は今までの方と違って、私たちが質問しなくても向こうから色々と丁寧に説明してくれるのでありがたかったです。

極めつきは最後に「母子手帳はありますか?書きますよ」のひと言。母子手帳は日本独自の文化なので、今までの検診で話題に上がることはなかったのです。これまでは妻が自分で診断結果を記入していたんですが、今回は医師のほうから言ってくれたのでありがたく記入をお願いしました。さすが日本語を話せるだけあって母子手帳を持っていることを知ってくれているんですね。

今日はエコー検査がありました。前にもブログに書きましたが、中国のエコー室には「性別鑑定をしてはいけない」と書いてあります。

禁止非医学需要的胎儿性别鉴定,禁止选择性别的人工终止妊娠
医学的需要によらない胎児の性別鑑定を禁止する、性別を選択のために人工的に妊娠を終わらせることを禁止する

中国は一人っ子政策が長く続いたため「どうせ生むなら男の子を」と考える人が多かった経緯があり、事前に女の子だと分かると堕ろそうとする人がいたといいます。そのため中国では法律で事前に性別を知ることは禁止されているのです。2段落目に書いてある“人工终止妊娠”(人工的な妊娠の終了)というのは中絶のこと。中絶を表す中国語は他に“人工流产”(人工流産)とか“堕胎”といった単語もありますが、いずれも日本語に比べて直接的な表現でおどろおどろしいです。

ケセラセラ

職場で年齢の近い日本人同士で飲み。職場近くの“串吧*1で中国らしく。みんな私より先輩なんですけど、2つ、3つしか年齢が変わらないので気が楽です。

飲んでいて、最近上司と面談があったという話になったんですね。将来について(って書くと何だか学生みたいですが)上司と部下で意思疎通を図っておくのが目的で異動先の希望なんかについて話すんですが、当然みんな何と希望したかという話題に。私は中国に来てまだ1年だし、異動はまだ先ということもあってあまり真剣に答えなかったのですが(笑)そう言うと先輩たちからもっと「ずる賢く」なったほうがいいと忠告されてしまいました。聞くと確かに先輩たちはずいぶん大胆な希望を出していて、私のほうがビックリ。

正直、人事面ではありがたいことに今のところ恵まれる社会人人生を送ってきたので、私はあんまりそういうことを考えずにここまで来ました。中国駐在も実現して、中国語を学び始めたときの夢を果たせているわけですし。まあ、私自身の力というより周りの人に恵まれていたんだと思います。あと私は自他共に認める究極のプラス思考の人間なので、そういうことを考えながら過ごす方が疲れちゃう(^^;)。

それでも先輩からは「ピュアすぎる!次の異動でどこか地方に飛ばされたらどうする?」と言われちゃいました。そうねえ、縁もゆかりもない寒い北国に異動だとしんどいかもしれないなあ(失礼)。でも私のことだからそれはそれで「住めば都」みたいなことを言っているんじゃないかな~とも思います。ケセラセラ~♪

References
*1ラム肉や牛肉の串焼きを食べながら酒が飲める店。“”というのは「バー」という意味。

もやっとした空気の夜

先日北京の空気が悪いという話を書いたばかりですが、いやあ今日も悪い。

職場のある区は大気汚染のレベルが6段階のうち、5番目に悪い「重度汚染」。一部の地域は最悪のレベル「厳重汚染」になっているところもあるようです。

スマートフォンにプッシュ通知で届いていた北京日報の記事です。大気汚染をもたらしているのは「PM10」という、直径10マイクロメートル(μm)以下の粒子状物質なんだそうです。調べたところ、自然の粉塵や煙といったものが該当するんだとか。

退勤時、職場から出ると空気がモヤ~ッとしていました。幻想的と言えばそう見えるかもしれませんが、結局は空気が汚れているんですよね。私が数十年前に北京留学をスタートさせた日もこんな感じの夜でした。こういうモヤ~ッとした夜景を見ていると当時を思い出します。

一年一个样,三年大变样

お昼に職場近くを歩いていたところ、よく前を通っていた飲食店が建物ごと解体されていました。跡形もなくっていう感じです。

中国は変化が早いというか、売れない店はどんどん淘汰されていきます。この前できたと思った店が半年足らずで変わっちゃうことも。この解体されている建物だって、どんな店が入っていたか正直覚えていません。とりあえず飲食店だったとは思いますけど。

自宅近くのショッピングモールも店の入れ替わりが早いです。最近地下一階の飲食店エリアで工事をしているので、おそらく新しい店が何店舗かオープンするんだと思います。こんな感じですから私がいつか北京での勤務を終えて帰国し、数年後に中国に来る機会があっても街の景色は様変わりしているかもしれませんね。“一年一个样,三年大变样*1という言葉を思い出しました。

References
*1物事が大きく変化することを表す中国語。

サイテック・ショッピングセンター

私の職場は建国門にあるんですが、近くにショッピングモールがオープンしました。

サイテック・ショッピングセンター(“赛特购物中心”)。オープンしたというより、厳密に言えばリニューアルですね。このサイテック・ショッピングセンターは私が留学していた頃にもあり、地下一階にあったスーパーに日本商品を買いに来たことがあります。当時でさえ施設が古い印象がありました。調べてみると1992年にオープンしたそうです。

中をウロウロしてみましたが、まだオープンしていない店舗もたくさんありました。平日なのにたくさん人がいましたが、おそらく私と同じように冷やかしに来たのかなあという感じ。建国門のあたりは店という店が少ないので、このあたりに住んでいる人たちは便利になるでしょうか。私はランチの選択肢が増えるかなあというくらいです。

«過去の 投稿 新しい 投稿 »

© 2025 BOBOYORU.NET

Theme by Anders Noren上へ ↑