今日は四川旅行の最終日です。午後の飛行機で北京に帰る予定なので、午前の時間を使ってホテル近くをウロウロしてみることにしました。まずは朝食。四川名物の「肥腸粉」をいただこうと、ホテル近くの店に向かいました。
やって来たのは「白家老店肥腸粉」。四川省で「肥腸粉」は朝食としてポピュラーで、こちらの店もたくさんの客で賑わっています。
The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.
今日は四川旅行の最終日です。午後の飛行機で北京に帰る予定なので、午前の時間を使ってホテル近くをウロウロしてみることにしました。まずは朝食。四川名物の「肥腸粉」をいただこうと、ホテル近くの店に向かいました。
やって来たのは「白家老店肥腸粉」。四川省で「肥腸粉」は朝食としてポピュラーで、こちらの店もたくさんの客で賑わっています。
昨夜遅くに九寨溝から成都に移動していたので、今日は朝から観光。まず向かったのは「寬窄巷子」(かんさくこうし)。清の時代から残る古い町並みをリノベーションした観光スポットです。
しかし……まあ、想像通りなのですが、芋洗い状態でした。前に進めません。
今日は朝から九寨溝観光です。入り口となる九寨溝風景区のゲートまでは、昨日お世話になったタクシードライバーのおばちゃんの旦那さんが送ってくれました。
入り口には立派なゲートができていました。私が12年前に来たときとは大違いです。
午前8時の開園をちょっと過ぎるくらいに到着したのですが、すごい人でした。入園チケットはすでに買ってあったので、すぐにゲートの列へ。外国人はパスポートを見せて入園するため、中国の人たちと別の列でした。おかげで長蛇の列を並ぶことなく、すんなり入ることができました。
中国では今日から労働節(メーデー)の連休が始まりました。
当初は上海ディズニーランドでも行こうかしらと思っていたのですが、上海行きの高速鉄道のチケットはほぼ売り切れ、飛行機にいたっては片道2000元台(約4万円)という始末。まあ、動き始めるのが遅かった私が悪いんですけど、いつでも行ける上海に2000元を払って行くくらいなら、普段行けないところに……と思い、四川省に行くことにしました。
今日から1泊2日で山東省は青島に出張。言わずと知れた“啤酒之都”(ビールの都)です。
北京から高速鉄道で向かったのですが、到着間際に海が見えました。厳密に言えば湾で、膠州湾(こうしゅう・わん)と言うそうです。流入する土の影響か水の色は濁っているようでしたが、久しぶりに海を見るとワクワクした気持ちになります。やはり日本人だからかしらん(^^)。
さすが青島、街中の至る所に「青島ビール」の店舗がありました。
店の入り口に掲げられた“鲜啤”というのは、文字通り「新鮮なビール」(=生ビール)という意味です。道路に面してビールサーバーが設置されていました。テイクアウトできるようになっているんですね。私は見かけませんでしたが、青島ではビニール袋に入れてビールを持ち帰るようです。これができるのも新鮮なビールをすぐに飲める環境ならでは、です。
昼食をいただいてから、午後は仕事。ご一緒した青島の方々は中国語の訛りが強く、年齢が高い方はいざ知らず、若い方でも結構な訛りがあったので聞き取りに少々苦労しました。北京から同行した中国人の同僚に聞いても「聞き取りづらい」と話していたので、外国人の私はなおさらです。
ひと仕事を終え、夕食は青島ビールをいただける飲食店に行きました。
店名は“土豪餐厅”。日本語にすると「成金レストラン」というところでしょうか。一緒にいた中国人の同僚が「みんな“一夜暴富”*1を夢みているんですよ」と笑いながら話していました。店名とは裏腹に中身は何てことない、青島ビールと共に海鮮料理などが食べられる普通のレストランです。
さすが海沿いの街だけあって、海鮮が豊富です。
実は青島に到着後、タクシーに乗った際に地元出身だという運転手さんから夕食に何を食べるべきか尋ねたところ「青島に来たら“鲅鱼”を食べるべきだ」と教えてもらっていたのです。“鲅鱼”って何だろうと思っていたのですが、いざ見てみると日本でもよく食べられるサワラでした。
日本語でサワラは漢字で「鰆」と書くように、春が旬の魚です。特に私の地元の岡山では「瀬戸内に春を告げる魚」と言われ、刺身をはじめ、塩焼き、たたきなど様々な方法で食べられます。思わず青島と地元が繋がったような気がして、うれしくなってしまいました。青島でも今が旬だとされているそうで、是非ともいただくことにしました。
入店したら、まずこうして食材があるエリアに行き、店員さんにアレとコレと……と注文します。その際に調理方法も「蒸して」とか「揚げて」などとお願いすると、そのように調理してくれます。牡蠣やイカといった日本でも定番の海鮮から、どう見てもイモムシではないか?と思うものやザリガニなどもあって、いろんな食材が楽しめるのは中国ならではです。
まずは“酥皮蒜香虾”と“香椿炒鸡蛋”。
“酥皮蒜香虾”はエビを揚げた料理で、衣がほくほく、身もしっかり詰まっていて、とても食べ応えがありました。“香椿炒鸡蛋”はチャンチンの卵炒め。チャンチンなんて知りませんでしたが、センダン科の落葉高木で、香りが良いので炒め物なんかに合うそうです。
サワラは1匹まるまる揚げられて出てきました。この身の切り方、日本ではあまり見ないというか、中国っぽいですよね。でも味はサワラでした。中国に来てから日本料理店以外で海鮮をいただくことがあまりなかったので、とても美味しくいただきました。
写真を撮るのを忘れたのですが、食事のお供にいただいたのはもちろん青島ビール。小さめのピッチャーに新鮮なビールを注いでくれ、同僚と一緒に飲みました。新鮮なビールに新鮮な海鮮、これぞ青島の醍醐味ですね。
*1 | 一夜にして金持ちになること。 |
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