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The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say.

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立秋贴秋膘

今日は立秋。まだ8月も上旬だというのに、暦の上では秋が始まるんですね。でも立秋を迎えた今日の北京は心なしか涼しく感じるから不思議です。

職場でいつもお掃除をしてくれる中国人の女性と「立秋ですねえ」と話していたら“立秋贴秋膘”(立秋には肉を補え)という言葉があると教えてくれました。暑い夏の間は食欲がなくてろくに食事ができていないので、立秋になったら肉を積極的に食べて栄養を付けなさいという意味のようです。

ということで、今日はいつもの「蘭州牛肉麺」の店に行ってゴロゴロした牛肉の入っている“土豆牛肉盖浇饭”(じゃがいもと牛肉の丼)をいただきました。これで28元(約550円)、お腹いっぱいにもなれてコスパが良いです。

しかし、いわゆる「残暑」っていうのはこれからなんですよね。中国でも立秋後に暑さがぶり返すことを“秋老虎”(秋の虎)なんて言います。だって8月はまだ始まったばかり、まだまだ暑さはこれからが本番って思っておいた方が良さそうです。

日本のラーメンが重いのです

今日のお昼にいただいたのは「松鶴楼」の「蘇州湯麺」(“苏州汤面”)。

いやあ、やはりおいしい。麺が日本のラーメンにそっくりなんですよね。そしてスープはあっさりなのに、味がしっかり付いている。この前、一緒に食事をした蘇州駐在の友人(日本人)は「飲み会の締めに食べるとすごくおいしい」と言っていましたが、その気持ちよーく分かります。

日本のラーメンって「重い」ものが多いですよね。味が濃すぎるというか、しょっぱいというか。その点、この「蘇州湯麺」はシンプルです。いわば「ラーメンが食べたいけど、しょっぱすぎるんだよね」なんて日本人には打って付けじゃないかと思います……って、ついおとといに「一風堂」のデリバリーを注文したばかりの私が言っても説得力がないでしょうか(^^;)。

中国の週末のショッピングモール

今日は夕方から朝陽区は青年路にあるショッピングモール「朝陽ジョイシティ」(“朝阳大悦城”)に行きました。以前はイオンが入っていたので、北京に赴任したばかりの頃はよく来ました。撤退しちゃってからは足が遠のいていました。

モールに到着し、のどが乾いていたのでお茶でもしよう……とスターバックスに行くと大混雑。週末に中国のモールに行き、カフェでのんびり過ごせるなんて思った私が間違いでした(^^;)。

しかし座る人のテーブルをよーく見てみると、飲み物も食べ物もないと思わしき方がチラホラ。注文をしていないのに席に座っているのです。商品を片手に席が無くて困っている客をよそに、席を「占有」している人たちは涼しげな顔でスマートフォンをいじっています。

これ、中国でよく見かける景色です。注文もせずにくつろぐ客の何と多いことか……なのに店員さんは何も言わないんですよね。あとはデスクトップパソコンかっ!と突っ込みたくなるほど大きなパソコンをテーブルに広げてオンラインゲームを楽しんでいる人たち。日本でもスタバでMacBookを開いて作業をする人はいます。けれど中国ではテーブル一杯にキーボードやマウスを広げ、飲み物が空っぽになった後も自分のオフィスと言わんばかりに延々とゲームを楽しんでいます。

こういう場面に出くわす度、飲み終えたならそこの席が無くて困っている親子連れに譲ってあげなさいよ……なんて思っちゃいます。

バイク便でスープを配送

今日は土曜日ですが休日出勤。お昼になり、久しぶりに日本のラーメンが食べたくなって「一風堂」のデリバリーを注文しました。北京にも「一風堂」があるのです。

麺がのびないようスープは別に梱包されていて、手元に届いてから自分で麺と具材の入った容器にスープを注ぎます。で、発熱材が一緒に梱包されているので、これを使って温めます。以前も何度か注文したことがあり、スープを入れようとすると……スープが入っていない~~!!お腹がぺこぺこだったので、このまま食べてしまおうかという考えが頭をよぎりましたが……いや、ラーメンはさすがにスープがないと食べられません。

こんなこと中国でデリバリーを利用するようになって初めてです。店に電話をすると丁重に謝罪があり、スープを届けてくれるとのこと。店員さんにデリバリーの受付番号、私の携帯電話の番号と会社の住所を伝えました。

しかし、どうやって届けてくれるんでしょう?このスープの入っていないラーメンを届けてくれたのは日本で言うウーバーみたいな出前サービスのお兄ちゃんです。彼がもう一度店舗に戻るんでしょうか。それとも「一風堂」の店員さんがバイクや自転車に乗って届けに来てくれるんでしょうか。

しばらくすると私のスマートフォンにSMSが届き、“闪送”が私宛にお届け物を配送していると通知が来ました。“闪送”というのはバイク便みたいなサービスで、同じ都市であれば60分以内に荷物を配送してくれるサービスです。

届いたSMSのリンクをクリックするとこうした画面が立ち上がり、配達員がどのあたりを走っているか見ることができます。フードデリバリーではおなじみのサービスですが、バイク便でもこうして見られると便利ですね。

20分くらいで届きました。袋の中にはスープと発熱材、そしてコカコーラの缶。コーラは注文していないですけど、おそらく店舗からのお詫びの品ということなんでしょうね。

しかし日本でこれだけのことをしたら、一体どのくらいの料金がかかってしまうでしょう。そもそも日本のウーバーイーツは料金がお高いですもんね。で、スープを入れるのを忘れたから、バイク便を使って追加で届ける。一体合計でいくらかかっているラーメンなのか!と思っちゃいます。どれもこれも人件費の安い中国だからこそできる技ですね。

正露丸

最近ずっとお腹の調子が悪いです。

私が留学していた数十年前には日本人が中国に行くと「3日目、3週間目、3か月目」と、3の付くタイミングでお腹を壊すなんて言いました。ただ私は胃腸は強いのか、幸い北京に来てから目立ってお腹を壊したことはありませんでした。なのにここ数日間ずっとお腹の調子が悪いのです。トイレも近いし、どうしたっていうんでしょう。

お腹の調子が悪いときは「正露丸」に限ります。

ちなみに「正露丸」はもともと「征露丸」と書いたそうです。日露戦争の際、現地の劣悪な環境の中で兵士たちが感染症にかからないよう持たされた薬で、ロシアを征伐する!という意味を込めて「征露丸」と命名されたそうです。

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